今年もおとはすはやっぱりかわいかったな #十束おとは生誕祭2024
2024年8月12日、「十束おとは 生誕記念ファンミーティング Vol.2」に参加しました。
十束おとはさん(以下、おとはす)は2022年11月にアイドルグループ「フィロソフィーのダンス」を卒業、
現在はタレント業やコラムの執筆業などの出役を続けながら、
キャリアコンサルタントとしてのお仕事もされています。
個人活動としては各種SNS更新の他に、
不定期ながら週1,2回程度のペースで雑談やゲーム実況をする配信も行っています。古のインターネットミームから最新の期間限定メニュー情報まで、あらゆる話題の集まる雑談は、安定した楽しさを誇っています。
直近数ヶ月でおとはすがゲスト出演するイベントはいくつかあったものの、
今回のファンミーティングは8月9日にお誕生日を迎えた、おとはすのおとはすによるおとはすのためのイベントでした。
そこには私が感じているおとはすの魅力が端々に詰まっていたので、覚え書きを残しておきます。
満足度カンストの物販
物販メニューは事前撮影済のランダムチェキ。
昨年の生誕イベントでも販売されその際は1枚800円でしたが、今回からチェキフィルムの価格高騰等により1000円に値上がりしました。
他の現場でも総じてチェキは値上がりしているので甘んじて受け入れる所存でしたが、
+200円になった分、おとはすはラクガキやデコレーションの入ったチェキを大幅に増やしてくれました。
そのうえ1人1回5枚までの購入制限をかけての販売だったけれど、
先行物販に並んだ人、どころか開場してからしばらく経っても在庫があり、
欲しいひとは欲しい枚数だけ無理なく手に入れることが可能でした。
結果的に開演時刻前に完売したところも含め、在庫管理は完璧だったといえます。
今はフリーランスのおとはすが、質量共に潤沢なチェキを用意するために、独りで莫大なコストをかけてくれたことは想像に難くないです。
しかし自分も現場に行ったりグッズを積んでいたりしたオタクだからこそ、
オタクが喜ぶことが分かっていて、費用対効果も考えながら、それを実行に移してくれたことには頭が上がりません。
おかげで昨年は目の前で枯れてしまったランダムチェキが、今年は満足いく量を手に入れることができました。
衰え知らずのアイドル的パフォーマンス
開演時刻、まさかの歌いながらのおとはす登場。
しかも曲はニコニコ動画で一世を風靡した美少女PCゲーム(婉曲表現)の主題歌。
わたしの愛した萌え萌えキュンな歌声はアイドル卒業から1年半以上経った今も健在で、ニヤニヤは少しもおさめられませんでした。
始まりのご挨拶を挟んで、もう2曲披露。
どちらもおとはすの歌声が持つアイドル性や表現力が存分に発揮されていました。
合法的に\おとはー!/コールをする機会をオタクたちに与えてくれてありがとう。
個人的にはくちづけキボンヌのカバーを聞いて、かつてでんぱ組.incの現場に足繁く通っていた頃の記憶を、ノスタルジックに呼び起こされたりもしました。
高いコミュ力、話題の幅広さ、ユーモア
後半のコーナーは黒歴史お焚き上げ会。
黒歴史お焚き上げ会とな、オタクから事前募集した黒歴史エピソードを読み上げた後、お玉でフライパンを打ち鳴らしてその黒歴史を成仏するという、
かつてグループ所属時代にもソロイベントで開催したことのある珍妙な儀式。
寄せられた数々の黒歴史に対し、時に共感を示したり、時にツッコミをいれたりして、おとはすは会場を大いに沸かせてくれました。
会場に向かう電車の中で慌てて投稿したわたしの黒歴史も、ラッキーなことにお焚き上げていただけました。
慌てすぎてニックネームの記入欄を見逃していたことで、深刻な匿名扱いされたけど。何の心配もいらないやつです。
会場を沸かせたといえば、おとはすの飲食ありイベントでは恒例の、イカれたユニークなメニュー名のスペシャルメニューは今回も健在。
自称食いしん坊・茶色い食べ物大好きなおとはすらしく、質量ともにボリュームたっぷりのフード・ドリンクに溢れていました。
早々に品切れになったシフォンケーキも、会場スタッフさんのご尽力により再販され、無事全メニュー美味しく頂戴いたしました。
オタクへの親愛とその体現
黒歴史をお焚き上げた後は、時間の許す限り参加者からの質問を受けながらのトークコーナー。
前半の歌唱コーナーから引き続き、このときおとはすは壇上から降りて、キャパシティの限界まで「オタクがぎっしり並んでいる」(登場時のおとはすの発言より引用)会場の狭い通路を縦横無尽に練り歩きながら、後方や端に座る参加者まで全員と目を合わせコミュニケーションを取ろうとしてくれていました。
昔からのオタクの変化に驚いたり、硬軟入り混じる質問に答えたりするおとはす。
大きくてまんまるなその瞳は、オタク一人一人への興味や好奇心と愛情に満ちて、キラキラ輝いていました。
生でおとはすを見る度、写真や映像より遥かに目が大きくて、毎回新鮮に驚いてしまう。あんなに目デカ加工のいらない人間いるのか。
この振る舞いが既に満点のファンサービスなのですが、
なかでも凄まじかったのが、今日の装いのポイントはどこですか?という質問をされた時。
おとはすの後頭部には白いリボンのバレッタがついていたのですが、
「今日用にネットで買ったけど、安いやつだからあげちゃうね」
と言って、何の躊躇いもなくそのリボンを自分の髪から外し、
質問をした女の子に差し出したのです。
こんな簡単に自分が今身に付けているものを差し出す美女、他にいる????
この行為には、私物をあげたところで悪用はしないだろうという質問者へはもちろん、
受け取った彼女を叩くようなことはしないだろうというその他ファン全員への、おとはすの信頼と愛情が詰まっていました(当然その後何のトラブルも起きなかった)。
確かに自分もおとはすからの突然の施しが羨ましくはあったものの、おとはすの大胆さと愛情深さへの驚きと感動が勝りました。
おとはすに今後もこういうことをしてもいいと思ってもらえる善良なオタクで、ワイはありたい。
本編終了後のチェキ撮影会でも、当然オタクへのコミュ力と愛情は大盤振る舞いでした。
一人あたり10秒前後の僅かな時間でも、普段からオタクのSNSを見ていないと分からないような近況の話を振ったり、
月に何度も接触イベントのあったアイドル現役時代のような距離感で話したりと、
長時間に渡っても一切疲れを見せず、一人一人を笑顔で見送ってくれました。
ベスト・おとはす・フォーエバー
おとはすがアイドル稼業を全うした2年前の11月、
真っ白な魔法少女のような衣装でステージを降りる姿はあまりにも完璧で美しくて、
その日以降もうおとはすとリアルで会えることはないのだろうと呆然もしていました。
けれどおとはすはすぐ、表舞台に立つ仕事を続ける、SNSも投稿を続けると表明してくれました。
そしてアイドルとは違うフィールドで努力して目標を一つずつ着実に叶えていく姿を、
我々に見せ続けてくれながら、今に至ります。
大変に忙しく充実した日々のなかで、おとはすがずっとオタクを大切にしてくれていること、
「真面目な」仕事との折り合いを付けながら会える機会を作ってくれたことは、
奇跡的でとても幸せなことだと感じます。
おとはすの歌声や表情豊かなパフォーマンスが大好きだったから、
アイドルの姿をもっと見ていたかったという気持ちも否定はできません。
けれどアイドルとしての輝かしさは思い出のなかに綺麗に綴じ込んで、
パラレルキャリアを築く社会人として先達の少ない道を歩くおとはすは生き生きと逞しく、あの頃とはまた違う美しさを纏っています。
アイドル卒業以降もファンが増えているという事実には納得感しかありません。
そんなおとはすを今でも推し続けられることは、わたしのオタク人生の誇りであり、
これからも許される限りおとはす推しのオタクでいたい。
そしてオタクたちの人生を見守り続けたいと常々言っているおとはすに、
立派でなくとも恥のない程度に自分の人生も歩んでいきたいと思えた生誕ファンミーティングでした。
今回はチケットが大争奪戦で、泣く泣く参加を諦めた古くからのおとはすオタクもたくさん見受けられたので、
またいつかこういった場があればとても嬉しいです。
改めて、素敵なファンミーティングをありがとうございました。
おとはすの一年がよりいっそう充実したものでありますよう、心から応援しております。
可愛くて、優しくて、真面目で、面白くて、聡明なおとはすが大好きです!!!!!
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