「退屈」

書きたいことがあるということはとても幸せなことだと思う。
強い怒りや、悲しみ、喜び、憎しみ、伝えたいと思うほどの感情が自分の   中にあることは実に面白い。
色をなくした心ほどつまらないことはない。
波風立たない暮らしなど私は望まない。
それは、これからもそうでありたい。
私は、「まだ若いから」という言葉は嫌いだ。それは年を言い訳にした逃げと自己防衛の言語化に過ぎない。
そしてそんなことを言う大人になりたくない。
傍から見たらもう大人なのかもしれないけど、私はまだ大人じゃない。
どうしても大人と称さなければならないなら、大人になりたくない大人でいたい。
そもそも大人という定義も年齢でくくり分けたただの名称にしかすぎず、望んで得た称でないにも関わらず、それに見合うふるまいをしないと世間では変人という枠に入れられる。
何でもかんでも呼び方や位やグループに分けたがる癖は何とかならないものなのか。
そんな枠に囚われなければ生きられないくらいなら私は変人でいい。
むしろ気が楽だ。

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