らくだ、馬の背に挑む
昨年鳥取砂丘を初めて見た時、正直ちょっとした砂浜くらいにしか思ってなかったのでそのスケールのデカさに驚きました。
1番驚いたのは『馬の背』と呼ばれる場所の勾配!
47メートルの高さを誇る砂の丘を登る人たちがとても小さく、そして表現は失礼だけど壁にへばり付く虫の様に見えました。
あそこって人間が登れるの⁈
登ってみたい!
その日は大切な用事の隙間時間に訪れ、馬の背の近くさえも行けない格好でしたので次こそは‥と楽しみにしておりました。
そしてそして遂に昨日、行ってきたー!
お天気も曇りで丁度よく、言われた通り運動靴ではなくぺったんこサンダルを持参し、足を洗ったあと拭く用のタオルも準備して、意気揚々と砂地へと歩を進めました。
手のひらで掬う砂丘の砂は、まるで水を掬ったかのように指の隙間からサラサラサラとこぼれ落ちていきます。その感触はとても心地良く、何回でも何回でも繰り返せそうなほど。
実は私の持参したサンダル、ぺったんこなのは靴底だけの健康サンダルだったので(明らかなミスチョイス)この時点で既に足裏のツボを押しまくっておりました。
砂の感触に魅せられたので躊躇なく裸足になり、ズッポズッポと爪先を砂に差し込み、一層下の冷んやりした砂の温度も感じながら、馬の背下のオアシスまでの緩やかな下り坂を楽しみました。
オアシス近くは水分が多いからだと思いますが、砂が固くなっていて岩があるのかと思いました。
そして真下から見上げる馬の背〜!
高い‥若干体力に不安を抱きながらいざ!!
ななな、なんと⁈
勾配が急すぎて歩幅があからさまに狭くなり、全然進まない!
サンダルを手で履き四つん這いになり、無様なラクダと化しましたが登れました!
娘「馬の頭はどっち?」
たしかに。
娘婿「知らん」
私「じゃあ馬の尻尾はどっち?」
娘婿「笑」
犬が西向きゃ尾は東。
そこはツッコむところでしょーが!
まだまだ優しさが初々しい義息子クンです😊
大きな大きな馬の背中から見る日本海は、白波すら立っていない穏やかなものでした。
ここでもまたしばらく無言で砂を掬っては落とす3人組。コレが本当に癒されるんですよねぇ。
戻りの断崖下り、私は怖さより楽しさが勝っていたけど娘はへっぴり腰でした笑
帰り際、鳥取砂丘ビジターセンターに寄り、智頭杉で作った砂丘にちなんだ焼印入りのマグネットをガシャポンでGET。
わたしが引き当てたのはヒバリ。
かわいらしい鳴き声を響かせながら砂丘を飛んでいるそうです。
そして、今日連れ出してくれた娘夫婦へ砂丘プリンをお土産に‥もちろん自分用も。
砂丘の前に『大江の郷自然牧場』でパンケーキをご馳走になった話はまた今度‥❣️
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