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POOLO9ヶ月間の学びとこれから

なんでこんな時に

 やばい。只今の時刻は9月30日金曜日の21時55分。地元の名古屋に向かう新幹線の中でこれを書いている。何がやばいのかというと、そう、この卒論が全くもって完成していないのだ。たった今手を付け始めた。
正直言って今日の23時59分の提出は無理だろう。無論最初から間に合わす気持ちはない。
確かPOOLO1期の時の卒論は23時59分ちょうどに出した記憶がある。自分でもえらいと思う。
ところでなぜ締め切りというやつはいつも23時59分なのだろう。確認者が0時になった瞬間確認するかというとそれはない。大体が翌朝10時くらいに確認するはずだ。いや、その日の夕方確認している場合だってある。そう考えると少なくても締め切りは23時59分を守る必要はなくて、ぶっちゃけ翌朝9時くらいに提出しても確認する方も困らないだろう。
もっと言うとなぜ人は締め切りに合わして動く必要があるのか?むしろ締め切りが自分に合わせろとくらいに思っている。
そんなこんな書いてるうちにもう430字くらい書いている。
新幹線は静岡駅を通過するあたりだ。ジブリの作業用BGMを聴きながら、爆速でこれを書いている。
正直自分の好きな音楽や趣味のことは永遠に書ける気がするが、卒論だと話は違う。特に振り返りというやつは大嫌いだ。
実はPOOLOの振り返りだけでなく仕事の方の振り返りもこの週末終わらせなくてはいけない。社会人ならわかると思うが9月30日は思いっきり期末だ。仕事が普通忙しくなる時期なのである。今日も一旦仕事を投げ出したのに緊急対応の仕事の連絡が新幹線に乗る前に入り、そのおかげで危うく新幹線に乗り遅れるところだった。モスバーガーで買った月見フォカッチャを口にかけこむ余裕はあったが。
まあ要するにこんな時期に期限を設定してくれるなよということなのだが、どう考えても逆算して書いてなかった自分が悪いので今からちゃんと書こうと思う。どうせみんな超長文でめちゃくちゃ泣けることを書いているのだからそんなことを書けない自分は前書きに文句を垂れ流すことで個性を出そうと思う。

さて、そんなこんなでちゃんと振り返りはしようと思う。
何から振り返ろうか。
とりあえず入った動機を書き連ねてみるか。

POOLOに参加した理由

自分は一言で言うと、前回が楽しかったから再度参加した。
もちろん最初の自己紹介スライドやこれまで人に説明してきたものも理由の一部ではあるけど本質的ではない。講義は前回の時に聞いていたし、年齢もPOOLO3期の中では比較的高いので、たぶんここで学ぶ内容はどこかで目聞きしたことある内容が多いだろうからとそこまでの興味は当初なかった。

一応ちゃんとした表向きの理由(表向きの中にも表と裏テーマがある。ややこしい。)に触れておく。

  • (表)旅界隈に携わっていたい

  • (表)価値観のアップデートしたい

  • (裏)どんな組織になってくのだろう

旅界隈に携わっていたい

旅界隈に携わっていたい。これはどういうことか。
自分は新卒で旅行代理店に入った。大学の時に曲がりなりにも世界一周を経験していたし、仕事も旅行系だったからもうずっと旅には触れていた。しかしこれは間違いなくPOOLO1期とコロナの影響なのだが、3期に入る半年前に全く違う業界職種に転職した。1期のときに多様な働き方をするPOOLO生たちと出会い、世界が広がったからだ。今の自分の仕事は暗号資産取引所でマーケティングという仕事をやっているが、ぶっちゃけ1期のときはマーケティングが何かすらよくわかっていなかった。自分は一応大学で経営学部だったのだがお恥ずかしい限り。。
話が大きく飛んでしまったが、転職自体は良かったのだけど旅とは無縁の世界に来てしまった。転職の際、否応でも自分のキャリアについて考えるのだが、次のキャリアでは観光×暗号資産×マーケティングをしたいと考えている。なんのこっちゃという感じだと思うがまあ読み流してほしい。そのキャリアを模索していきたいと思う中でで観光や旅行、旅というワードが自分の中で抜け落ちてしまうのが嫌だった。POOLOないしTABIPOは旅界隈の中心にいるので何かしら旅に触れるのであればPOOLOはもってこいの選択肢だったというわけだ。

人吉スタツアにて。


価値観のアップデート

これは間違いなく言えることなのだが、POOLOの良さは年齢関係なくフラットに発言できる心理的安全性が担保されてることだ。無論その安全性はみんなで作り上げており、良い状態でそれが循環している。
人間、歳を取るとどんどん考えが狭まっていく。固執しやすくなるというか、視野が狭くなるというか、ある程度自分の中に鉄板のものが生まれ、新しいものを吸収しなくなる。それも一つの幸せかもしれないが自分はそれが嫌だった。自ら人生の幅を狭めている気がしてならないのだ。
それこそニューノーマルトラベルや豊かさは自分にとっては新しい価値観だった。そういった考えがあることを知り、自分もそれを採用するかしないか(共感するかしないか)を考えることができる。そしてこういった価値観は若ければ若いほど最先端のものをいってたり体現してたりする。
POOLOはそんな時代のトレンドをいち早くキャッチして自分に落とし込める人がすごく多いように感じている。そんなみんなとコミュニケーションを取れることは自分自身の価値観のアップデートになり、生き方の選択肢が増え、より人生を豊かにするものだと思っている。実際に転職できたのも働き方の価値観を吸収し、それを採用しようと思ったからだ。

みんな年齢も性別もバックグラウンドも様々だ。絵は山口画伯作。


どんな組織になっていくのだろう

もう一つ。これはかなりややこしい説明になりそうなので、読み飛ばして構わない。
これは当初の理由というよりは自分が関連することを仕事について勉強する中で思った理由というか学びだ。
最近よくDAOという言葉を聞く人も多いだろう。POOLOの講義の中でも2,3回出てきてる気がする。意味は自分で調べてほしい。直訳すると自律分散型組織となる。株式会社と対比されることが多い。
似たような言葉でティール組織がある。POOLO1期では「ティール組織」という本が課題図書になっており、半強制的に購入させられた覚えがある。めちゃくちゃ分厚い本でめちゃくちゃ高い本だ。正直50ページもいかず読むのをやめた。
めちゃくちゃ要約するとみんな組織の中で上下を作らずフラットに頑張りましょうねという感じだ。
POOLO1期のときはそれをPOOLOでは目指しているとしみなおさんが熱く語っていた覚えがある。
確かにPOOLO3期でもティールみを感じる組織だった。運営やコミュマネはいるものの企画の発案者はいつだってメンバーだ。メンバー主導で組織が作られていく。何か全体の方針があってそれに従うわけではない。
さて、話をDAOに戻そう。
DAOはトークンという強烈なインセンティブがある。組織に対して貢献した人に対して貢献した分だけトークンが渡されるのだ。そしてそのトークンは暗号資産の取引所でドルや円といった法定通貨と交換することができる。
これをPOOLOに置き換えてみよう。POOLOトークン(以下POT)が頑張った人に対して付与されるトークンだ。例えばSlack上でスタンプを押すたびに1POTがもらえる。企画をするごとに100POTもらえる。といった具合だ。
何かPOOLO全体の方針を決めるときはそのPOTの保有量に応じて投票の1票の重さを変える。もし仮にPOTが貢献度に応じてちゃんと分配されるという前提に立つのであればこれほど公平なものはないだろう(現実的には色々な課題が残る)
貢献すればするほどお金がもらえるのだからどんどん組織に貢献しようとする。その循環で組織が成長していくのがDAOだ。
しかし結論、自分はPOOLOに入り、POOLOが現在作っている組織作りこそが模倣されるべきでDAOでは難しいと結論付けた。なぜならPOOLOはそういった金銭的インセンティブが働かなくてもみな他者のために動くからだ。ほっといても誰かが誰かのために何かしようとする。その間に基本的には金銭的なやり取りはない。これは本当にすごい。
じゃあなんでこんなことが起こっているのかというと、たぶん講義を通してなのだろうか、それとも元々その人に特性が備わっていてたまたまそういう人が多く集まっただけなのか、ちゃんと他者貢献が自分の幸せにつながり、豊かさにつながるものだとわかっている。
世間的にはDAOにいずれ移行するといわれている?が自分はPOOLOにいたからこそ、こっちの方が組織としてのあるべき理想の形なのではないかと気付けたのが裏テーマの大きな収穫だった。

富士山登山にて。登山部運営メンバーのGive精神がすごかった。


どんなことに気づいたか

POOLOの性格、価値観の不一致

ここまでPOOLOを称賛してる感じ出してますが、自分はPOOLO全体が持っている価値観、性格と合わないなと感じたことが結構あるので、全てポジティブだとは思っていません。合うところもめちゃ多いですが・・!
ってことで次はPOOLOに対する性格、価値観の違いについて書きます。
おお、いつの間にか3000字超えている。変なことに3000字使ってしまっていて逆に終わる気がしなくなってきた。ちなみに今豊橋駅を通過した。
まあでもこれ書いても7割くらいネガティブなことになりそうだからやめようwこれは気になる人は個別で聞いてください。

んーじゃあ次は何書こうかな。そろそろ腕が痛くなってきた。ここまで全然卒業制作っぽいこと書いてないぞ。いつも思うんだけどPOOLOに無償の愛を注いでる人たち何でそんな時間使えるんだ。みんなすごすぎる。

みんな違ってみんないいと思えるようになった。

たぶんこの9ヶ月間、旅行の企画はかなり多く参加した方なんじゃないかと思う。だいぶ色んな人とあっさい話から深い話までできたと思う。
1on1は結局30人近くやったのかな。報告できなくてごめんよ。
それで話してみて思ったのはみんなそれぞれ光もあれば闇もあるというか、良いところ悪いところ、色んな発見があった。
POOLOメンバーに対して正直え、それどうなの?と思うことはあった。以前は先にその部分をみてしまうと幻滅して距離を置くことが多かったが、POOLO入ってからはあまり気にしなくなった。
誰しも良いところ悪いところがあるということをみんなとの対話を通して再確認できらからだ。心のゆとりができ始めた。

結局自分にとっての豊かさとは何だったのか?

一緒に頑張ることができ一生を共にできるような大切な人たちと過ごす時間。
ただし、それだけでは豊かとは言えなくて、自分にもゆとりある状態じゃないといけない思った。振り返るとPOOLOの課題やチームでのタスクやら何だかんだ自分の仕事との兼ね合いもあり追い込まれることが多かった。時間に余裕は常になく、正直そこまで豊かさを感じたわけではない。
しかし自分にとっての豊かさの正体はぼんやりとだがわかった。おそらく次のステップとしてはそのゆとりある状態を作るということだと思う。時間は有限だし、人生は極端に短い。100年とか足りなすぎる。この世界は何十億年と存在しているのに。
人生を実りあるもの、ゆとりあるものにしていくために改めて「捨てる勇気」を自分は持ちたいと思う。トレードオフを意識して、全部やろうとしない。
この9ヶ月思ってたのは、あらゆる通知が多すぎること。レスポンスしなくてはいけないことが多すぎる(ほとんどが仕事)。
あるとき通知を半日丸々切ってたらすごく心理的な負担が軽減されたので、自分の時間や心にゆとりを持つためにこれからも「捨てる」という概念は大切にしたいと思う。
捨てるといってもPOOLOを捨てる予定はないので、そこは安心してください。
とりあえず自分のゆとりを作らねばということで通知やデバイスから解放されるデジタルデトックスに近いうちに挑戦しようと思います。誤解ないように言っておくと通知が全部嫌なわけではないです。ほぼ仕事です。なので全然普段通りSNS上で連絡ください。POOLOは大丈夫です笑

最後に

何を伝えようかな。
9ヶ月間ありがとうございました!
こんな毎週同じメンバーで旅行行って、毎日オンラインで顔合わせてみたいなこと、普通ないのでとんでもなく濃い関係を築けたかなと思ってます。
卒業しても変わらず仲良くしてください!

とりあえずうまい飯食べてうちでマリパしましょう。一回学びとか豊かさとかやめて頭悪いことしましょ?


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