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麻薬組織が支配する街に行ってきた そこで見た驚愕の事実

割引あり

中南米の首都は、たいていどこも治安が悪い。
中でも某国首都は、ボクら外国人ボランティア活動家の間で「魔界都市」と言われているほどのヤバさだ。

バス強盗は、なんと1日あたり300件から500件発生している。
道を歩いていても、いきなり銃突きつけられスマホや金を奪われる。
抵抗したら、すぐ撃たれて終わりだ。
なので、日本大使館からは、
「強盗に遭ったら相手の顔は見ず、手も動かさずそのままでいて、財布のありかを言うように。
お金が少ないとキレられて暴行されるから、常に財布には1,500円くらいは入れておくように。」
と、現実的なアドバイスのメールが在留邦人に届く。

警察しっかりしてくれ、と思うが、
警官は年間200人以上殺される。
犯人と闘って銃撃されたり、犯罪組織に恨まれて暗殺されたりするのだ。

そして、普通の人も防犯に銃を持っているから、泥棒も返り討ちに遭う。
少し前、その都市に住む初老の、とても温厚な女性と会った。
彼女の息子はグレて泥棒になった。
地域の家々に侵入しては盗みを繰り返していて、近所の人は皆そいつが泥棒だと知っていた。でも、怖いから何もしないし、警察にも言わない。

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