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何も考えたくないときに見れるコメディアクション【映画評】セントラル・インテリジェンス

 ブログ【映画評】3本目は『セントラル・インテリジェンス』です。
コメディ部門で評価そこそこ、しかし気になる役者コンビだったので見ました。結構面白く、所々ゲラゲラ笑えます。シニカルな笑いもあります。
何も難しく考えずに見れる娯楽映画です。
ドウェイン・ジョンソン好きなら見て損はないかと。
アクション映画が好きな方でも楽しめる映画だと思います。
 公式HPが無いようですので映画.comのリンクを貼ります。

作品情報

タイトル:セントラル・インテリジェンス
原題:Central Intelligence
出演:ドゥエイン・ジョンソン/ケヴィン・ハート/エイミー・ライアン/ アーロン・ポール/ジェイソン・ベイトマン/ダニエル・ニコレット/ライアン・ハンセン
製作年度:2016年
上映時間:107分
製作国:アメリカ
ジャンル:アクション・コメディ
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
製作:スコット・ステューバー/ピーター・プリンシパト/ポール・ヤング/マイケル・フォトレル
脚本:ローソン・マーシャル・サーバー
音楽:セオドア・シャピロ/ルドウィグ・ゴランソン
撮影:バリー・ピーターソン(英語版)
編集:マイク・セール/ブライアン・オールズロバート・レイトン

あらすじ

 高校時代はスーパースターだったが、今はしがない中年会計士のカルヴィン(ケヴィン・ハート)のもとに、当時おデブでいじめられっ子だったボブ(ドウェイン・ジョンソン)から20年ぶりに会いたいと連絡が入る。カルヴィンが渋々会いに行くと、ボブはマッチョな肉体へと変貌を遂げていた。ボブは実はCIAで、濡れ衣を着せられ組織から追われる身となったため、カルヴィンに助けてほしいと言う。カルヴィンは疑心暗鬼のまま、ボブと一緒に逃げるはめに……。

解説

 「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソン主演のアクションコメディ。高校時代はスーパースターだったが今はしがない会計士のカルヴィンは、当時いじめられっ子で今はマッチョなCIAのボブと再会。組織から追われるボブに助けを求められる。出演は、「ペット」のケヴィン・ハート、「ブリッジ・オブ・スパイ」のエイミー・ライアン、ドラマ『ブレイキング・バッド』のアーロン・ポール、「モンスター上司」のジェイソン・ベイトマン。監督は、「なんちゃって家族」のローソン・マーシャル・サーバー。

感想:ドウェイン・ジョンソンによるドウェイン・ジョンソンのための映画

 タイトルにも書きましたが何も考えずに楽しく見れる映画です。残虐なシーンもほとんどないですので家族で見れる映画だと思います。少し下ネタもあるので小さなお子さんとだと不向きかもしれません。

 主演はドウェイン・ジョンソン。あのWWE(アメリカのプロレス団体、大統領就任前のドナルド・トランプも出演したこともある。日本では中邑選手とかが有名)のスーパースターです。
アクションシーンが多く、またドウェイン・ジョンソンのセクシーさが際立つシーンなども多いです。

 コンビを組むのはケヴィン・ハートです。ドウェイン・ジョンソンとは『ジュマンジ』などでも共演したことがある俳優です。
 2016年にドウェイン・ジョンソンは「世界で最も稼いだ俳優2016」(米フォーブス誌)に選ばれ、ケヴィン・ハートは「世界で最も稼いだコメディアン2016」(米フォーブス誌)に選ばれております。映画公開が2016年ですので調度2人が波に乗っているときの映画だったのではないかと思います。

 サブスクリプションでも見れますし、レンタルビデオ屋さんでもDVD、Blu-rayともにあるようなのですぐに見ることができるかと思います。

 最初の高校の時のシーン、ドウェイン・ジョンソン演じるボブ・ストーン / ロビー・ウィアディクトの高校時代、よく似ている役者さんを連れてきているなと思いましたが、それもそのはず。顔だけドウェイン・ジョンソンの顔で体形や髪形などは別の役者(シオーネ・ケレピ)さんでした。

ケヴィン・ハート演じるカルヴィン・ジョイナーは高校時代のあだ名がゴールデン・ジェットというあだ名で文武両道のスーパースター。先生からも学生たちからも愛されるスーパースターでした。しかし、大人になりそれなりの現実で生きる中年男性となっています。

 きっと、誰もが輝く青春時代を生きていて、しかし大人になるにつれて多くの人間と同じように普通の人生を生きる。カルヴィン・ジョイナーも私たち普通の人間と同じような人生を歩んできたと思います。
きっと刺激なく生きている30~40代が見ると一種のカタルシスを得ることができる映画だと思います。

 ストーリーはご都合主義なところもありますし、突っ込み所も多々あります。しかし、主演二人の掛け合いがそれを気にさせません。
また、アクションシーンは迫力があります。

 ちょっと疲れているときに、時間が余っているときに、思考力が無い時に、リラックスしたいときに見れる映画だと思います。

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