混沌とした中で

具合を悪くしています。最近知ったことですが、聴覚障害を持つ方のうつ罹患率が高いのだそうです。

原因は様々でしょうけれど、一つは『コミュニケーション不全』だろうな、と想像します。親しくなりたい気持ちを持っていても、聴こえていないから、筆談が面倒だから、手話が出来ない・知らないからなどで、関わることをシャットアウトされがちなのです。それ以前に、補聴器を使っている私に向かって「障害者と関わるなんて気持ち悪い」という人も存在しました。気持ち悪いと言われる理由は、未だに分かりませんが…

かといって、同じ障害を持つもの同士仲良く出来るかと問われれば、それは人間同士だから難しい面もある。相性の良し悪しに、障害は関係ないと言えると思います。

何よりも、健常者から見下されてしまう訳の分からなさは、とても苦しいものがあります。ハラスメントとは切っても切れないものを感じます。

例え、身体に刃や武器を向けられなくても、言葉や態度で心を潰されています。その場の空気を読んでしまう癖が働いて、面白くもないのに笑ったり、顔色が極力変わらないように努めたりする水面下では、大量に流れた自分の血の中で私という内面が倒れて瀕死の状態になっています。

【障害者差別禁止法】が施行されて随分経ちましたが、それでも障害者がいると空気は悪くなりますか?独自の【優性法】を働かせて、除外したいですか?

これらを私に突き付けています。

私は自分の障害を受容出来ないのです。必要とされていないのを感じながら、生きる意味が見出だせません。

もしかしたら、生きる場所を変えることが出来たら、悲観的に生きずに済むのかな…

ダイバーシティな社会で、自分のままでやりたいことをしながら生活されている方に、お会いしてみたいです。

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