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アルバムで聴く
更新するのは約一ヶ月ぶり
ひさしぶりな今回は、Twitterのような唐突な書き出しで始まる
アルバム「オペラ座の夜」を最初から聴き、Good companyが終わってBohemian Rhapsodyが始まったとき、なぜか鳥肌が立った。あの曲順と間合いに、よい意味での異質さとゾクっとした空気を感じた。アルバムを通さず、Bohemian Rhapsodyだけを聴いていたときとは違う体験であった
アルバムを通して聴くと、いつも聴いていた名曲がまた違った表情に変化する
....と、当たり前なことをあえて書くのは近年、私が音楽をアルバムで聴かなくなっていたからだ。シングルカットされていなくても聴きたい音楽は一曲ずつ買えて、自分だけのプレイリストを作る時代。さらにシャッフル機能や「あなたにおすすめ」で選ばれた音楽をランダムに聴ける。それはそれで便利だし、思いがけない名曲との出会いもある。そういえば最近、「プレイリスト」はよく聞くけど「好きなアルバム」「名盤」という言葉は聞かなくなった。自分も言わなくなった
音楽との付き合い方はそんなふうに変化した。そんななか、音楽をアルバムで聴くよさを思い出させてくれたのはQueenだった。アルバムは作り手の意志が反映されるもの。一方で「あなたにおすすめ」は聴き手のデータが反映されて選ばれる機能。せっかくここまでQueenに夢中になれたのだから、どうせならアルバムで、曲順や間合いも含めて楽しみたいと思うようになった
ここまで書いてもう一度、オペラ座の夜を聴く。軽妙さと虚無的な雰囲気が同居するGood companyの次にBohemian Rhapsodyが始まる。そしてGod Save The Queenでアルバムはクライマックスを迎える。Queenが持つ複雑で唯一無二の魅力が、あの順番に端的に表れている気がしてならない
🔻最後に。描いた絵が少し溜まってきたのでまた貼っておきます🔻
昨日描いた。ジョン氏と秋散歩してきました pic.twitter.com/OQotrk24jL
— Deacy_amp (@deacy_amp) October 3, 2020
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