Bitcoinが100万円を突破して考えたこと
株式投資 Day8
ゴールドラッシュにて稼いだ人々の話はご存じでしょうか。私はこの話を聞いた時から群れに入ることを辞めて、常にこの視点をおくようにしています。
1849年、アメリカのカリフォルニア州のサクラメントは金を掘りに行く人々で溢り返っていました。アメリカンドリームを叶えようと世界中から一攫千金を夢見て砂金堀りにきてた頃、「金探し」ではなく、「金探しにくる人に対して商売」をしていた人たちがいます。
採掘用のシャベルとバケツを売ったサムエル・ブラナン、送金・輸送・郵便のサービスを開始したウエルズとファーゴ、ドイツ移民の子で、雑貨商を営んでいたリーバイ・ストラウスです。
ストラウス氏は、日用品、食料品、を扱っていたのですが、その中で一番売れたのはドライフルーツ、ドライフーズだったと言っています。ストラウス氏がその次に考えたのが採掘者たち用の丈夫なズボン(今のジーンズ)を売ることでした。そうです。あのリーバイスのジーンズです。
この4人は、ゴールドラッシュのときに実は1番儲けていた。という話はよく知られている話です。
この商売の視点をビットコインの市場におきかえるとどうでしょうか。
リーバイスのジーンズの役割を担うのは、1つ挙げるとしたらビットコインを採掘するシステムでしょう。実際、ビットコインのマイニングボードやグラフィックボートを販売するメーカーはビットコインの市場変動に合わせて需要が急騰しているようです。
ビットコインのハードウェアの全リストです。(2017年) https://www.bitcoinmining.com/bitcoin-mining-hardware/
ビットコインの採掘には、グラフィックボードやチップが必要で供給が間に合わない状態が続いていますが、日本ではGMOインターネットがメーカーと共同開発して、オリジナルの製品の開発を進めています。 個人でも採掘できるように、レンタル料を払うことでマイニングセンターの計算リソースの一部を借りられる「クラウドマイニング」も始めるようです。クラウドマイニングに関しては、海外でサイトがいくつかありますね。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1709/14/news068.html
ビットコインの熱が増す一方で、ビットコインの採掘、運用をせずに金山を掘り当てるのは誰なのでしょうか。私は、メーカーに投資することにしました。