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営業と簿記 16/n 仕掛品

読み方は「しかかりひん」ですね。やや簿記の専門的なことばかもしれません。
ざっくりいえば、つくりかけの商品です。まだ、製品になっていないお客様にお渡しできる状態にないものですよという意味です。
 毛糸であれば、商品検査を経て、梱包されるまで製品とはみなしません。
 取引上のお話としては、仕掛まで来たものはキャンセル不可能です。
やや専門的ですが、作ってほしい内容が変わった(仕様変更)とか、やっぱり不要になった(キャンセル)と連絡を頂いてもここまでに掛かった費用はお支払い頂きます。
 お客様あってのお仕事ですので、どのあたりまでお客様に支払いを請求してよいものか、売ることに慣れていない方は判断が難しいことがあると思います。 簿記は仕掛品は立派な費用ですよと教えてくれますので、お客様にこちらの事情をしっかり説明し、費用を請求するとよいです。
 注文書は必ず書面(メール等)で頂くのがよいでしょう。口頭でも、手書きで何時何分に何々様より注文を受けましたと残しておくようにしておきましょう。

ものだとわかりやすいですが、無形のサービスは判断が難しいですね

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