櫻坂46_三期生ライブ 静寂の暴力の演出が好き過ぎた
三期生ライブ東京公演。2日目参戦。最高過ぎた。
今回のライブのLASTSONG、「静寂の暴力」の演出が過去一といっていいくらい好き過ぎた。
今までの静寂の暴力ももちろん好きなのだけれど、いつもモヤっとした思いを抱える瞬間があった。それは曲が始まる前、観客がペンライトを消し始める瞬間。
「あっ、次は静寂の暴力だ…ペンライト消さなきゃ…」そんな心の声が聞こえてくるかのように、みんなざわざわカチャカチャとペンライトを消し始める。
ほんの少しの時間だけれど、その瞬間にフッと冷める…というのは言い過ぎだけど少し現実に引き戻されるというか、そんな感覚になってしまっていた。
今回、曲が始まる前にしーちゃんが舞台上のセットである各部屋の灯りを一つずつ少しずつ消灯していく演出。
1日目に来ていて次の曲を知っていただろう隣の人はその演出が始まった瞬間ペンライトを消していた。
僕も次の曲に勘づいて、しーちゃんが二つ目か三つ目の灯りを消すタイミングで一緒に消した。その後も気付いた人から順に消し始める。
舞台上の灯りが少しずつ消えていくのと同時に観客のペンライトも少しずつ消えていく。どのタイミングで気付いて消しても違和感のないような、消す動作さえも世界観の中に組み込んでくれる演出。
真っ暗闇だけではなく、そこに至るまでの時間さえも心を離さない。そんな演出にあの瞬間も終わった今も感動で心が震えている。
冒頭の演出も好き過ぎた。
メンバーが一人ずつ登場して名前と共に静止画になる。さながらアニメやドラマのオープニングのような一人ひとりをフィーチャーした演出。
そして最後には観客の鳴り止まない拍手を映しながらのエンドロール。
ライブでありながら一つの映画や舞台を見ているような気持ちになった。
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