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2021シティリーグシーズン2ベスト4 【交通安全週間】マッドパーティ

スクールアイドルフェスティバル
みんなの夢を叶える場所

皆さんは、アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」
もう見ましたか?
今この記事を読んでいるあなた。シティリーグで勝つために必要な行動は、情報を集めることでも、環境上位デッキとの練習を繰り返すことでもありません。
方法はただ一つ、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」
全話鑑賞することです。

挨拶が遅れました。初めまして、こういうものを今まで書いたことが無いので、このスタートで合っていたのかわかりません、真広と申します。
ナイトユニゾンで強いデデンネが登場すると友達に誘われ、サンダースGXのスターターデッキを購入してポケカを始めた、都内在住のオタクです。

主な成績として

ナイトユニゾン10箱(デデンネHR1)
タッグオールスターズ40箱(デデンネSR2)
シャイニースターV24箱(デデンネS1)

冗談です。
シティリーグ2021 シーズン1 バトロコ高田馬場 予選9位
シティリーグ2021 シーズン2 秋葉原チェルモ ベスト4

今回noteを書くことになったきっかけは、普段練習に付き合ってもらっているDiscordのグループで、大会前日に僕が口走ったこれ

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というわけで、かすみんこと中須かすみについてお話していこうと思います。(ちゃんとポケカの話もします)
かすみん、デッキ選択理由などについては無料ですが、リスト、立ち回りなどはマッドパーティ使いにとって不利になるような情報も含まれますので、一応有料とさせていただきます。僕と同じように、デデンネが使えるからマッドパーティを使いたい、という方に出来るだけ読んで欲しいです。
有料とはいえ、大した成績でもないため価格は低めです。かすみんとデデンネに免じて、投げ銭感覚で買ってくれたら嬉しいです。

(※追記:パソコンで執筆したため、スマホでは読み辛い部分あります。ご了承ください。)

1.かすみんについて

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これはOPからかわいいかすみんです。
一番最初に言っておきますが僕はアニメしか見ていないにわかオタクです。
なので、浅~い内容を適当に書いていきます。
ラブライブシリーズは初代、サンシャイン両方アニメだけ見ていて
「μ's」では矢澤にこ、「Aqours」ではヨハネ
が一番好きでした。
僕はアニメを少し遅れて見始めた民でしたが、アニメを見る前に、高校からの友達で、ラブライブのオタクをやっている奴と通話してて、

僕「まだアニメ見てないんだけど、見た目でハマりそうな子が、今のところいないんだよね~推し出来るかな」
友「へー、そうなの。あれさ、前のラブライブだと誰好きだったの?」

僕が好きだったにことヨハネですが、なんとなく似ていますよね。
僕がこの2人を好きになった理由である、
・自分の中に確固たる自信や、やりたいこと、夢がはっきりしている
・そのために手を抜かない、絶対に迷わない
・それでも、周りをよく見て考えられる子で、ひとりで突っ走ってしまっても、必ず立ち止まって、味方に手を差し伸べられる
みたいなことを友達につらつら語りました。長文オタクなので。
その時に友が

「お前、かすみんにハマるよ」

持つべきものは、自分の趣味の理解が早い友達ですね。
アニメを見始めてから、かすみんの「かわいい」に対する信念と、友達や仲間のために行動するその優しさに心を打たれ、ハマってしまいました。
ポケカの相談によく乗ってもらっている友達がかすみんのオタクだったこともあり、気付いたらかすみんかすみん言っていましたね。

そもそも、虹ヶ咲すごくないですか?
マネージャーがいる、ラブライブを目指さない、学校が廃校寸前じゃない、と今までのラブライブと毛色が違く、どんな風に話をまとめていくのかなーと思っていたら、それぞれのアイドルをしっかり掘り下げて、アプローチも目標もバラバラで良い、このまま進もう!、と新しいスタイルで、面白いストーリー展開をしてくれました。
最近の作品はこの傾向多いですよね。全肯定ストーリーというか。
てっきり、みんなバチバチやってんのかな、と思っていたので、全員仲良く遊んでいる姿はうれしいですね。
後はやっぱり映像の進化に驚きました。特にライブシーンは、ステージセットや裏の映像もちゃんと作られていて感動です。
今回はかすみんについてのnoteですが、他のキャラクターも魅力的で、鑑賞していると、いつの間にか全員好きになってしまういつものラブライブです。盤外で繰り広げられる心理描写や、作画も丁寧なので、ほんとに皆さんにオススメしますよ。今ならまだ13話に間に合います!

(※追記:最終話見ました。まだ間に合います。あたしたちの虹を咲かせに!)

かすみんが多く登場した回は、
第2話「Cutest♡ガール」第8話「しずく・モノクローム」

実はさっきまで各話の感想をだーーっと書いていたんですが、よく考えたら、見てください!って言ってんのにネタバレするのおかしいな?と気づいたので、感想は辞めておきます。
かすみんがどんなアイドルなのかよく知りたいのなら、2話を見るべし。

かすみんのすごいところは、自分が1番という絶対の自信があって、叶えたい夢もあるのに、いつでも同好会のメンバーを思っていることです。
スクールアイドルをしたいだけなら、1人でも、どこででも出来る。それでも、この場所でやりたいって言えること。
かすみんはメンバーの中でもよく遊ばれたりしていますが、それでも、かすみんがみんなを引っ張って行こうとした行動した時、必ずみんながそのために動いてくれる。
それは、かすみんの気持ちが、自分だけじゃなく、常に同好会のメンバーに向いているからです。
自称・部長ではあるかもしれませんが、実際に代表を1人選ぶなら、9人全員が中須かすみを推薦すると思います。

1番アイドルに真摯であるとも思えますね。かわいいアイドルは応援してくれるファンを元気にする、そしてそのファンが私達には1番大切なんだという考えは、まっすぐでとても素敵です。


「かすみんたちの夢だけ叶えるより、応援してくれるみんなの夢も叶った方が絶対楽しいじゃないですか!」

これを一切の曇りなく、達成できる行動として表明できるのが、かすみんのかすみんたる所以ですね。
ちなみに手作りのパンを先輩にふるまったり、定番の合宿回でスイーツを用意したりと、料理の腕も結構あるみたいです。
部屋もかなり整頓されているし、字も綺麗だし、同好会や外でもきちんと敬語を使用していたりと、育ちが良さそうですね。
あまり勉強は得意ではないようですが……
家族や周りの人に恵まれていなければ、自己肯定感の高い人は生まれないので、こういった細かい描写にもラブライブの熱量が伝わってきます。

はい、かすみんから学ぶことはたくさんありましたね。
まず、かすみんは昔に行われたシングル総選挙という名の人気投票で、なんと1位を獲得しています!

つまり、僕らもかすみんになればシティリーグで1位になれるということです。

それではかすみんがなぜこんなに強いか、確認していきましょう。

かすみんの強さ①かわいさ

かすみんはかわいい、そして1位に輝きました。裏を返せばかわいい=強いということ。この時点で大会で握るデッキは、全ての要素の中でかわいいを1番優先するべきだとわかります。

3神ザシアンはかわいいですか?
ムゲンダイナはかわいいですか?

今あなたの握ろうとしているデッキと向き合ってみましょう。決してこれらのカードが全くかわいくないとは言いません。しかし。10人に聞いたら9人が可愛いと思えるデッキを握ることが大切なのです。
かわいさで相手にマウントを取っていきましょう。

かすみんの強さ②自信

かすみんの力の源、それは自信です。逃げのデッキで3ザシを握ったり、このデッキじゃ勝てないな〜と思いながら大会に挑んだところで良い結果なんて残せませんよ。
自分が選択したデッキ、練習してきたプレイングが、この会場の中で1番!という気概をもって大会に臨むべきです。
戦う前から負けた時の言い訳を考えていても勝利は舞い込んできません。
勝ったら予定通り!優勝して当たり前!
気持ちは強く持っておきましょう。楽しいですしね。

まとめると、自分が愛情を持って調整した、かわいいと思えるようなデッキを使い、圧倒的自信を持って大会に出場すること、これがシティで結果を残すための条件と言えます。

かすみんは、いつも大事なことを教えてくれますね。

虹アニメも来週で最終回。
これを機に皆さんもラブライブを見て、是非かすみんのかわいさを知ってくださいね!かすみんとの約束ですよぉ~

それでは皆さん、お読みいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!





はい、もちろんこれも冗談です。
これから真面目にポケカの話をしましょう。

2.マッドパーティとは

概論

これはマッドパーティについて教えてくれるかすみんです。
この章ではそもそもマッドパーティって何?という話をしていきます。

※今後の文章の中で、デッキタイプ、ワザ名、カード名、全部の呼称に「マッドパーティ」を使っているので、上手いこと頭の中で補完しながら読んでください。上手な差別化が思いつきませんでした……
また、この章以降、略語、通称などを使用します。(小ズガ、3ザシなど)

拡張パック「爆炎ウォーカー」に収録されている、ワザ「マッドパーティ」を持つポケモン達で構成されるデッキです。
「マッドパーティ」はトラッシュにある、ワザ「マッドパーティ」を持つポケモンの数×20ダメージと、条件さえ満たせば少ないエネルギーで最大300点まで出せるロマンのあるワザ。
非V・GXデッキの多くが頭を悩ませる3神デッキに対して、小ズガと併せて明確な勝ち筋を持っている数少ないデッキタイプ(ポケモンサーチが自然と多く採用出来るため、後述のコンボの成功率が他のデッキと比べても非常に高い)であり、先日行われたCL横浜でも結果を残しています。
イラストも可愛く、ファンが多いですね、僕もそのうちの一人です。

マッパ

基本的なアタッカーはホルビーとポットデス。エネルギーはツイン、トリプル加速を合わせて6.7枚ほどで、少ない攻撃でサイドを取り切ります。
難点としては60枚のうち、16枚がポケモンで固定されてしまうので、デッキリストの自由が利き辛いところですね。

唐突ですが、ここで質問です。
強いデッキタイプとはなんでしょうか?
3ザシ、小ズガ、ダイナ……など、すぐに思いつくと思います。

では、なぜそのデッキタイプが強いのか分かりますか?
言葉で説明出来ますか?

正直僕は出来ません。使い手やリスト次第で強さなんて流動的だし、答えが攻略サイトに示されているわけでも無いからです。
ですが、自分なりに強いデッキを分析して、言葉で説明が出来るようにして、それを指標にカードなどを考察しています。
それが以下の3つ

1.ポケモンが強い
当たり前です。ここは言葉にしなくても分かりますよね。ベンチ8体まで広げた上に2エネで270、サイドを追加で1枚多く取れる、手札のトラッシュだけで大型をぶっ飛ばす青天井火力……ポケモンのスペックが高くなければ簡単に強いデッキは組み辛いです。
それに加えて

2.トレーナーズが強い
まぁ、当たり前ですよね。メタルソーサー、コケコ◇、エレキパワーにサンダーマウンテン、炎の結晶、かまど、火打ち石、そして溶接工、炎タイプの強さなんかはここに集約されていたりします。

ここまでは恐らく誰もが、言葉にはして来なかったけど持ち合わせてる、強いデッキタイプとは何か、に対する解答です。
でも、僕はもう1つ、これが出来るデッキは強いと考えています。
それは

3.ボスを毎ターン使える
「ボスの指令」は環境で一番強いサポートカードです。
マリィと違って、確実に相手のプランを崩し、こちらのプランを通します。
思い返せばAレギュがあった頃に強かった、ゾロアークやウルネクもこれに当てはまりますね。ゾロアークは特性で手札を増やせるので、サポート権をグズマに当てられたし、ウルネクはベンチでエネ加速が出来たので、準備さえ整えば毎ターン、グズマ→ジラーチ→フォトンゲイザーが出来ました。
現環境で顕著なのは3ザシですね。アルティメットレイやメタルソーサーでエネ加速も火力も十分に足りているので、ボスの連打でゲームスピードを格段にあげられます。
ダイナも、クロバットで手札を増やし、手張りで技を打てるのでサポートはボスに使うことが出来ますね。
(小ズガは特殊ですが、前のポケモンをワンパン出来てしまうのであまり積極的にボスを使う必要がありません。ボス≒ウッウみたいな感じです。)

もちろん当てはまらないデッキもありますが、僕はデッキを作る時の最終目標をここにしています。
それでは改めてマッドパーティというデッキタイプをよく見てみましょう。

・手貼り1回でワザが使える
・特性で山札を掘れる
・後ろのポケモンを1パン出来る高火力

いかがでしょうか。序盤にしっかりドロサポを使い、場が整っていれば、
終盤にボスを連打することが出来るデッキタイプだと分かります。
このため、僕はマッドパーティを、環境に食い込めるパワーのあるデッキ、と考えています。
ただ、かわいいかわいいしてるだけじゃなく、その裏に秘めた実力。
まるでかすみんですね。

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3.デッキ選択

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これは直近のシティリーグの結果を眺めているかすみんです。
ここではシティの環境読みと、マッドパーティを使った理由を書きます。
ですが、基本的に、デデンネを使いたいから、以上の理由は存在しません。全て後付けとなります。その点ご了承ください。

さて、ポケカのnoteと言えば、Tier表ですね。僕が考えたものはこちら。

Tier神
中須かすみ

Tier1
小ズガ
ダイナ(ドガス含む)
3ザシ

その他沢山
ザシアン系
炎系
モクジュナダダリン
クワガノン入り雷
セキタンザン etc…

ちょっと極端すぎる気もしますが、基本的にはTier1の3つで環境が回っています。その3つに対する解答があり、色んなデッキに対応力があるそれ以外のデッキが結果を残している印象です。
その週によって流行があり、シャイニースター発売後、ドガスダイナが増えて小ズガが勢いを落とし弱点をつけるセキタンザンの増加、その後、ダイナと小ズガ減少、セキタンザンの増加によって増えるモクナシ、そしてまた増え出すダイナと小ズガ……どのデッキにも勝ち筋がある3ザシはずっと環境にいましたが、基本的にはtier2を絡めつつ上位3デッキがメタゲームを回し続けていました。
そして、僕が参加した今回のシティリーグ、小ズガ流行のターンだったと考えています。
メタゲームでモクナシが増えていたタイミングのため、炎系統、特にアロー入りマルヤクデも力を伸ばしていました。それと、ザシアンも新しいデッキタイプが開発され始めて人気でしたね。
この辺りに有利を取れる小ズガが強い環境に近付き、実際に握っている人も多かったと思います。
これが実際の当日の環境(お店に掲載許可いただきました)

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ま、魔境すぎる……!
一応小ズガは多かったですが、何と当たってもおかしくない環境でしたね。僕の予想より早くメタゲームが進行していれば、小ズガに強いクワガノンが勢力を伸ばすんじゃないかと思っていましたが、2人しか居なかったので良かったです。
まぁ、その2人とも当たったんですけど。

話は戻って、簡単に環境予想をまとめると、
小ズガが多い
それに伴い耐久系(モクナシや鋼、セキタンザンなど)は減る
でした。全体的に環境で、殴り合いのスピードが速いデッキが増えるというイメージですね。
TAGTEAMはくちたけんの登場で絶対数を減らしており、環境には合っていますが、ピカゼク、MMは少ないと考えました。

さぁ、小ズガが増えて殴り合いの環境、圧倒的に強いデッキタイプがありますよね?
マッドパーティの時代です。
小ズガには殴り合い有利、他のデッキタイプには3神以外にサイドレースで不利を取ることはなく、最近シティでマッドパーティが結果を残していなかったので警戒度も下がっているだろうと考え、元から決めていたデッキを、この環境予想に合わせて何枚か調整し、持ち込みました。
実際当日は、6戦中有利マッチを3回踏んだため、この選択は正しかったように思います。

余談ですが、基本的にゲームはメタる側が好きです。強い構築は対策をされやすく、プレイングの弱い人間が使ってもただのエサだと思っているので、練習、対策をしやすい、上位構築じゃないものをよく使います。
先ほど、警戒度が下がると書きましたが、マッドパーティにとってはこれがとても重要で、CL横浜でマッドパーティが大活躍してからしばらくは活躍の機会が失われていました。なぜなら

マッドパーティは性能、リストがひたすら尖っており、対策次第ではすぐに瓦解する超攻撃特化のデッキタイプだからです。

3ザシのクチートGXや、マグマッグによるデデンネGXのLOルートなど、対策となるカードやプレイングが周知されてしまうと、すぐに弱体化してしまうんですよね。
しかし、その逆もあって、マッドパーティを知らないプレイヤー相手なら、苦手な対面も轢き倒せるだけの爆発力を持ち合わせています。
大会でも、あ、この人マッドパーティを知らないな?と感じたら普段はしない強気なルートを選ぶことが出来たり、うわ、やられた!と思ったら、なぜか猶予をもらえたり、このデッキの特性が生かされていました。
3ザシやダイナとの練習はしても、マッドパーティ相手の練習は普段しないですよね?
マッドパーティと当たったら、いわゆる想定していない交通事故、その上それが大型トラックだったみたいなもんです。
僕はこの交通事故こそがマッドパーティの一番の強さだと思っています。

4.当日のマッチング

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これは大会当日自信満々のかすみんです。
参加者43名でした。
なんとなくで覚えているので間違っている部分があるかもです。

1戦目 小ズガ6-5 じゃんけん負け先行
ヤレユータンスタート、相手ウッウV
デデンネGXは置きたくないな~と思い、手札にツインも博士もあったため、さるぢえで博士をトップにおいて、タネ切れケアでホルビーだけベンチに
スピットシュートホルビーから始まる0-1
サイド差まくれるかな、と思いながらオドリドリGXを出して引いて行き、ウッウVに100点、ここでお相手、手張りだけでくちばしキャッチ
サイドにジラーチ◇しこみつつウッウV取って2-1
2体目のウッウVとジグザグマでオドリドリGXが取られて辛い……このターン殴れず2-3
小ズガが起動2-4
相手の動きが厳しそうかつ、コンボを2回決められそう
手札にドロサポが多く、無理に動かしてリセスタを解決するカードが減るのも嫌だったので、適度に山を圧縮しつつ、小ズガ殴ってコンボ4-4
小ズガ4-5、リセスタ来なかったのでもう1回ジラーチ◇埋めてコンボで勝ち
くちばしキャッチで1ターンもらえていなければ危なかった

2戦目 ピカチュウ6-3 じゃんけん負け後攻
おそらくマッドパーティの知識がなく、クワガノンVいるのに出してこない
お相手の展開が遅く、ツインエネ付けたホルビーが3ターンも生き残ったので、コンボも使わずサイドを取り切って勝ち

3戦目 小ズガ6-3 じゃんけん負け先行
デデンネGXを使いつつ、強く展開、トップに博士まで固定、サイドにジラーチ◇がいることに気付く
ウッウV先殴りできずくちばしキャッチ
先2でガンガン回しウッウVを倒す上振れ2-0
小ズガで攻撃、2-1
返しで小ズガ、3-1
ウッウVで後ろのポットデス、3-2
後ろのオドリドリGXをボス、5-2
ジラーチ◇おるし、適当に殴って勝てるやろ〜で最後の1枚がジラーチ◇
レシリザ+リセスタをされるもトップで解決、裏取って勝ち
山圧縮が綺麗に出来た試合

4戦目 ピカチュウ4-6 じゃんけん負け後攻
お相手クワガノンV、ミュウツーオドリドリGXのサイド落ちを確認……
2ターン目からグッズロック、対策していた分悪くない動きで、コンスタントに殴り続ける
2パンで前のクワガノンVを倒すが、リセスタが刺さり2体目のクワガノンVにも2パンかかる、この時点でお相手サイド残り2枚
お祈りするも番が帰って来ず、グレキャローズでデデンネGX倒されて負け
サンダーマウンテンを出さずに殴る行動が強かった

オポ1位で通過、決勝トーナメント

決勝1回戦 ネギヴァディ6-3 じゃんけん負け後攻
トナメはデッキがバレていると思ったが、お相手が後攻を取ったので、デッキバレて無いんじゃね?読みでマッドパーティを出さずにスタート
実際知らなかったみたいで、ネギガナイトVを出してくれる
後攻でデデンネGXと博士を使いヤバチャ2体とホルビー展開、前のヌルに60
レッグリヴァディからネギガナイトVで攻撃0-1
返しにポットデス、弱点込みでネギガナイトV2-1
フーパで攻撃2-2
ジラーチ◇埋めつつボスでヴァディGX、ポットデスで4-2
マントを羽織ったネギガナイトVで攻撃4-3
後ろのフーパ呼び出して、コンボ決めて勝ち
ヴァディビートが1番辛かったのでラッキー勝ち

また余談ですが、隣の卓で、予選で戦ったピカチュウの人がマルヤクデと接戦をしていたので、対戦後に見ていました。
終盤、ラストターンの2ターン前に、マルヤクデ側がキョダイヒャッカで前を倒しつつエネ加速……の前にサイドを取ってしまったんですよね。
ルールではワザの効果処理が終わってからサイド取得です。その場ではジャッジの方も気付いていましたが、マルヤクデがエネを付けない理由も無いため、ピカチュウ側が指摘しないなら、という選択を取りました。
そのまま進行、ピカチュウが番を返し、マルヤクデに倒されてゲームセット。ピカチュウ側が指摘していればワンチャン……と少し思いました。
個人的には、そういった小さいプレーミスは指摘せずにゲームを続けていきたいですが……大事な大会ではあまり経験したくないですよね。余計な悔恨を残さないように、細かいところも丁寧にプレイングしていきたいです。
ちなみに僕はトリプル加速のトラッシュ処理を忘れ、3回指摘されました。
処理はしっかり行いましょう!!!戒め!!!

決勝2回戦 ドガスダイナ4-6 じゃんけん負け後攻
お相手、ドガスとバット置いて前のダイナにエネ貼って終わり
ドガス警戒でデデンネGXしたかったが、サイド落ちであんまり動けず、博士だけ使ってダイナに60、ジラーチ◇またもやサイドに
マタドガス進化、手札にサポが貯まっていたが、ダイナに風船、博士で無理やり動いてマタドガスにエネを貼りバッドポイズンでホルビー0-1
ヤバチャ2体しか居なかったが、ボスでダイナ呼び出し、ポットデスを2体たてて山を掘る、アタッカーがうまく繋がらず、しょうがなくポットデスでダイナに削り
フーパでポットデス0-2
ターニングポイント、前に呼んだダイナを倒す火力が出せず、しかもまたポットデスでダイナに180、ここは倒したかった
ダイナ下げられてフーパ0-3
ボスでダイナホルビーで殴り2-3
相手がダイナVMAXにしないルートを選択、リセスタ+ドガスでホルビー2-4
リセスタ辛いが、なんとかエネだけ引けてポットデスでドガス、ジラーチ◇引いて4-4
ダイナを1パンしたくて無茶したせいでアタッカーがこの時点でカツカツ、サイドからホルビーを取って来れなかったのでほぼ負け
後は順当にに殴り合って負けました。
ドガスに対してはホルビー、それ以外はポットデスという動きをしたかったが、焦りでプレイングに粗が多かったです。

見ていただくと分かるように、6戦全部じゃんけん負けました。
内訳はグーで5回、チョキで1回です。

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これはこの後パーを出されて負けるかすみんです。
僕の予想ですが、当日はかなり冷えており、換気で窓も開いていたため、手がかじかんでチョキを出せない人が多い読みでパーを持ち込んだ人が多かったのだと思います。ここに関しては特に何も考えずに手を決めていたので、自分の考察不足だったなと反省しております。

5.デッキリスト(以下有料)

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これは大会前日までリストの調整がしきれていないかすみんです。
基本的なマッドパーティのリストと大きく違う部分は
ダートじてんしゃの採用をしていないことです。
タイトルの【交通安全週間】とはこのことですね。
ダートは山をどんどん掘り進められて、さるぢえとの組み合わせで実質ティーブレイクにもなり、このデッキとは非常に相性の良いグッズです。
ですが、適当に使うと、大事なカードを2枚引いてしまったり、終盤に山の中身を強くしていきたい場面で使い辛いグッズになってしまったり、個人的には採用したくないカードだなと感じました。
相手に交通事故を起こさせているのに、自分まで巻き込まれてしまったら意味ないですからね。
また、環境上位によくいるデッキで、マッドパーティが戦い辛い、
クワガノン、ドガスダイナを強く意識したリストになっています。
(シティ当日は両方とも1回ずつ負けているんですけど……)

そのほか、有料部分で、僕が考える今後のマッドパーティ(リスト有り)や、環境上位デッキ相手への立ち回り、やられたら嫌なプレイングなど、マッドパーティ使いや、不意の交通事故を避けたい人のためになりそうなことも、つらつら書いております。

興味を持ってくれた方は是非、興味がなくてもかすみんのかわいさに共感してくれた方は、投げ銭感覚で購入の方お願いします。
金額は222円です。
222円でにゃんにゃんにゃん、かわいいですね。

タイトルなし3

タイトルなし4

ここまで読んでくれた皆さん、
長々とした怪文書に付き合っていただき、誠にありがとうございました!
質問、修正点などあれば是非お願いします!

タイトルなし1

これは別れを告げるかすみんです。

(※追記)Bレギュ落ちのため、有料公開する理由が無くなったので、無料公開となりました。




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まずはデッキリストです。まぁ、マッドパーティのリストなんて大体は決まってますよね。特徴があるとしたら、ボス、バリヤードの枚数、ハプウの採用などでしょうか?
それでは1枚ずつ解説していきます。なんか記事っぽくなってきましたね。テンション上がってきました。
半分趣味ですが、マッドパーティは全部色違い、エネルギーは全てURです。
あまりデッキ構築に関係ないと思われるかもしれませんが、マッドパーティはサイド確認がとても大事なデッキなので、エネルギーが金色だとすぐに確認できます。もし余裕があれば光らせておきましょう。

ホルビー4
ポットデス4
デデンネ4
バリコオル4
絶対に最大枚数
アタッカーになるのはホルビーとポットデスのみです。
攻撃する回数は大体5.6回程度なので、サイドに沢山落ちていなければ、序盤からポットデスやホルビーもどんどん切って火力を出していけます。

ヤバチャ2
メタモン◇1
ポットデス進化ライン
攻撃回数を考えても、ポットデスを3ライン以上立てることはあまりないためこの枚数です。
1枚メタモン◇なのは、ダイナのジグザグマ要求値を少しでも引き上げるためですが、ほとんど誤差なのでドガスダイナ対策でヤバチャでも良いです。
個人的には後述のミラー対策にも使えるし、メタモン◇の方が好きです。
ヤバチャですがワザを使うこともほとんど無いのでどちらでも良いですが、色違いがあるので、ひっそりのせるヤバチャを採用

ヤレユータン2
コンボ始動役、博士とデデンネGX使用時に大事なカードキープ、マリィ対策のトップ固定、ミュウツーと併用で実質非Vのワタシラガ……
本当に役割が多いです。山をかき混ぜる行為が多いので、相対的に手札交換のバリューも高いですね。
早めに場に出したいが、流石に3枚だと持て余すので2枚

ジラーチ◇1
コンボフィニッシャー
1枚しか入れられないので1枚、もっと採用したいです。
3神対面の時は絶対捨てられないので、ヤレユータンで逃がせないときはベンチに置いて後で回収します。上手い人はジラーチ◇狙ってくるので、早めに回収したい。

バリヤード1
コンボの中継ぎ
2枚採用の人が多いですが、
・絶対コンボを使うわけではない
・3神対面でサイド落ちしていてもそこそこ引っ張って来れる
・ダートによる交通事故がない
以上の点から僕は1枚だけです。

ミュウツー1
ミストレが入っており触れるカードが多く、サポートの数をかなり絞っていることから、強く使っていきたい。よくするプレイングで
先行1ターン目
手札:博士,クイック,バリコオル,ミュウツー,後なんか3枚
とかだった時に、まずはデデンネGXをしたいところですが、手札に博士があるのにトラッシュするのはもったいないです。
さーっと、クイックでバリコオルを切ってしまいそうですが、ここは博士をコストにしてデデンネGXをサーチ、ミュウツーの効果で博士をトップに置いてからデデンネGXと繋げることで次の博士を内定させつつ山を進めることが出来ます。
回収ネットで繰り返し使えることから1枚。

マーシャドー1
ワンラビや無人、ブリザードタウンなどで動けなくなってしまうことがあるため、1枚だけ採用。サーチ手段がない混沌のうねりより、ミストレやクイックを共有できるこちらを優先しました。

フィオネ1
マジで最強、入れ得カード、4枚目のボス
後述しますが、小ズガやVMAX系がマッドパーティに共通して取ってくるプレイングが、終盤リセスタ→ワンパンし辛い大型ポケモンの押し付けです。
それを簡単に解決できるカード。
リセスタ後に、エネルギーとボスを引き込むことは難しいですが、サポートをドローに使い、エネルギーとクイックなどに触ることは比較的容易です。
特にVMAXや耐久系のデッキと戦うときには必須級のカードです。
欲しいのは終盤で、なおかつあまり見せたくないカードのため1枚。

デデンネGX1
お前だけは絶対にスタートするな
スタートすると死のため、1枚のみ採用。
しかし、序盤の展開やラストターンのボス探しなど、1試合で1回は絶対に使いたいため、本当は2枚欲しいところ。
不用意に出すと、LOルートやサイド稼ぎに利用されてしまうため、慎重に。

オドリドリGX1
最悪の最悪、スタートしても許す。
デデンネGXとオドリドリGXは、出来ればどちらか片方のみで展開したい。
1番活躍するのはクワガノン入りとの対面。デデンネなどを生贄に捧げつつ、特性でどんどんドローしていく。
クワガノンとの対面を捨てないのであれば、絶対に採用するべきカード。
大会当日はサイド落ちしてくれました。

クイックボール4
ミステリートレジャー4
スーパーボール2
マッドパーティをトラッシュに送れるサーチ手段はフルで投入。
もうちょいサーチが欲しかったので、ヒット数が高く、圧縮していけば確定サーチになるスパボを2枚だけ採用。

回収ネット4
基本的に非V・GXで構成され、麻痺の解除なども必要ないこのデッキにはポケモンいれかえより優先して採用されます。コンボの2回目や、ミュウツー、ヤレユータンの再利用にもよく使いますね。
手札をどんどんトラッシュに送るデッキタイプであること、使用場面が多岐にわたり、いつ来ても腐り辛いことから最大枚数の採用です。
適当に使っていると、終盤にヤレユータンなどを前に呼びだされてエネ切れ狙われたりするので気を付けましょう。

グレートキャッチャー1
いつも採用に悩むカード
博士を使ったターンにも使えるボスですが、V環境の中、刺さらない相手には刺さりません。ダイナ対面はほぼ腐り札ですね。
しかし、3神に対して少しテンポが遅れても巻き返せたり、手札のマッドパーティをトラッシュ出来たりと有用な場面の方が多いと感じたため、1枚だけ採用しました。

Uターンボード1
上手いプレイヤーは、積極的に回収ネットが使えないオドリドリGXやデデンネGXを前に呼びだし、逃げエネ消費やテンポロスを要求してきます。
先ほど、マッドパーティは対策をされると弱いと書きましたが、正にこのことです。それに少しでも抗うために、逃げエネを1減らせ、何回でも繰り返し使えるこのグッズを採用しました。
手札に来てしまった場合は、とりあえずアタッカーに貼っておけば毎ターン手札に帰ってきますし、ダイナ(ジグザグマ)やドラパなど、あまりアタッカーをずっとベンチに置いておきたくない対面では、無駄なくアタッカーをコンスタントに前に送り出せます。
知らない人は取って来ないプレイングなので必須級カードではなく、また、どこかで1枚だけ引ければ使いまわせるため1枚のみ採用。
僕は採用していませんが、カメックスのスターターデッキに入っているマナフィをデッキに組み込む場合はもっと増やしていいと思います。

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博士の研究4
ドロー系最強サポート
最初の3ターンくらいはずっと使いたいので、最大枚数。
手札にあるマッドパーティをどんどんトラッシュに送れるため、このデッキとの相性は格別です。ミュウツーで再利用もしていきましょう。

ハプウ2
博士だけではサポートを引けないので、予備のドロサポ
ホミカではない理由は、
・手札にハプウしかなくても使える(特にポケモンが減っている終盤)
・ホミカは山札圧縮にならないので、相性が良いと思わない
・クワガノン対策になる
という個人的考えによるものです。特に3つ目が重要で、グッズロック下でホミカを使いたくても、ポケモンを手札に持ってくることも出来ず、引けたら引けたで、消費できない手札を抱えてしまうだけです。
それなら、同様に山を上から6枚見れるハプウで良くて、不必要な札(マッドパーティ、クワガノン対面ならグッズ)を直でトラッシュに送れるため、このデッキとの相性が良いです。
もちろんこのカードは事故要因になりますし、あまり積極的に打ちたくは無いカードなので、あくまで保険ですね。
ちなみにマッドパーティというデッキタイプは環境に合わせてピン刺しで様々なカードを積めるので(ミミッキュやジグザグマ、マナフィなどetc…)、ポケモンを増やすのならば、ホミカの方が有用性が高くなると思います。

ボスの指令3
最初に言った通り、このデッキの強い部分です。
序盤は博士を使いたい、フィオネやグレキャ、ミュウツーの存在などから、4は過剰と考え3枚の採用です。
また、ボスを増やしたことにより、ドガスダイナに強くなります
1,2ターン目でドガスが前にいる時のこちらの理想の動きは
・ホルビーで140出す
になりますが、ポットデスやヤレユータンが止められた状態で、これを満たすためには、そこそこの要求値を求められます。
そんな時、ボスを持っていれば、後ろのダイナとかを呼び出す→デデンネGXやポットデスで展開、と繋げることが出来、次またドガスが前に出てきた時にはワンパン体制が整っています。

フウとラン1
採用したくないカード第1位
前入りませんでしたが、セキタンザンに入っているマグマッグの、マグマでかこむ、でデデンネGXをLOする勝ち方が有名になってしまい、採用を強いられました。結構トレリやフリーでも使っていますが、まだ1度も狙われたことがありません。外したい。
まぁ、結局デッキに入っていることが大事なので、トラッシュとかにでも適当に置いておき、ミュウツーでいつでも使えますよ~オーラを出せば狙われることはありません。
最悪ドロサポにはなるので、マッドパーティ使いは保険で1枚入れておくと良いでしょう。Uターンボードを採用しない場合は必須かもしれません。
とりつかいにしない理由は、使いたい場面が訪れた時、おそらく山が少ないので、縦に3枚引いてしまう行為が弱いからです。

ツインエネルギー4
トリプル加速エネルギー2
ツインは共有できるので最大枚数。
トリプル加速はポットデスにしか使えず、コンボの存在からも攻撃回数は大体5.6回で収まる為、2枚のみ採用。
ワンダーラビリンスやヌメラの上から殴れることは覚えておきましょう。

不採用カード
不採用と言っても、このデッキは今回の大会用の調整なので、その時の環境に合わせていつもカスタマイズしています。ここには、1度はデッキに入れたことのあるカードを並べてみました。
基本的にこのデッキは、単純化されればされるほど強くなっていくので、あまり欲張ってリストを汚くしすぎると裏目です。
苦手対面は当たらないように祈って、有利なデッキに絶対勝てるようなリスト作りをした方が、結果を残せると思っています。

マナフィ
回収ネットを無駄に使う場面が増える、ドガスで止まるため
ガノンに強いかというと、前に出すのも後ろに引くのも苦労するし、弱点ワンパンされるからあまり良くない

ミミッキュ(いやしジャマー)
ルカメタ、タンザン、マルヤクデのマオスイ対策
耐久が少ない環境読みだったのと、エール団タオルの登場で価値が下がった

ミミッキュ(シャドーボックス)
ジグザグマと併せて、アロペルやオドリドリを止める
小ズガには有利、アロペルはいない読み

ジグザグマ
マッドパーティは20点刻みの為、10の火力上昇はとても偉い
あれば便利くらいなので、枠が空いてたら刺す感じ

ミュウ
ピカゼクの減少により抜き
小ズガ用に入れようかはずっと迷ってる

クロバットV
デデンネの方が強い
無人でも動けるのは偉い
極たま~~に欲しい時はある

ヤミラミ
ヤレユータンと相性が良かったり、山を強く出来るカード
ベンチ枠圧迫の為外された

ケケンカニ
闘ホルード+メモリーカプセル
ルガルガン(ちがたぎる)
ダイナ、雷対策のものたち
リストが汚くなるので不採用に

マリィ
博士以外のドロサポを探していた時に考えたカード
流石に手札干渉0は弱いと思っていたが、自分の動きが強くならないので

そっくりベル
スパボと選択、ティーブレイクのタネを確定サーチできる
序盤で腐る為不採用

ふつうのつりざお
マーシャドーや、仕方なく捨てたポケモンを再利用できる
プレイング次第でなんとでもなると思ったので

リセスタ
入れたほうが良い
ずっといらない派だったが、
・ヤレユータンの特性でそこそこ終盤まで残せること
・最悪どこかのタイミングで切っても、このカード以外に手札干渉札が無い+サイド先行されやすいので基本的には刺さること
・リセスタで事故った相手が、デデンネGXやクロバットVなどこちらの勝ち筋を場に出してくれる可能性があること
等の理由から、どうにか枠を開けて1枚刺したい
今回は調整の時間がなく組み込めなかった

しあわせタマゴ
毎回倒されることを利用し縦引き出来る
クワガノンを考えた時にオドリドリGXの方が強かったため

ツールスクラッパー
3神のお守り、ルカメタのフライパン、タンザンのムキムキなど
ボスが多く、いくらでも避けれるからわざわざ採用するほどでもない

サンダーマウンテン
デデンネを逃がせる
GX権を使え、負け筋を消せるから普通に採用候補だが、最近色んなデッキにクワガノンが入っており、自ら相手にチャンスを与えるようなプレイングをする可能性を消したかった

6.各デッキに対する立ち回り

タイトルな2

これはマッドパーティの戦い方について語るかすみんです。
ホワイトボードの前がよく似合いますね。
この章では、大会でよく見かけるデッキに対するマッドパーティの動き方や、考え方、やられたら嫌な行動などを書いていきます。
先手必勝と言いましたが、先行を取ることではなく、先殴りすること
だと考えてください。
後攻1ターン目から攻撃していけるデッキなので、前にジラーチやヤレユータンなどがいれば、後1からサイドを進めることが出来ます。でも、エネルギーの無駄使いには要注意ですよ。
後攻有利な対面が多いので、相手のデッキが不明なら後攻を取りましょう。

さて、マッドパーティを使う上で大事なことは

・どのポケモンでサイドを取り切るか
 コンボを使う必要があるのか、前の大型ポケモンを殴る必要があるのか。
 殴る回数が限られているマッドパーティは、特にこの考えが大事です。
・何回攻撃するか
 攻撃をする=エネルギーを1枚失うと考えておいた方が良いです。
 簡単に言うと、ジラーチに60点載せたりする行為などが無意味です。
 毎ターン攻撃することを目標にするのではなく、しっかり重要な場面で 
 相手ポケモンにダメージを与えていくかが必要なプレイングです。
・何ターン目までに何ダメージ出せば良いか知る
 3神ザシアンを例にとります。
 3神がスタンダードに追加オルジェネ→アルティメットレイ→エネ加速ザシ
 アンをしてくると考えます。コンボを加味して、アルティメットレイの次
 のターンに3神を倒す(2パンで280点)、その次のターンにザシアンを倒す(1
 パン
で220)。この2つが必要な打点です。これを目指して、マッドパーテ
 ィをトラッシュに溜めるプレイングを行っていきます。このターンにもっ
 と山を掘らなければいけない、これ以上マッドパーティをトラッシュに送
 る必要はないな、など、プレイングの指針になります。

この辺でしょうか。以上をメインに据えながら各デッキの話に進みます。

デッキタイプ:倒すポケモン(攻撃回数):総攻撃回数
先行:相性 後攻:相性

3神ザシアン:3神(2,3回)+ザシアンやデデンネ(1回)+コンボ:3,4回
先行:後1オルジェネをされると微不利 後攻:微有利
先行の方が安定しますが、後1オルジェネで急に怪しくなるので出来れば後攻を取りましょう。殴り出しが遅いので、3神やジラーチが前にいるなら、後攻1ターン目から攻撃していって大丈夫です。
頑張って2,3パンで3神を倒します。その後は適当にコンボ決めれば勝ち。
相手の殴り出しに時間がかかることから、エネルギーの枚数が逆説的に少なくて済むので、ガンガンデッキを回せば割と簡単に要求値は達成できます。
フーパやフィオネ、お守りを付けた2体目の3神でごまかそうとしてくる人が多いですが、相手のベンチを呼び出す手段が多いのであまり対策にはなりません。むしろ辛いのは
クチートGXです。
相手にサイドを取られる前にオドリドリGXとデデンネGXが場に呼び出されてしまうともう負け(1回サイドを取られた後ならむしろ出したい)。
クチートGXによる、オルジェネ前の先殴りもかなり嫌です。こちらの攻撃回数を無駄に増やされ、サイドが追いつけなくなります。
この対戦においては早めに打点をあげていかなければいけないので、積極的に上振れを狙っていきましょう。
たまにいるフリージオに注意。

ダイナ:ダイナ(2回)+バット(1回)+フーパとか(1回)+コンボ:4回
先行:不利 後攻:上振れれば有利
すぐダイナに進化されても辛くなく、後1から攻撃されるとサイドを取られてしまうので、後攻を狙います。
ジグザグマによる1ターンキルがあるので、場には2体以上置いておく
おそらくダイナが進化してこないので、クロバットVなどを上手くとりつつ早めにゲームを進めます。ヤバチャ、ホルビーのHPが低くジグザグマやパワーアクセルで簡単にとられるのでちょっと辛い。
相手の非V・GXのアタッカーを上手く避けるプレイングが必要ですね。
ジグザグマだけでサイドを2枚取られたらほとんど負けです。
ダイナ側は、ポケモンをグルグル回しながら攻撃を仕掛けてくるので、ザグマを1パン出来る火力(80)、ダイナを2パン出来る火力(100↑)、バットを1パン出来る火力(180)、ダイナを1パン出来る火力(220)、の順に打点を目指すことで、相手の動きを制限しつつ、最後はボスでゲームを終わらせましょう。
急なブラックマーケットに備えてマーシャドーは残しておく。

ドガスダイナ:ドガス(1,2回)+ダイナ(1,2回)+バット(1回)+コンボ:4,5回
先行:不利 後攻:微有利
後1覚醒が嫌なので後攻を取ります。
後攻でドガスをたてられると厳しくなるので、先行のうちにガンガン回しておきたい。後攻を取っても焦って先殴りはせずに、ドガスを倒す火力を用意してから攻撃することを心がけましょう。
ドガスがスムーズに倒せれば、普通のダイナよりは戦いやすいはず。
必要なアタッカー、エネルギーが多い上、ヤレユータンで大事なカードを逃がす行動もし辛いので、慎重にデッキを掘っていきます。
ホルビーが毒ダメージで落ちると、ボスで下げてもオドリドリGXが使えない、ポットデスはパワーアクセルで弱点ワンパンのため、
ホルビー→ドガス(ジグザグマが少なくパワーアクセルでワンパンされない)
ポットデス→それ以外(ドガスじゃ倒せないので、特性ロックを解除できる)
の攻撃パターンを目指すことで、相手に難しい選択を要求させられます。

小ズガ:ウッウ(2回)+ウッウ(1,2回)+小ズガ(1回)+コンボ:4,5回
先行:微有利 後攻:有利
攻撃が途切れた方の負けなので、後攻を取ってコンスタントに攻撃し続けたいです。
ガン有利と言われているけどそこまでではない印象。
小ズガで攻撃してきてくれるなら、こちらの攻撃の要求が楽な分戦いやすいが、ウッウによるベンチのヤレユータンやポットデス狙撃、更にその前のターンにボスなどでデデンネGXを前にロックされているとめちゃくちゃ辛い。
デデンネGXを出すと大体スピットシュートで狙われるから(そもそもデデンネGXを出すな、オドリドリGXを出せ)、あまりこのプレイングをされたことはないですが、やられたらキツい行動です。
小ズガが絶対取ってくるプレイングは、こちらのサイドが1,2枚の時にリセットスタンプ+レシリザ(バイウールー)の押し付けです。
小ズガは手札をかなりため込むので、ほぼほぼやられます。対策としてはフィオネを先に出しておく、レシリザ1パンで倒せる火力の準備、山を極限まで圧縮する、などです。小ズガ側も中々手札干渉が無いので、窮屈な動きは強いられませんし、ちゃんと考えて動かせば有利を取れる対面です。
小ズガに有利取れるデッキってだけでめちゃくちゃ偉いですね。

クワガノン入り:ガノン(2回)+ガノン(1,2回)+デデンネとか(1回):4,5回
先行:微不利
 後攻:不利
後1「パラライズボルト、グッズロックで」
絶対に後攻を取りましょう。
マジでやりたくない対面です。死ぬほどキツい。
ダートで山を掘っていく型だとほんとに太刀打ちできません。
目指すプレイングは、グッズが使えるうちにヤバチャより優先してオドリドリGXを場に出す、1匹目のクワガノンをホルビー使って2パン、2匹目のクワガノンを1パンする、です。これが難しい。
ポットデスさえたてばある程度はデッキを進められますが、それまでにサイド差が3枚近くついてしまうと、巻き返せません。
この対面はコンボを使用する必要が無いので、手札を動かせるタイミングでは強気に動いていきましょう。上振れしなければ勝てません。

セキタンザン:ヤレユ(1回)+カルゴ(1回)+タンザン(2,3回)+コンボ:4,5回
先行:上振れれば微有利 後攻:微不利
この対面は先行有利です。タンザンはポケモンが進化しないと全く動けないため、相手のデッキが割れていれば先行を狙いましょう。
序盤はフィオネを上手く利用して、後ろのシステムポケモンを取っていきます。タンザンを殴る必要はない。クロバットVを出してくれるなら、完全にタンザンを無視してコンボを2回決めるルートも狙えます。
タンザンを殴らなければ行けない場合、200ダメージ↑を出せるようになってから攻撃を始めないと、回復やストーン闘で耐久されて、こちらが先に息切れしてしまいますね。
先述しましたが、マグマッグのLOルートを取られる可能性がなくも無いので、フウとランについては十分に意識しておきましょう。

これ以外の基本的な大型は序盤は2パン火力、終盤で1パン火力を目指す形で大体戦えます。非V・GXが入っているデッキなら大型2体狙い、デデンネGXやクロバットVが場にいるなら、コンボを目指しましょう。
ちなみにミラー戦は、GXを場に出さずに展開できるか、サイド先行出来るか、コンボを2回決められるか、などが勝利の分かれ目です。
バリコオルの特性で相手がサイドに埋めたジラーチを戻すことが出来るので、頭の隅に入れておいてください。
LOとか雪山ジュナイパー、アロペルなんかは多分無理です。

7.B落ち後のマッドパーティについて

タイトルなし5

これは上位デッキに叩かれるかすみんです。

正直ファンデッキになると思います。
理由は主に2つあって、
・環境変化が向かい風
・重要なパーツのレギュ落ち
です。まずは1つ目から

環境変化が向かい風
まず、大きな変化として、「いちげき」「れんげき」カードの参戦です。
レギュ変更の時に新登場するカードが弱い訳がなく、実際今公開されているカードもパワーが高く、間違いなく、環境に食い込んできます。

それによる変化として、まずはダイナの減少ですね。新カードのメインタイプが弱点の闘であることに加え、今までセキタンザン含めVMAX系統との殴り合いで強い圧力をかけていたイベルタルGXがレギュ落ちします。
カードパワーが高く、主要なパーツはC以降で固まっているので、環境にい続けますが、勢いは落ちそうですね。

それに伴い復権するのがドラパルトVMAXです。悪タイプが減り、闘が増えるので、相対的に強化されます。元々カードスペックが高く、環境トップに居座るパワーがあるカードなので、ダイナの減少によって数を増やします。

マッドパーティ、ドラパルトめちゃくちゃ辛いんですよね。

そもそもマッドパーティは、ドラパルトに鬼ほど弱いせいで、ずっと環境に上がってきませんでした。
ダイナの登場でドラパルトが数を減らしたおかげで、マッドパーティが日の目を浴びることが出来ていたんです。
ドラパが環境にあがってくるなら、ミカルゲやビッグパラソルなど対策カードを採用する必要が生まれ、デッキ自体のパワーを下げることになり、マッドパーティの強みが失われてしまいます。

重要なパーツのレギュ落ち
ミストレ、ダート、ジラーチ◇、フウとラン
この辺りが落ちます。特にこのジラーチ◇がきつい。
3神に勝てる非V・GXデッキという強みが無くなり、他のデッキに対しても純粋な殴り合いをしなければいけません。
ミストレ消失も痛くて、何かミストレに変わるような強いカード(ハイパーボール再録とか)が来ないと、デッキを組み辛いと思います。

スタンで僕が今後使うとしたら、3神とドラパ対面を切った、全力の動きが出来るマッドパーティにして、フリーで使う、といった感じです。

現状考えられる今後のマッドパーティ
苦手なデッキが増えるだけで、有利対面とのマッチであれば、そこまで変わらない動きは出来ます。レギュ落ちで空いた部分に新しいカードが入り、

ホミカ軸マナフィ多投型
3神を採用した上振れロマン型
クラハンや妨害系を採用し、ポットデスを多く並べるビート型
クワガノン採用、ターボパッチ加速型

などが生まれるのではないでしょうか。
全然考察していないので、他にもたくさん相性の良いカードがありそうです。新しいウーラオスは超が弱点なので、新弾直後の環境では、結構活躍の機会があるかもしれませんね。
ちなみに僕はエクストラで使います。

(※追記:新弾で「あなぬけのひも」「レベルボール」の再録が来ました。まだ戦えますね。というわけで、新しく考えたことを書き足します)

改めて、新レギュのマッドパーティについて考察していこうと思います。
海外では既にいくつかリストが出ていますが、主流となるのは、デデンネGXでガンガン回すタイプですね。正直、手札にポケモン貯めるための良いカード無いし、期待値低いな~と思っていましたが、ここで登場レベルボール!
相性最高ですね!

新レギュのマッドパーティが一番意識しなくては行けないカード、それはもちろん3神です。
今までは後1オルター決められても余裕があったんですが、ジラーチ◇がいない影響で全く余裕が無くなってしまいました。

対3神のプランは
オルターの返しに3神を倒す
または
3神を殴らずに裏のV・GXを3回倒して勝つ
のどちらかです。

その要求を通すため、必然的にボス多め、グレキャの採用、ヤバチャを減らして序盤のぶん回し力を高める、などを主軸にデッキを考えることになるでしょうか。

以上を踏まえて仮組み

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ポケモンサーチを厚めにしてデデンネGXの枚数も増やしました。
あなぬけのひもがめちゃくちゃ相性良いので、デデンネが増えてもあまり気になりませんね。
ポケモンサーチが増えたしホミカでも良いんですけど、個人的にハプウの方が好きなのでこっち。スピード重視です。
リセットスタンプは今後必須ですね。場にサイド2枚取られるポケモンが多く出るのでサイドレースをまくられやすいです。
さるぢえで終盤まで残せるし、基本的にいつ打っても相手の手札を減らせるので1枚採用しました。リセスタの返しに事故ってくれれば、クロバットVやデデンネGXで展開してくれることもあるのでお得です。

連撃ウーラオスが辛いのでミュウの採用や、クロバットVやコロトックVとサカキの追放なんかも採用したりと、環境次第でカスタマイズ出来れば全然戦えそうですね。まだまだ行けるぞ!マッドパーティ!

ドラパルトはガチ上振れプレイングしなきゃ勝てません。
当たらないように祈りましょう。

8.最後に

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これはEDでかわいいステップを踏むかすみんです。
本当にここまでお付き合いいただきありがとうございます。
書き始めたら楽しくなってきちゃって、余計な事ばっか書き綴り、こんなに文字数が増えてしまいました。(20000字超え)
マッドパーティは使っていてめちゃくちゃ楽しいデッキですし、基本の動きは単純なので、初心者や、とりあえず可愛いカードを使いたい!というニーズにも応えられます。
初心者向きの記事ではありませんでしたが、少しでも多くの人にマッドパーティについて知ってもらえたなら嬉しい限りです。
現レギュレーションも残すところ後1か月ですね。おそらく今がマッドパーティの全盛期です。ですが、中々まだ強いデッキタイプだと広く認められてはいません。使用者も少なく、良い結果を残す可能性も少ないでしょう。

それでも

「この世界中の全員がNoだって言ったって私は私を信じていたい」

僕はベスト4という中途半端な結果しか残せなかったので、どなたかマッドパーティの名前を現環境に刻み込んでください!!!!
それではありがとうございました!!ででんね~~!(お別れの挨拶)

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