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アフィリエイト広告におけるブランドセーフティとは?

昨今のデジタル広告ではブランドセーフティの重要性が叫ばれるようになってきています。
それはアフィリエイト広告においても例外ではありません。
弊社でも広告主様からのブランドセーフティに対する要望は高まってきており、その不安を取り除ける対策を実施してきております。
本記事では、アフィリエイトにおけるブランドセーフティの必要性や危険性、弊社が実際に実施している施策について紹介したいと思います!

ブランドセーフティ対策の必要性とは?

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ブランドセーフティが重要視されている理由として、ブランド毀損が発生し得るからです。
広告主様にとって一般的に不適切とされる媒体(ギャンブル・アダルト・ヘイトスピーチ・暴力表現・危険薬物など)や記事内容が不適切な媒体に掲載されると、広告主様のブランドの安全性を損なう可能性があります。
そうなるとブランドの信頼性が落ち、顧客が離れる原因となってしまうのです。

弊社で取り扱いのあるASPにおいて一般的に不適切なメディアについては登録、審査基準として取り扱わないとされております。
しかし、そういったメディアであっても、意図せず、内容が不適切である記事を作成してしまい、アフィリエイト広告が掲載されてしまう可能性があります。なぜかというと、一般的にアフィリエイトは個人ブロガーの知識や考えに基づいて記事が作成されるからです。その中で誤った情報が記載されてしまうことが起こるのです。
広告主様への重大な影響としては、誤情報や行き過ぎた表現によって、消費者に誤解を与えたりして、大きなマイナスとなってしまう恐れがあります。

そういった状態にならない為に、ブランドセーフティ対策をする必要があります。

電通ダイレクトで実施しているブランドセーフティ対策を紹介

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①広告主様による事前の媒体・記事確認

前項でも紹介した通り、個人ブロガーが自身の知識や考え方から記事作成するため、適切でない表現で宣伝され、ブランド毀損を招く可能性があります。広告主様に事前に確認して頂くことで、未然に防ぐことが可能になるのです。
チェックフローについては下記となっております。

Ⅰ.広告主様に掲載予定の媒体の確認をして頂く。
Ⅱ.問題のなかった媒体へASPを通して掲載打診・記事作成を依頼する。
Ⅲ.完成した記事を広告主様に確認して頂く。
Ⅳ.問題がなければ掲載開始。

一般的なアフィリエイトでは、媒体に対して記事内容を細かく指示することができない為、本対策を実施するのに成果報酬費とは別に媒体へ固定費を支払う必要があります。
また、媒体に対して事前にNG表現をまとめたリストを用意して頂けると掲載がスムーズに運びます。

②サイトパトロール

広告主様によっては、商品・サービスの性能や条件が定期的に変化する場合があると思います。それでなくても、媒体側が不適切な表現に変更して掲載している可能性もありますよね。
その際にはサイトパトロールを実施することで防ぐことができます。
サイトパトロールとは、提携している媒体の掲載面を予め準備したチェックリストに沿って目視確認することによって、各媒体の掲載面に問題が無いかを確認する対策です。この方法を使用することで、掲載後にもブランドセーフティを保つことができます。
※こちらの対策に関しても、成果報酬費とは別に費用が必要となっております。

③ブロックリスト・NGリスト

こちらは広告主様側で作成して頂いている掲載できないリストを共有して頂くことで、アフィリエイト広告におていも同様に掲載を避けるよう調整をすることができます。
こういったリストがあることで、弊社での媒体選定時に掲載できない媒体を避けることができ、スムーズな掲載に繋がります。
広告主様のご協力が必要となる対策ではありますが、有効な手段となっています。

まとめ

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アフィリエイトにおけるブランドセーフティについて、いかがだったでしょうか?本記事を読んでいただければ、その必要性が伝わったのではないかと思います。
ブランドセーフティを気にしなければ、広告主様のブランド毀損に繋がるので、対策は是非とるべきかと思っております。

電通ダイレクトでは、ブランドセーフティについては勿論、アフィリエイト広告について広告主様にあった施策の相談を無料で承っております。
気になった方は下記フォームよりご相談ください!

記事の著者
石田浩之
個人で月間PV数122万のサイトの構築・売却を経験。その後2020年にDASLアフィリエイトコンサルティンググループに入社。国内大手化粧品メーカー・外資系消費財メーカー・地方銀行など、多様なアフィリエイト案件に従事。