『君たちはどう生きるか』【基礎教養部】

『君たちはどう生きるか』を読んで書評を書いた。


最初にこの本を知ったのは中学2の時だった(と思う)。読書レポートの課題図書としてこの本を渡されたのだが、当時の私は活字がムリだったので、読書の課題はいつも適当に数ページ読んで、なんとか終わらせていた。

それから数年、ずっと本棚にはあるが、内容を知らないこの本が急に気になり出した。人は死ぬ間際、「もっとこうしておけばよかった」と後悔するというのは、よく聞く話であるが、今の自分はどうなのか、何か得るものがあるかもしれないと思ったので、しっかりこの本を読むことにした。


個人的に印象的だった章はニと四と六、七章だ。コペル君の経験を私自身の経験とも重ねながら書き記そうかとも思ったが、嫌な記憶を掘り起こさなければならない気もしたので、気が向いたらまたここに追記したいと思う。

本を読む習慣がなかった私でも、読みやすく、活字慣れのためにもいい本だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?