歌動画で辿る富士葵 3年目
はじめに
こんにちは、あひると申します。
富士葵ちゃんと振り返る Advent Calendar 2020 13日目として記事を書かせていただきます。
昨年と今月の6日にもこの企画に参加し、葵ちゃんの歌動画について見どころや個人的な思い入れと共に振り返る記事を書かせていただいたのですが、今回もその続きを書かせていただきます。
今回は2019年12月9日から2020年12月8日までの歌動画の中から10本をピックアップしていきたいと思います。
Pretender/Official髭男dism
年が明けてから初めて投稿された歌動画です。音楽制作を担当している天界のメンバーが初めて登場した歌動画でもあります。身体を揺らして演奏する姿や演奏後に葵ちゃんと喜ぶ姿など、普段の様子を想像して嬉しくなってしまいます。
歌声も冒頭の吐息の多い歌い方もサビの綺麗にのびる歌い方も楽しめて好きです。失恋ソングですがどこか軽やかで何度もリピートしたくなります。
ギター担当の柳生さんは富士葵生誕祭2020の生放送の後半に行われたアコースティックライブにも出演されていて、そちらでの演奏と葵ちゃんとのトークも楽しいです。
青く駆けろ!/まらしぃ
ポカリスエットのCMソングとしてまらしぃさんが作曲、ポカリスエットアンバサダーの初音ミク、MEIKO、星乃一歌、ミライアカリ、YuNi、富士葵の6人が歌唱した曲です。
ポカリスエットのイメージにあった爽やかな曲で、頑張っている人を応援する葵ちゃんにもピッタリの曲です。
大塚製薬さんのチャンネルには他にも葵ちゃんも出演する4本のCMなどがアップロードされているのでおススメです。(初音ミク×ポカリスエットの再生リスト)
何度でも/DREAMS COME TRUE
ポカリスエットアンバサダーとしても関わりのある東京マラソンにあわせて投稿された歌動画です。
私は葵ちゃんが映画の主題歌などをカバーして作品の世界観を表現していくのが好きなのですが、「何度でも」のような身近な歌詞を歌う際にもその表現力が違ったかたちで活かされていて好きだなと気づかされます。今回も厚みのある歌声や感情の入り方など、普段から「応援」をコンセプトに掲げていることも含めて説得感があって好きです。
MVも顔のアップが多かったり身体を揺らしながら歌う様子が取り上げられていたり、画面を超えて迫ってくるものがあって好きです。実際の風景が使われるMVや動画特有の実在感や身近さはAoi ch.の強みだなと感じます。
ベノム/かいりきベア
久しぶりとなったボカロ曲のカバー動画です。ボカロ曲は普段の歌声とは違う歌い方をすることが多くていつも楽しみなのですが、ベノムでも違った魅力を楽しめます。
少年のような低音の少しかすれた歌声と「メッ!」の可愛さが魅力的で好きです。間奏で左右から声が聴こえるのが可愛くて楽しいのでイヤホンで聴きたい曲です。
画像だけの予告ツイートに「何の曲だ??」と歌劇団の間で予想が行われていたのも面白かったです。
人生は夢だらけ/椎名林檎
今まで所属していたSmarpriseからの独立発表後初めて投稿された歌動画です。
原曲では椎名林檎さんが今までにつくりあげてきたこだわりやこれからを明るく可愛く力強く歌い上げていますが、葵ちゃんのカバーにもこれからの決意と覚悟を強く感じます。デビューから所属していた企業からの独立後、不安もある中で「人生は夢だらけ」と高らかに歌う姿は本当に綺麗でこれからも追いかけたくなります。
葵ちゃんが椎名林檎さんの曲を歌う際の色気と可愛さをあわせ持つ歌声が好きです。
夢灯籠/RADWIMPS
「なんでもないや」「スパークル」「前前前世」のカバーと聖地巡礼動画、そのリメイク編がある「君の名は。」シリーズの完結編です(概要欄より)。
2分と短い動画ですが、冒頭の等身大という言葉が思い浮かぶ歌声から一気に盛り上げていく様には、はじめて「なんでもないや」のカバーを聴いた時の高揚感が思い出されます。
過去の動画が使われているMVも2年半強の年月を感じることができて好きです。葵ちゃんが多くの人に広まるきっかけとなり、私個人も知るきっかけになった「なんでもないや」と「君の名は。」シリーズにはやはり特別な感情を抱いてしまいます。
火炎(FIRE) / 女王蜂
葵ちゃんがここまでの低音を歌いこなすことができることに心底驚かされた歌動画です。
それまでの歌動画より格段に低い低音と安定した高音、ラップなど素人目にもわかる難曲を歌いこなす葵ちゃんに驚いたと同時に感服してしまいました。
YouTube上の動画シリーズ「THE FIRST TAKE」風のMVも、葵ちゃんがどんな風に歌っているのかを知ることができ楽しいです。葵ちゃんは表情が豊かなので表情をずっと目で追う楽しみ方も好きです。
きっとね!/中村佳穂
初めてのR&B調の曲のカバーです。音楽に明るくないのでR&Bについて調べたのですが、「『リズム・アンド・ブルース』の略称で、リズムやビートに乗りながら、ブルースやゴスペルに影響された歌を、叫びながら歌うのが特徴。」だそうです。(ウィキペディアより)
葵ちゃんがリズムに乗って弾むように歌うのが楽しくてつい聴きたくなります。少し厚みのある歌声が艶やかで歌詞にあっていて好きです。生放送で話していましたが、スキャットをどう歌うかはある程度事前に決めていたそうです。スキャットも聴いていて本当に楽しいので、これからもジャズなどこういった曲調の曲のカバーもたくさん聴きたいです。
終端の王と異世界の騎士/Sound Horizon
7人(ナレーションも含めると8人)のVtuberでのカバー動画です。葵ちゃんのここまで大勢での歌動画コラボは初めてです。
それぞれが違った歌の上手さで、全員でもどの組み合わせでも聴きごたえがあって全編楽しいです。葵ちゃんのソロパートでは厚みのある伸びやかな歌声に聴き惚れてしまうのと、間奏の高音が弦楽器のように美しくて好きです。
ここまでの豪華メンバーをそろえてくれた朝ノ瑠璃姉には感謝です。
炎/LiSA
「紅蓮華」に続く「鬼滅の刃」の主題歌のカバーです。「I beg you」や「花の唄」など葵ちゃんの梶浦由記さん曲のカバーが好きなので、投稿された際とても嬉しかったです。いつかKalafinaの曲もカバーしてほしいです。
葵ちゃんのバラードは高音のピンと張った糸のような綺麗さも好きなのですが、低音もおだやかで広がりがあって好きです。「炎」は特にそのおだやかさ、優しさを感じます。サビの盛り上がりでも鼓舞とともに切なさが含まれていて、静かに昂ぶるようで好きです。
葵ちゃんの広がりのある心地よく響く歌声はかけがいのないものだなと折に触れ思います。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。やっと3周年までの葵ちゃんを振り返ることができました。改めて葵ちゃん活動3周年おめでとうございます!!歌動画だけでも大変なボリュームなのに、企画動画や生放送、イベントもあわせると葵ちゃんはこの3年間本当にたくさんのことをしてきたんだなと感じ入ります。
すでに2ndアルバムや新衣装、2つのライブイベントなど4年目も楽しみなことがたくさんです。来年もこうして振り返ることのできる楽しい1年でありますように!
10曲の再生リストを作成したのでよろしければご活用ください。
12月13日 あひる
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