プロジェクトを円滑にするために、ホワイトボードを使おう。
postalkを昔から使ってくれている @katsui くんがpostalkに言及してくれました。ちょうど、同じようなことを考えていたのでつらつらと考えていることを書いていきます。
そもそもpostalkとは?
私たちは、10年前にMilkcocoaというBaaSを提供するスタートアップのメンバーでした。当時、福岡と東京に住んでていたので、リモートワークを取り入れていたのですが、お互いの意思疎通をうまく取れないことにストレスを感じていました。チャットだと深い議論はできないし、ビデオ通話だと言いっぱなし、ドキュメントツールだと限定された話題しかできないことが原因だと考えました。
ちなみにそのときの環境ですが、ビデオチャットは1meetingかappear.in、ハングアウトの回線が調子が良いものを利用し(たしかこの作業だけで10分ぐらい取られていた気がする)、リアルタイムに書き合うことができたgoogle docsで議事録をまとめて、タイプトークとチャットワークでビジネス的なやり取りをしていました。正直、この10年で大きく変わったことは回線が太くなったことで、あまり変わっていないようにも感じます。
私たちには新しい知的生産ツールが必要です。そこで、シンプルで早く"付箋だけ"が貼れて、インタラクティブに動かせるホワイトボードがあればいいと考えて、生まれたのがpostalkでした。
話がこぼれ落ちてしまう前に
私たちの答えとしては、アウトプットに至るまでが可視化できるツールを使いながら、「話す、または聞く」という習慣を作ることです。
postalkは、テキストエディタと違い、付箋にお互いが書き、並べ合うことでミーティングをより良いものにします。アウトプットだけが残ってしまい、結論に至るまでに何を話し合ったか、どう考えたのかが見えてこないことがそもそも多い。postalkは誰もが簡単に使えることにこだわっているから、メンバー全員の考えを可視化することができます。
ホワイトボードを活用した働き方と聞くと、その時は盛り上がるが、各々が次にやるべきことをToDoにして持ち帰り、ホワイトボードは写真を撮って終わりになっていることがよくあるかと思います。
そこで、重要になってくるのが、ネットワーク構造とこざね法です。postalkのボードはフォルダではなくネットワークで繋げることができます。繋げておくことで過去に使ったボードをすぐに探すことができ、べつのボードを繋げることも可能であり、ボード内にボードそのものを埋め込むこともできます。
また、ミーティング中に話し合っている途中で深掘りしたい話題がいくつも生まれる…そんな経験は誰しもしたことがありませんか?
そんなときはカードの集まりからボードを作成することができるこざね法を使えば、新しいボードが作れます。作成されたボードはネットワークで繋がっているので、振り返ることも簡単です。
postalkが提案するものは何か
書きながら、機能の訴求だけでは足りないことに気づきました。なぜならば、これらの提案は機能だけであり、使いたいとおもってもらえる必要があります。postalkをみんなが使いこなせるようになると、どうなるか。プロジェクトを円滑に回せるようになります。なぜならば、個人の知的生産が促進され、チームでの相互的かつ非同期のコミュニケーションが起き、その過程がナレッジとして残るからです。
postalkはミーティングの最中に使う、同期的な側面が目立ちますが、最終的にはプロジェクトや組織にとって嬉しいことがおきます。
カードの集まりからボードを生成(こざね法)
ボード同士がネットワークで繋がっている
すべての付箋を検索できる
ので、ミーティング中に
ToDoの洗い出し
ロードマップやガントチャートの作成
次回のアジェンダ
など、プロジェクトを円滑に進めるために必要なことを作り出すことができるようになります。
アウトプットに至るまでが可視化できるツールを使いながら、「話す、または聞く」という習慣が浸透すれば、「これって前にも話しませんでしたっけ?」は減っていきます。postalkを使えば、そこから次やるべきことや話し合いたいことがネットワークのように広がっていく。ネットワークが広がると言うことは自然とチームでやるべきことが見えてくる。だから、プロジェクトが円滑に回るようになります。
postalkはみなさんのプロジェクトが成功することを全力でサポートしていきたいと考えています。社内で導入してみたい方はぜひ、ご連絡ください!
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