理系出身で文系就職したが、理系に戻りたくなった人へ

こんばんは。先日「総合商社→DS転職は黄金ルート」とツイートしたところ、何故?というDMをもらいました。

理系出身で文系就職を選んだ人で理系的なことに関わりたい・・・と思い直す人は少なくない。実際に理系出身総合商社の人がDSに転身するケースを何件か知っており、今後同様の事例は増えていくのではないかと考えています。今回のnoteでは理系出身の人が理系分野に戻ろうとした際にDS転職が黄金ルートである理由を説明します。(総合商社の仕事は詳しくは知らないので、ズレてるかもしれないです)

※DS : Data Scientist, SWE : Software Engineer

総合商社で培われるであろうプロマネ的な力が評価される
DSは(一部のresearch scientist的な人を除き)クライアントや社内からデータを出してもらい、スケジュールを引き、チームアップをし、結果の妥当性をプレゼンし、結果から次の打ち手を考える…等のプロマネスキルが非常に重視されます。コーディングや研究しかしたくないド理系な人にDSをやらせるより、理系バックグラウンドでプロマネができる人にデータ分析や機械学習といったハードスキルを学ばせた方がDSとしてはうまくいく印象があります。文系就職により鍛えられたプロマネ力はDS転職時に評価されることと思います。

SWEよりは現実的である
総合商社から理系分野への転職を考えた場合、SWEはかなり厳しいです。SWEは未経験ではほぼ採用を行っておらず、若くて強い人が死ぬほど出てくる為ハードルが高い一方、DSの場合は上記の通りプロマネスキルも重視されるので業界未経験社会人も(狭き道ではあるものの)転職することができます。総合商社から理系転職の実現可能性を考えるとDSの方がおすすめです。

将来的な海外転職も視野に入る
今後アメリカ等海外で働くことを考えると、最もビザがおりやすいのがハイテク理系専門職です。需要>>供給、コンサル・金融に比べると英語を使う割合が低い、等を鑑みると、DSは非ネイティブが海外就職する際に強みになる属性であると考えています。

よって「総合商社で培ったプロマネ力が評価されやすい」「SWEほど難しくない」「海外転職可能」と言う点を考慮して、理系出身総合商社の方のネクストキャリアとしてDSは最適なのではないかとの旨をツイートいたしました。総合商社をコンサルに読み替えても同様のことが言えると思います。


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