不合格になる者は準備が遅いし、ただの経年を必死にアピールしてしまう。
レトリカ教採学院(教採塾)、学院長の川上です。
11月期から、レトリカ教採学院の本講座も、順次スタートしています。
既に定員に達しつつある講座が、どんどん増えています。
かたや、来年の教採は、6月にスタートする自治体も増えています。もう、
来年の教採まで、もう1年を切っているのです。
下手すれば、あと半年で教採が始まる自治体もあります。
たった、残り半年しかないところもあるのです。
だからこそ、9月から受講し、先手を打つことができている受講生は、やはり賢いというか、計画性があるというか、物事を見極める力をお持ちなのだろうなと感じます。
例年に比べても、特に、今年の受講生は、学力も、パフォーマンスも、考え方も、素晴らしい人が多く、我々、講師としても、非常に嬉しく、また、意欲に燃えています。
圧倒的多くの教師志望者が、「まだ早いだろう。大丈夫だろう。」と感じているこの瞬間から、もう対策を始めている人は、やはり、合格可能性が飛躍的に違います。
私が指導している大学では、1年生からすでに、講義に参加してくれている学生さんもいます。
このような人たちが、皆さんのライバル受験者に、事実、いるのです。
レトリカの講座は、9月の準備講座から始まっています。
9月からご参加されている受講生は、すでに2か月分早く、対策を講じられているのです。
その時点でも、既に差は開きつつあります。
レトリカでは、いつも口酸っぱく伝えてしますが、
「何年も受け続けていても、いつか受かるものではない!」
「講師を続けていても、いつか受かるものではない!」
ということです。
まだまだ、「受け続けていたら、いつかは受かるだろう。」、「講師をずっとやっていれば、受かるだろう。」と、勘違いしている教師志望者がいますね。
毎年、教採直前の時期には、夏の直前講座を開講します。
参加される方で、レトリカの受講生ではなく、ご新規の方も数多くいらっしゃいます。
講師歴が長い方、長年、教採を受験され続けている方もいらっしゃいましたが、やはり、毎年、不合格になっています。
不合格の原因は、経歴や、学力や、パフォーマンスなど、いろいろありますが、究極的には、1つです。
それは、
準備遅すぎ!
ということです。
夏の直前期にちょろっと学んだだけで受かるのであれば、ハナからそれは、受講されていなくても、受かる人です。賢い人です。パフォーマンスが素晴らしい人です。
しかし、夏の直前だけ、焦って講座を受講する人、「直前だけでも、倍率が低いし、大丈夫だろう!」と思っている人の大半は、
誤解を恐れず申し上げると、
「その程度の学力、戦略、想いで、受かる根拠は何ですか?」、「よくそのレベルで、合格できると勘違いできますね!」と問いただしたくなる人ばかりです。
不合格を繰り返す人に限って、本当に準備が遅いです。
準備が遅いから、不合格になるのか。
はたまた、不合格になるような人だから、準備も戦略的に、計画的にできないのか。
自ら、負の連鎖を招いているのですよね。
いくら講師や臨採を続けていても、落ち続ける人は、落ち続けます。
5年講師をやっていたら、いわば、5回、不合格になった証でもあります。
講師を3年以上している人は、「講師枠で受けるからいいや!」というので、教職教養の知識なく教採に臨むので、「個別最適な学びとは何ですか。」、「いじめ防止対策推進法の6つの措置とは何ですか。」、「学習の基盤3つは何ですか。」、「新学習指導要領の改訂ポイントは何ですか。」などの質問に、びっくりするぐらい、答えられないのです。
面接官も、講師枠で受験する受験者に対しては、「どうせ勉強したくなくて、こっちで受けているのでしょう?」という前提で見ていますよ。
いいですか。
臨採や講師を何年していようが、日常的に業務をこなすだけ、教師であれば、誰もが経験する、いじめや不登校対応をしているだけでは、ただの経年なのです。
「3年間の講師経験で、不登校対応10人しました!」、「学級崩壊を立て直しました!」などのアピールする人もいますが、面接官からすれば、「全国の不登校の数を割ってみてみても、そりゃ誰もがその年数なら同じこと言えるよ!アピールでもなんでもないよ!」、「それは、誰も学級崩壊したクラスなんて持ちたくないから、都合よくコマとして宛てがわれただけだよ!」と噴飯ものの、勘違いなことしか言えないのです。
この程度の経験を売りにする、アピールにしている人は、まさに経年そのものです。
だから、落ちるのです。
何度も不合格になっている人
何年も講師や臨採を続けている人
毎年のように赴任先が替わる人
ベッティングの対象になっている人
学力の底上げが必要な人
これらの人は、もう本当に、1日でも早い段階で、戦略・戦術を徹底して練っていかなければ、間に合わないのです。
日々の仕事が忙しいのも、金銭的な余裕がないのも、家庭の事情があるのも、勇気がないのも、やる気スイッチが入らないのも、いろいろ、もろもろ含めて、気持ちは分かります。
でも、
合格したいのであれば、時間を投資して、地道に、ゆっくりじっくり、コツコツと準備を進めていく他ないのです。
また、来年の教採で泣きを見るのか。
「今年も、落ちるかもしれない。」と不安になりながら受験するのか。
毎年の講師枠があるかどうかを、ビクビクしながら過ごすのか。
そんな不安や悩みを払しょくするには、合格するしかないのです。
合格を勝ち取りたいのであれば、今すぐ、行動に移しましょう。
ではまた!
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