レトリカ教採学院(教採塾)川上貴裕

スタバのストアコーヒーマスターから小学校教師へ。 ヘッドハンティング後、レトリカ教採学…

レトリカ教採学院(教採塾)川上貴裕

スタバのストアコーヒーマスターから小学校教師へ。 ヘッドハンティング後、レトリカ教採学院(教採塾)学院長&大学講師。 現在は、小学校で非常勤講師もしています。

最近の記事

社会人(民間企業)から教師になる方の、不合格の落とし穴。

レトリカ教採学院(教採塾)、学院長の川上です。 先日の個人レッスンでは、 現在、民間企業で働かれていて、これから教員免許取得に向けて、スクーリングや教育実習をおこない、来年夏の教採を受験される方でした。 早い段階から対策を講じられる人は、素敵ですね! そして、早い段階だからこそ、社会人が陥りやすい、【不合格の落とし穴】にはまることなく、合格に向けた着実な戦略を、立てていくことができるのです。 さて、 本日のブログでは、同じような立場・経歴の方のために、不合格の落と

    • 【重要】志望動機において、自然の豊かさや、施策について語るのは、やりたい教育がない証拠!想いがない証拠!

      レトリカ教採学院(教採塾)、学院長の川上です。 教育新聞で、面白い記事を発見しました。 まずは、その記事の引用をご覧ください。 ー引用開始ー 『独自のアピールポイントとして、多くの自治体の担当者が真っ先に挙げたのは、その土地の魅力だ。「山も海も都会も田舎もある。ライフスタイルが選べる」(南関東)、「東京や仙台に近い立地。田舎と都会、両方の良さが味わえる」(北関東)、「都市部、山間部があり魅力的な土地」(南関東)、「豊かな自然がある」(近畿)、「自然環境が良く、山や海が生

      • とりあえず受験し続ける。これこそ、不合格の理由。

        レトリカ教採学院(教採塾)、学院長の川上貴裕です。 複雑な経歴の方、不合格が続く方の中には、『とりあえず』受験する、という人も見受けられます。 ★受験資格があるから、とりあえず免許取得見込みだけど、受験してみる。 ★受験資格があるから、年齢は高いけど、とりあえず受験してみる。 ★筆記で落ち続けているけど、とりあえず受験し続ける。 ★倍率は高いけど、とりあえず受験し続ける。 このような人は、やはり、不合格が続きます。 このブログをご覧になっている教師志望者のほとんどは、

        • 問題行動の時こそ、子供のプライドを刺激してみよう。

          レトリカ教採学院(教採塾)、学院長の川上です。 問題行動においては、どの教師、どの学校でも同じでしょうが、何度言っても同じことを繰り返したり、反抗的な言動をとったり、授業中、友達の席に雑談をしに立ち歩いている子供1人を、ようやく席に戻したと思ったら、また別の子が立ち歩いたりして、埒があかないことが、あると思います。 指導する先生も、思わずイラっとしたり、腹が立ったり、傷ついたりすることも、あるかもしれません。 しかし、子供というものは、そういうものです。 いちいち感情的

        社会人(民間企業)から教師になる方の、不合格の落とし穴。

          子供たちは、楽しい学びに飢えている!

          レトリカ教採学院(教採塾)、学院長の川上貴裕です。 「教師を育む仕事をする身として、やはり現場のこと、最前線を知っておかなければいけない。」と以前から、河野と話していました。 そんな折、11月末頃に、ご縁があって、教育委員会の方とお話を詰めて、年明けから、午前中だけ非常勤講師として、現場に出る機会をいただくことができました。 6年生の算数と保健体育、3年生の体育を担当することになりました。 午前中は、小学校の非常勤講師として。 午後は、大学講師として。 夕方以降&土日

          子供たちは、楽しい学びに飢えている!

          話し上手な人かどうかは、道案内で分かる。

          こんにちは。 レトリカ教採学院(教採塾)、学院長の川上です。 話が上手な人なのか。 はたまた、残念ながら、下手な人なのか。 それは、道案内の演習をしてみると、よく分かります。 皆さんも、試しに考えてみてください。 今回の思考実験では、 広島駅を現在地とし、世界遺産の原爆ドーム(平和公園)を目的地とします。 (広島にお越しになったことがない、または、知らない方は、地図アプリなどで、ルートを検索してみてください。 あるいは、皆さんがお住まいの自治体で、同じように、駅を起

          話し上手な人かどうかは、道案内で分かる。

          立ち上がれ。

          不合格が続く方へ。これまで不合格が続くたびに、悔しい思いをしてきたことでしょう。 周囲は受かって、自分だけ取り残されてしまったと負い目を感じる。 「結果どうだった?」と悪気の無い管理職や同僚から聞かれるのも、「ほっといてくれ。」と言いたいほど、うんざりだった。 「あの人落ちたんだってね。」と思われていると思うと、今すぐ職場から逃げ出したくなった。 「なんで、あんな能力のない人はさっさと受かるのに、私は受からないのだろう。面接官は、ほんと見る目がないな。」と、腹が立った

          不合格になる者は準備が遅いし、ただの経年を必死にアピールしてしまう。

          レトリカ教採学院(教採塾)、学院長の川上です。 11月期から、レトリカ教採学院の本講座も、順次スタートしています。 既に定員に達しつつある講座が、どんどん増えています。 かたや、来年の教採は、6月にスタートする自治体も増えています。もう、 来年の教採まで、もう1年を切っているのです。 下手すれば、あと半年で教採が始まる自治体もあります。 たった、残り半年しかないところもあるのです。 だからこそ、9月から受講し、先手を打つことができている受講生は、やはり賢いというか、計

          不合格になる者は準備が遅いし、ただの経年を必死にアピールしてしまう。

          不都合な真実に向き合えるかが、合格のカギ。

          レトリカ教採学院(教採塾)、学院長の川上貴裕です。 本日は少し、大人の事情や不都合な真実に、迫りたいと思います。 その事情や真実に向き合えるかが、合格のカギとなります。 日本の学校教育の現場では、まだまだ、特別な配慮を要する児童生徒への対応を、臨採や講師に押し付ける現状もあるようです。 特別な配慮を要する児童生徒とは、 ・障害を抱えている児童生徒 ・外国籍の児童生徒 ・不登校の児童生徒 ・学齢を超えた生徒 などを指します。 特別な配慮を要する児童生徒の対応、つま

          不都合な真実に向き合えるかが、合格のカギ。

          毎日の投稿が、合格を確実なものにする!

          できるだけ多くの面接質問に、できるだけ個別最適に挑戦する。 このことが面接での合格の最大の秘訣です。 単に、参考書に書いてあるような面接回答例を真似して語っていては、とても合格は勝ち取れません。 「寄り添う」、「〇〇の大切さ」、「些細な変化も見逃さない」、「恩師に憧れて」など、耳に聞き心地いいだけの、チープな表現だけでは、合格は勝ち取れません。 あるいは、仮に、全ての面接質問に対する、模範回答例が載っている『赤本』があったとしても、あなたのプロフィールやバックグラウン

          毎日の投稿が、合格を確実なものにする!

          意見や考えは異なって当然。最初から一緒の方が怖い。

          面接質問で ★同僚と意見が異なったらどうしますか? ★管理職と指導の考え方が違ったらどうしますか? ★人と衝突した場合、どうしますか? みたいな、バカげた質問が来ることがあります。 (そもそも、衝突というのが、物理的なのか心理的なのか、その辺も「空気読めよ。」という抽象的な質問で、実に腹が立ちますけどね(笑)) 質問者の意図は、シンプルに、 協調性があるかどうかを見極めたくて、聞いているのでしょう。 ただね、 「面接官さんよぉ。よく考えて、質問しなさいよ!」とい

          意見や考えは異なって当然。最初から一緒の方が怖い。

          みんな違ってみんないいと言いながら、教師自身が一番、人と違うことを恐れている。

          この土日は、教員採用試験の説明会がありました。 100名ほどの教採受験者の皆さんが座っていました。 一番最初に感じたことは、 みんな黒スーツ! みんな白マスク! でした(笑) みんなビシッとしていて、さすがだなと思いましたが、私としては、どうも毎年、説明会しかり、教員採用試験当日しかり、この光景に違和感を感じずにはいられません。 ほとんどの教師が、「みんなそれぞれの個性がある。」、「みんなちがってみんないい。」、「多様性を尊重しよう。」と子供達に話す中で、教師自身が

          みんな違ってみんないいと言いながら、教師自身が一番、人と違うことを恐れている。

          なぜ、ちょっとやそっとで学び直せると思っているのか。

          教師志望者の方で、最近は、中学卒業レベルの知識さえ曖昧で、一般教養試験でも、半分も取れない教師が増えています。 由々しき事態です。 筆記試験の時期が、いよいよ目前に近づいてきたからなのか、「学び直しているんですけど、なかなか身に付きません。」と苦しんでいる、悩んでいる受験者も多いようです。 一般教養と呼ばれるもののほとんどは、小学校では6年、中学では3年かけて学ぶわけですよね。 もちろん、1回は子供時代に学んでいるから、なんとかなるだろうと考えたくなるのもわかります。

          なぜ、ちょっとやそっとで学び直せると思っているのか。

          ベートーヴェンは、耳が聞こえなかったから、後世に名を残したのだろうか。

          ベートーヴェンは、耳が聞こえなかったから、優秀だったのか。後世に名を残したのか。 ヘレンケラーは、視覚と聴覚を失ったから、偉大なのか。後世に名を残したのか。 そうではありませんよね。 もちろん、障害を抱えながらも、作曲を続けたり、福祉に尽力したりした功績は素晴らしいものです。 でも、「障害があったのに、すごい!」というのは、健常者側の解釈であり、健常者側の美談だと考えます。 障害があってもなくても、恐らくベートーヴェン、ヘレンケラーの優秀さは、変わらなかったでしょう

          ベートーヴェンは、耳が聞こえなかったから、後世に名を残したのだろうか。

          受験者に願望や希望があるように、採用側にも願望や希望がある。

          例えば、東京都の教員を志望した理由として、 ・最先端の学び、文化がある ・多様な学校がある ・多様な価値観を持つ人がいる と語る人がいるんですよね。 たしかに間違ってはいないでしょう。 しかし面接官からすれば、「田舎・地方・地元では、多様な学びはないのか。多様な学校はないのか。多様な価値観を持つ人はいないのか。教師になりたいのは、最先端のものや文化を学びたいからなのか。」と聞きたくもなりますよね。 もちろん、そう聞かれると受験者は、「いや、そういうことではありません

          受験者に願望や希望があるように、採用側にも願望や希望がある。

          『求める教師像』の文言を使うと、不合格になりますよ!

          全国65の自治体の『求める教師像』を、簡潔にまとめてみました。 まずは、以下をご覧になってみてください。 ↓ それぞれの自治体によって、表現やニュアンスの違いは多少あれど、おおよそは、これらの文言に集約されます。 もう1つ、大元である文科省が述べている資質能力も、見てみましょう。 こちらです。  ↓ 65の自治体が求める教師像と、文科省が述べている資質能力を見比べると、同じ内容なのです。 そりゃそうですよね。 ボスである文科省が述べている資質能力ですから、各教育委員

          『求める教師像』の文言を使うと、不合格になりますよ!