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#013 明け方の陣痛から、16時間かけた出産

ついに、6月28日に子どもが産まれました!
今日のnoteでは、産まれるまでの過程について細かく書いてみようと思います。夫視点になるので、これからお父さんになる人の参考になればと思います。

ということで、このシリーズnoteでは、良き父になるため、そして良き夫であり続けるために行う努力や、日々の苦悩・葛藤を赤裸々に書いていこうと思います。まだまだ未熟ではありますが、応援してくれると嬉しいです!ぜひゆっくり読んでいってください。






明け方の陣痛

午前3時、なんかお腹が痛いと妻が目を冷めました。通常痛みの間隔が1時間おきに来はじめるのですが、いきなり15分ほどと短いことから心配になり病院に電話。一旦痛みが引くまで待ってみて、また連絡してくださいとなりました。それでも痛みが引かないことから再度連絡をして、検査をすることに。妻はこれを見越したかのごとく入院セットを準備していたので、それを持って病院に行きました。

明け方、病院に到着しすぐに検査。子宮口が2cm開いているため、そのまま入院することになりました。陣痛の間隔が短いため、15分おきに強い痛みがお腹に来る。想像するだけで苦しい…。私もその日は会社を休み、妻に付き添うことに。私にできることは寄り添って手を握り、声を掛けることくらいですが、それを精一杯やると決めていました。がんばれがんばれ。

手を握って支える
痛みに耐える妻
変わってあげたいくらい苦しそう

途中、アロマセラピストの方が来てマッサージをしてくれたり、腰をあたためる湯たんぽを持ってきてくれたり、少しでも痛みを和らげようといろんなことをしてくれました。ありがたい…



ずっと続く痛みと部屋の移動

その後も痛みは続きます。助産師さんが定期的に来てくれて「良い陣痛来てますね〜」「呼吸は吐くことに集中しますよ〜」と声をかけてくれました。初産の私たちからすると、常に軽いパニック状態なのですが、和やかな声で現状を肯定する声掛けをしてくれる看護師の方々が心強かったです。全員女神に見えた…

出産したのが南古谷駅近くの愛和病院というところなのですが、ここはご飯が美味しいと有名で、緊急入院してからの食事も素晴らしいものでした。

おやつ
夕食

妻は痛みで食事どころではなかったため、私が食べました。食べておかないと倒れてしまうと言われていたので、手を握って声掛け→合間に一口の繰り返し。バタバタしながらも内心「なんだこれ、美味いな…」と心のなかでつぶやいていました。


夕方、ようやく子宮口が7.5cmまで開きました。ここまでくるのに10時間くらいかかったかな。全然開かない時間が長くて、後半で一気に。ここがかなりきつそうで、唸りながら手すりを掴んでいました。

ここで助産師さんからいよいよ部屋を移動するという指示が入りました。出産ができる広めの個室です。

ここで出産をします

ここに向かう途中、もう歩くのすらままならないほどの痛みで、肩を貸しながらの移動でした。

①いきみたくなる
②破水する

どちらかの症状がでたらいよいよですと伝えられ、引き続き手を握りながらサポート。痛すぎて呼吸が荒くなってしまうので「吐くのに集中だよ、フーって」「呼吸に集中」「頑張ってるよ」「良い陣痛きてるよ」となんども声を書けました。以前何かで、陣痛が来ているときにイエスかノー以外の答えを求める質問をしてくる夫に腹がたったみたいなのを読んだことがあるので、あれいる?これいる?腰揉む?水いる?みたいなシンプルな声掛けを徹底しました。あとはなるべく聞かずにやること。水を口元にもっていく、腰を揉む、など…。

隣で手を握り寄り添う


踏ん張る力が強くなると、便意も強くなるそうで、テニスボールを肛門に当てるようにと言われました。こういったモニターがあるのですが、下の波形が陣痛の波を表しており、強くなるのに合わせてボールをぐぐっと当てます。こんなに押していいものかと思うくらいしっかり押し込みます。それが楽みたいで。

陣痛の波形と赤ちゃんの鼓動




ついに…!

立ち会い出産とはいえ、常に一緒にいられるわけではありません。一時的に外にでるタイミングもままあり、出たり入ったり。外にいる間は特にやることがなく、痛そうな声を聞きながら悶々としていました。とりあえず写真でも撮っておこうと、なんとも言えない表情を自撮り。笑

6番の部屋で産んでいます


その後、いよいよ!というところで呼ばれ、立ち会い。頭側で待機して、子どもを取り出す瞬間を見ました。もう、壮絶の一言に尽きる…。最後の一踏ん張りは、きつそうというより、ようやく目の前にきた安堵に手を伸ばすような力強さがありました。母は本当に強いもので、産まれたらもうケロッとしていて、かわいい〜と我が子を抱いていました。本当にお疲れ様。

取り出した瞬間
お猿さんみたいな顔を想像していたら
顔立ちはっきりの男前だった
産まれたて
助産師さんがお湯であらって抱かせてくれました
産まれたあとは夫婦の絆を写真に


陣痛がきてからおよそ16時間ほどの出産。
本来もっとじわじわ来るはずなんだけどね、1日でよく頑張ったね。
産まれた我が子も、頑張った妻も、本当に愛おしい。これからしっかり支えていこうと改めて考えさせられましたね。君たちのためなら、私はいくらでも頑張れるよ。

かわいいかわいい我が子


その後、妻は病院でゆっくり休み、私は自宅へ帰宅。翌日から早速面会ができるので、お互いの家族と一緒に訪れました。怒涛の一日だったけれど、立ち会って本当によかった。全パパが立ち会えるよう、自分の会社でも啓蒙していきたい。



おわりに

後半失速したものの、妊娠がわかってからの10ヶ月間、noteを書ききりました。ここからは抜けていた期間のことを更新したり、産まれてきた子どものことを書いたりしていこうと思います!ぜひゆっくり読んでいってくださいね。

まだまだ未熟な新米夫・新米パパですが、これからも発信を続けていくので、応援どうぞよろしくお願いします(^^)



もらったへその緒


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