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企業型確定拠出年金(法人版iDeCo)について②


前回の続き


こんにちは。
福岡県糸島市の企業型確定拠出年金(DC)導入の専門家、株式会社アクセルです。
前回は、企業型確定拠出年金についてお話させていただきました。

「iDeCo」が個人向けの確定拠出年金なのに対して、
「企業型確定拠出年金」その名の通り企業向けの確定拠出年金というお話でしたね。

この企業型確定拠出年金制度。
従業員の老後の資産形成に欠かせない、国が後押ししている大変素晴らしい制度です。
大企業では2社に1社が導入済ですが、何故か中小企業ではわずか2%の企業しか導入がありません。

良い制度なのに、知られていない、知る機会がない。
なぜ98%の中小企業は企業型確定拠出年金制度を知らないのか?
ここに隠れた問題が潜んでいます。
というのが前回のお話でした。

今日は、早速前回の答えをお伝えしていきます。
中小企業で企業型確定拠出年金制度の普及が進まない理由。それは。。。


売り手の金融機関側の都合が大きいのではといわれています。

どういうことなのか?

企業型確定拠出年金は国が用意している制度です。
つまり、民間の金融商品(といってよいか分かりませんが)ではありません。よって、企業型確定拠出年金制度を導入(販売)しても、導入した側の企業の利益というのは大変低いのが正直なところなのです。

企業型確定拠出年金制度を導入するには、規約を作ったり、給与規定や退職金規定、就業規則を整備するなど沢山やる事が発生します。
上記に加えて、厚労省への届け出など手続きな煩雑なうえに、様々な届け出をしなければなりません。

また導入を決定してから、実際にスタートするまで一般的には、半年程度の時間がかかります。ここまでの労力と時間的コストを企業が負っても、その収益はとてもではありませんが、採算に見合うものではないというのが実情です。

よって、企業型確定拠出年金制度を導入している一般的な売り手企業(銀行や証券会社)の中には導入に際して、従業員規模が300名以上といった条件を付しているところがあったりします。
ハードルが低いところでも、大手金融機関が導入する際、従業員数100名以上といったところです。

しかし、中小企業で従業員数が100名以上や3桁以上の会社が果たして日本全国に何社存在するのでしょうか?
我々は、上記の理由が企業型確定拠出年金制度が中小企業で普及が中々進まない理由ではないかと考えています。

そして、上記の理由について問題意識を我々が持っているのが、当社が企業型確定拠出年金を事業として取り組んでいる理由になります。

当社はお客さんに対して、正直な会社でいたいと考えています。

「良いものは良い。悪いものは悪い。」

とはっきり言いたいたい会社です。
つまり、分かりやすい人間が多い会社です。笑

企業型確定拠出年金は従業員にとって、最高の福利厚生制度だと信じています。そして、この素晴らしい制度をもっと日本に普及させたい。
当社は小さい会社ですが、九州の片隅からこの問題を解決したいと本気で取り組んでいます。

「そんなこと言って、企業型確定拠出年金って具体的にどうスゴイの?」
こんな疑問を持たれている方もいらっしゃるかもしれません。

次回は、企業型確定拠出年金の魅力について語っていきたいと思います。

※企業型確定拠出年金とは?
「企業型」=法人で働く従業員が加入する
「確定拠出年金」=従業員が自分で拠出額や運用の指図をする

※あとがき
Noteにちゃんと記事を書いてみたのが初めてだったのですが、自分の想定以上に反応があってビックリしています。(勿論凄くうれしいです。)
読んでくださった皆さん、ありがとうございます(^^)


会社名
株式会社アクセル
所在地
〒819-1129 福岡県糸島市篠原西2丁目5番5号
設立
1995年12月28日
主な業務
企業型確定拠出年金導入事業
ホームぺージ

https://www.big-advance.site/c/183/1472


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