緊急事態宣言を受けて

初めまして、株式会社RETRYの代表をしております、森下と申します。

どんな事をやってる会社などについてはホームページをご覧ください。

https://re-try.net/

今まで他のブログサイトでたまにログを残してましたが、今日からnoteに書いていきたいと思います。文才があまりないので読み苦しい点はすみません。

さて。

今年に入り、周知の通りコロナ(COVID-19)が猛威をふるっている。感染は拡大の一方で、日に日に増加しており、4月7日に緊急事態宣言が発出されました。

そんな中、経済は大打撃を受けていて、企業活動が鈍化してしまっているのは否めない状況になっています。

当社でも、2/18から原則リモートワークでの業務をスタートし、3/18から完全リモートワークに移行、出張は原則禁止(必要な出勤や出張は申請を行う)などの対応をしてきた。

この一ヶ月半くらい、全社リモートワークに切り替えてから、新たな発見やこれからの働き方のヒントになるものがたくさんある。

そもそも、RETRYという会社は、創業当初からリモートワークを多用してきました。当社の事業の一つである再生可能エネルギー発電所の用地開発業務は出張がとても多く、基本的には地域(地方)での仕事がメインとなるのだが、意思決定は東京で行うので、スピード感を落とさないように、地域での仕事を東京に持ち帰らず、そのままオンラインで資料共有やミーティングを行います。

こういった事を積み重ねてきているので、ほとんどのメンバーがオンラインでのミーティングにアレルギーもなく、ツールの使い方やオンラインミーティングのナレッジがかなりたまっている。なので、今回こういった事態にもかなり柔軟に対応が出来ている方だと思います。

そういった背景があり、リモートワークがうまく機能していることはとても良い事なのですが、この1ヶ月半ミーティングがめちゃくちゃ増えました。例えば僕でいうと、朝一の役員との共有mtgから始まり、各ユニットとのミーティング(30分〜1時間)がほぼ休憩なくつまってます。忙しいアピールをしたいわけでなく・・状況的に刻一刻変化しているので、意思決定事項が多く、かつ各ユニットマネージャーとのコミュニケーションや、今後の対応策などを話す場面が多くなっています。多分、他の経営者の方も同じ感じだと思います。

その中でも特に、管理ユニットとの話し合いをかなり濃密に行っています。密です、密。冗談はさておき。

今回のコロナについては完全に想定外でしたが、そもそも当社では、こういった場合の対策についての用意がほとんどされていませんでした。優先度が低かったんですね、いま思えば重要度の高い事だったと反省してます。

なので、この短期間に少数メンバーでかなりの速度感で様々な事を考え、決め、実行しています。メンバーやマネージメントが感染した場合の権限移譲をどうするか、レポートラインの変更規定や、リモートワークのルールは?イレギュラー出張の申請と承認フロー、それに伴う申請書のフォーマット作り、社内で感染した人が出た場合の広報をどうするか、財務シミュレーションなどなど、盛り沢山です。キリがないくらいあります。

ただ、面白いもので、管理ユニットの業務をこなすスピードが、日に日に上がってます。僕の意思決定のスピードもかなり上がったようにも思います。人間危機的状況になった方が進化するのだなと、人類学を肌で感じているようです。

ほとんどの方がリモートワークになっていると思うので、リモートワークについていくつか書きます。

1.オンライン会議では、出来るだけカメラオンで話す

これ結構大事で、もちろん自宅からなので家の中見られたくなって人もいるかもしれませんが、ツールによっては背景も変えられるので試してみてください。リモートワークになると、コミュニケーションが取りづらくなるのが辛いところなのですが、カメラオンにして顔を見ながら話すだけで、数回やってると対面とそこまで変わらない感じになります。

2.カメラオンで話す場合の注意

カメラで写っている自分を意識することが重要です。例えば、周りに人がいないので、ミーティング中についタバコ吸っちゃう人とか、ミーティング中なのにグラスなどを取るために何も言わず席立っちゃうとかあります。音声は聞こえているのでそんな感じになってしまうんだけど、ダメという事ではなく通常対面でミーティングする時と同様に、一声かけることが大事です。ちょっとグラス取ってくるので席外しますね、とか。

3.ツールの一本化

便利なツールを探しがちなんですけど、ツールが乱立したり、部署によって異なるツールを使用したりすると、使用説明に時間がかかったり、慣れるまでの時間がとても非効率に感じます。また、セキュリティの脆弱性などをリサーチし、場当たり的な導入でなく準備をした方がいい。

4.適度に運動を

リモートワークでは、前述にも書きましたが、ミーティングが結構簡単にセットされます、なので人によっては一日中ミーティングやってる感じになる人もいるんじゃないかと。逆に、ミーティングない人はほぼPCに向き合っている時間になってしまうので、政府からの方針に散歩やジョギングはOKとなっているので、離席を共有し、たまには外に出て散歩などすることで精神衛生的にも良いと思います。

5.社長は我慢

現場が動いていなかったり、メンバーの働き方などが見えなかったり、売上の心配だったり、キャッシュフローの事だったり、こういう事態には経営的に、想定外な問題ばかりがおきます。しかし、ここで経営者が慌てたり、冷静さを失うのではなくこういった時こそ、リーダーシップを発揮し、情報をオープンにする事こそが大事だと思います。


ざっくりと記載しましたが、日々状況が変化している中で、大変な事も多いとは思いますが、僕自身はなんとかこの状況でも会社を存続させて、乗り越え、今が100年に一回のチャンスだと捉え、柔軟な思考で挑戦をしていこうと考えています。

頑張って乗り越えるぞー!おー!



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