花びらのように美しいガラスの器
Petal(ペタル)はフランス語で“花びら“を意味します。その名の通り、ペタルシリーズのグラスや器は、ガラスに光が降り注ぐと花びらが揺れるように、美しい表情を見せてくれます。
このシリーズは、「猿江ガラス」の越中真知子さんが一つ一つ宙吹き(ちゅう-ぶき)という技法を使って作った唯一無二のプロダクトです。越中さんは世界各国の三つ星レストランや高級ホテルで使用されているグラスの製造を任されている日本を代表するガラス職人です。
宙吹きは型を使わず、グラスの整形から完成まで空中で拭き上げていく技法で、皆さんもテレビなどで見かけたことがあるかもしれませんが、形が歪まないように、常に竿をクルクルと回転させて息を吹き込んで成形する方法です。
熱してやわらかくなったガラス自身の重さに働く重力と、それが垂れないように竿を回すわずかな遠心力だけで形を整えていく、まさに職人技です。この宙吹きはなんと紀元前1世紀に誕生し、ローマ時代から変わらない技法だそうです。
ペタルグラスにはモールというスジ模様が入っていて、この模様をつけることで花びらのように見えて食卓を華やかにします。
一つ一つ手作りで多くの数はありませんが、そのほかボトルなどのご用意もあります。詳細はD-BROS HPよりご覧ください。
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