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現場の声を聴いていますか?

ご覧いただきありがとうございます。

今回は経営においても重要な現場目線での記事です。

目線と価値観

企業活動を行う上で「経営者目線」と「現場目線」のどちらも必要です。
経営者目線だけに偏ると、現場の混乱や不平不満が溢れ、お客様へしわ寄せが行き、サービスの低下などの弊害にも繋がります。
逆に現場目線だけに偏ると経営判断ややるべき投資などの決定が遅れ、旧来のやり方から変化できず、取り残されてしまうこともあります。

そもそもの立ち位置が違うので、目線が違うのは当たり前なのですが、時にトップダウンでの指示があると「現場は分かっていない」「経営者は何を考えているのか」など目線の違いから互いに理解できず(理解されず)、無駄な争いやすべき判断が出来ないなどのデメリットに繋がります。

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なぜあなたの会社の社長は朝令暮改が多いのか」から

現場の声を聴く

経営者やリーダーであれば、現場の声を聴き、実際に現場に立ってどのような考えや行動をしているのかを見るだけでも現場に歩み寄れますし、現場への指示や要求に対しても何につまずいて進んでいないのかなどを理解できるので、適切な指示や提案方法で伝えることができ、円滑に業務が回るようになります。

従業員や会社を守る経営者は、真面目さや責任感などから現場の声が届きにくくなりがちです。
経営者であってもひとりの消費者ですので、根を詰め過ぎず時には大きな心で自社や環境、現場を見ることで改めて学ぶことも多いと思います。

メリット

現場感を持つことで、現場や従業員などとのコミュニケーションの向上から、チームワークの向上にも繋がります。
関係が上手く構築できると、言うだけの経営者という印象から、聞いてくれる経営者として、「うちの経営者は現場を理解してくれている」という信頼にも繋がります。

さらに、思ってもいなかった現場目線からの課題解決方法が出て来たり、一緒に考えてくれることで自社を何とかしようとする従業員の当事者意識にもつながり、業務も円滑に回るようになります。

経営者と現場の目線が一致することで、会社が抱える問題に対しては、文字通りの全社一体となり全員で取り組め、問題解決や事業変革、新規事業の立ち上げど、大きな判断に対しても不平不満が出ることなく、自分ならこうするなど、それぞれが自分の立場や目線で行う「判断力と行動力を兼ね備えた」組織に向かうことが出きるのではないでしょうか。

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MONOist【イノベーションには「経営と現場の視点の融合」と「やりきる覚悟」が必要】から

まとめ

繰り返しになりますが、経営者やリーダー層の方は、仕事に没頭するあまり、本当に必要な現場の情報が入ってこなくなってしまうことがあります。
現場の声を反映できる機会を逃す弊害として、その中には自社が抱える問題が現場に転がっており、実は解決方法が現場にあることを逃してしまうことにもなります。

今後ワクチン接種が行き渡り、消費が回復してくると予想されている中で、今社内としてどういう状況なのかを良く把握し、改善策を講じて社内から変えていくことで、リベンジ消費といわれる消費回復時にも遅れることなく対応できるのではないかと思っています。


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