3学期スタートのマインドセット

本校は明日が3学期スタートです。
ここでは3学期をどのように迎えるのか具体案を出しながら示していきたいと思います。

① 教室をきれいにする

年末に大掃除をしたクラスは多いと思いますが、2週間ほどの間に埃がたまっています。5年家庭科「ものを生かして住みやすく」で記載されている通り、埃は四隅に集まりがちです。
しかし、ホウキとチリトリという旧石器時代の用具を使っているようでは、非常に効率が悪いです。
私は充電式のコードレスの掃除機を教室に持ち込んでいます。
(仕事場に私財を持ち込むことに関しては賛否分かれるところではありますが、ここでは深くは触れません))

治安の悪いといわれる地域に実際に足を運んだことが何度もあります。
窓割れ理論ではありませんが、犯罪が起こりやすい地域は、街にゴミが散乱していたり、空き家が放置されていることが多いです。

これは教室も例外ではなく、荒れているクラスは環境が整っていない場合が多いです。
教室がきれいであることが当たり前となれば、自然と子どもたちも教室環境を整えることを意識します。

長期休業明けはこれまで教室環境が良くなかった先生方も環境を一新できるチャンスです。ぜひ、形から入ってみてはいかがでしょうか。


② 黒板にメッセージを書く

黒板アートが賛否両論を生んでいますが、私自身はどちらでも良いと思っています。私自身は絵心が壊滅的ですので、長期休み明けどころか、卒業式の日も黒板に絵を描きません。描ける先生は羨ましいなと思っています。

私は書けないのでメッセージを書いています。
連絡事項から雑談など、テーマは特に決めていません。
漢字に触れる、言葉に触れる、文法に触れる。
毎朝、黒板のメッセージを読む習慣をつけることを目的としています。


③ 体を動かす機会を設ける

これはちょっとした裏技です。

私は初日に体育を組みました。初日から体育を時間割に組み込む先生は少ないので、配当がなくても譲ってもらえることが多いのが初日です。
体を動かすことで「エンドルフィン」という物質が発生し、これはストレスを軽減させ、高揚感を促す物質になります。個人の力量で運動量や勝敗が決まるドッジボールなどではなく、能力に関係なく楽しめる体ほぐしの運動などが良いでしょう。激しい運動をする必要もありません。

新学期の登校初日は教員と同じように子どもたちも同じように緊張感を抱え、ストレスもためている状態だと思います。体を動かすことで、高揚感のある状態で帰しましょう。「楽しかった!」という感情をもって帰宅すればこちらの勝ちです。

最後は担任がご機嫌であることですね。
この冬はたくさんインプットができたので、3学期が楽しみです。



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