コラム Preliminary Sketch AIと遊ぼう 其の捌
夏ごろの更新からかなりの時間が空いてしまいましたが、その間にも動画生成AIサービスは各社が性能のアップグレードで競い合っていて、それが相乗効果となってどんどん進化しています。
OpenAIのSORAのリリースはいつのなるのかわかりませんが相当な機能を持っていないと世間は納得しないかもしれませんね。
そう言えば、まだリリースされていないSORAのテストアーティストにマクドナルドのマックポテトのCMを製作した生成AIアーティストの架空飴さんが起用されたようです。日本の生成AIアーティストの世界での立ち位置というかレベルがどの程度なのかをを示したような気がします。
やっぱり架空飴さんは別格ですね!
とまあ、色々な動きがあるのですが、Runway Gen-3もハリウッド映画会社のライオンズ・ゲートとの提携がアナウンスされたり、Stable DiffusionをリリースしているAI企業Stability AIの取締役会にハリウッド映画の巨匠キャメロン監督が加わることになったりとか、エンターテイメント業界との生成AIの繋がりが映画業界で模索されはじめました。
すると、Runwayは映画製作で活用出来そうな新しい様々な機能が追加されたり、Luma Dream Machineもそうですが、APIを公開したことでユーザー側の自前のアプリに取り込めるようになったりと、日々新しいニュースが次々と入ってくるので、私自身なかなか新情報に追いつけていないのが現状です。
しかも中国勢もトップ争いが凄くて、以前はKLINGの勢いが凄かったのですが、現在は生成動画のクオリティでMinimax-hailuoAIというサービスが台頭してきていますし、ViduやPixVreresというキャラクターを登録してそれを参照しながら動画生成できるサービスもこれに続くように追従しています。
そんな中私もメインツールをLuma Dream MachineからMinimax-hailuoAIに、静止画像もCopillot image creator(DALL-E3)からGoogleのimageFXに移行しながら色々試している最中です。
以下がここ最近の私が生成した動画です。Luma Dream Machineを使っていた以前と比較するとMinimax-hailuoAIによる生成クオリティはかなり上だと思います。
上の2つの動画で使用している楽曲もオリジナルで、sunoAIという素晴らしい楽曲生成サービスを使っています。
以前から言っていることですけど、マジで一人で映画が作れる未来が本当にすぐそこのような気がします。
次回に続く