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身体を温める食材

今年は気温が安定せず暖かい日が続くと思えば、また明日から気温が急降下するそうで、くれぐれも体調にはお気をつけください。

当院へ通院されている方で食事を見直すための食事療法があります。1〜2週間の食事や飲料を写真で送っていただき、分析して足りない栄養素の補い方、サプリメントの弊害になるものなどを割り出します。

そこで、冷え性改善のために摂っておられるという生姜湯や朝一に飲む白湯。身体を冷やさないように夏場でも摂っているという方も散見します。

確かにテレビや雑誌などでよく取り上げられており、ポピュラーな情報で貼りますが、結果的にいうと短絡的に身体を温めるという効果のあるものはありません。

ヒトは魚のような変温動物ではなく恒温動物だからです。基礎体温は外因によって影響を受けることはありません。激辛料理や温かいものを摂れば一時的に上がることはありますが、それはビンタ食らっても上がるので健康に寄与するものではありません。

冷え性及び体温に大事なことは4つ。筋肉量、体脂肪、ミネラル、バイタルです。

筋肉は血液に富んだ組織で体温向上に役立ちます。
体脂肪保温性が高く低すぎるとすぐ冷えます。
鉄を筆頭にミネラルは化学反応で熱量を増産します。

バイタルは健康指標で一番大切で、基礎体温36.8度以上血圧(低いよりは高い方が良い)、脈拍(60拍/minぐらい高いと要注意)、自律神経(身体を修復及び休める方の副交感神経が働いているか

しっかり栄養を摂って、まともに生きていれば正常に身体は機能するようにつくられています。それをまずは理解してください。

たきた整骨院 瀧田国生


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