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バウンド 私が偏愛するギャング映画 その10

あらすじ

腕のいい盗みのプロ、コーキー(ジーナ・ガーション)は5年間の刑期を終えて出所した。
彼女はマフィアのビアンキーニから、彼の所有するシカゴのアパートの内装と配管工事を任された。
隣の部屋には、組織のマネーロンダリング担当のシーザー(ジョー・パントリアーノ)とその情婦ヴァイオレット(ジェニファー・ティリー)が住んでいた。
妖艶なヴァイオレットは中性的なコーキーにひと目惚れして誘いをかけ、2人はその夜、激しく求め会う。
数日後、シーザーの部屋では組織の会計士シェリー(バリー・キヴェル)が200万ドルを横領したのが発覚し、ボスの息子ジョニー(クリストファー・メローニ)らの拷問を受けていた。
シェリーとも密かに関係を続けていたヴァイオレットはコーキーに、その金を奪って逃げようと持ちかける。彼女を愛し始めていたコーキーだったが、相手がマフィアのマルゾーニ一家であることと、かつて相棒に裏切られた苦い経験から躊躇する。
だが、彼女はボスのジーノ(リチャード・C・サラフィアン)が金を受け取りにくる日に金を奪い、シーザーには彼と折り合いの良くないジョニーの仕業と思わせる作戦を思いつき、2人で周到な準備を進める。
果たして彼女らは、無事に金をいただくことが、出来るか?
「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟、初監督作。

感想など

ボーイッシュでタトゥーだらけのタフなルックスのコーキーを演じるジーナ・ガーション、セクシーでハスキーな声が魅力的なヴァイオレットを演じるジェニファー・ティーリーのセクシーな魅力、前科者がギャングの情婦と恋に落ちてギャングの裏金を奪おうとするフィルムノワールでは使い古されたストーリーを女性同士の駆け引きを絡めて描くことで、新しい切り口のセクシーなフィルムノワールに仕上がっています。 

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