私にとっての花
以前、
“あなたにとっての花はなんですか”
というポスターを見たことがある。
昔の私なら、
どこにでも咲いているもの。
と答えたと思う。かわいいという感情はあってもそれ以上でもそれ以下でもなかった。
私の母は、上手か下手は置いといてお花を育てるのが好きな人だ。と言ってもホームセンターで苗を買ってきて植え替えて水をあげるぐらいだが。
そんな姿を小さい時から見てはいたが、私にはそれでも「あ、咲いてるな〜」
と しか思わなかった。
でも大人になってみて、
いや今の職場に就職してみて変わったんだと思う。
私は保育園で働いているのだが、その保育園はお誕生会はあってもその月の誕生日の子を一斉にお祝いするではなく、
その子の誕生日の日、その子だけにクラス内でお祝いするのだ。
だから一見こじんまりしてるように見えるけどその子に合わせた誕生日を担任が考えてするから私は好きだ。
ちょっと話がズレたけど、、
そのお祝いの時に1輪の花でもいいから担任がプレゼントをする。
子どもたちは、1輪の花でも「自分の花!」と嬉しそうな表情を見せてくれる。ご飯の時もその子のテーブルに飾られる。その子にとって大切な花なんだって思った。
特別な何かをあげるわけではなく、花を添えてあげるのだ。
長々と書いたが本題の、私にとっての花は
寂しくなった時、元気が欲しい時花をお迎えしたくなる。だから
“心の彩り”
かなと思う。
お花がお家にいるだけでも元気になれるし、通りすがりに咲いているものお花を見るだけで頬が緩むのがわかる。
今の私にはそんな感じかもしれない。
これから過ごしていく日々の中で、
私にとっての花というのがまた変わっていくのかもしれない。それもそれで、楽しみだ。
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