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空っぽになったら、明るい気持ちが戻ってきた。

 また久しぶりに投稿します。ちょっと今回は長めです。

 どうやら私は今、BTSを大好きになり、これからその沼へ向かうようです(大げさか...)。今までこのnoteは占星術とか、どうやって生きる?とかそういうことを書いていたのに...。そういう記事が好きでフォローしてくださった方に本当に申し訳ないんですが、前の記事にも書きましたが、2月の手術とその後の体調不良で、考え方ふくめいろんなものがごろっと変わってしまいました。多分これからは占星術の投稿は減ると思いますので、合わないなと思う方はフォロー外してください。勝手ながらよろしくお願いします。

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 7月31日にやっとごはんが食べられる感覚が戻ってきて、8月16日にさらにぐっと体調が戻りました。もちろん波はあるのだけれど、たいぶいいぞ!という感じ。そのタイミングでリビングのエアコンが故障しました。部品がなくて修理までは一週間かかるとのこと。ずっとごろごろしていたソファにいられなくなり、リビング以外の部屋から片付けと掃除をはじめました。娘が小さいころからそのままにしていたクローゼットとか、きれいにしたいところがいろいろあってなかなかのボリュームに遭遇。資源ゴミが捨てられるタイミングもあるので1ヶ月くらいかかって家中から不用品を出しました。そのころくらいから腸の調子もよくなってきました。腸って入ってきたものを分別して不要なら出すところだから、実際の空間とつながってるんでしょうね。

 片付けもほとんど終わって、体調もだいぶ戻って、次はどうしよう?と思いはじめたのが9月の中頃。そのうちに仕事もしなくちゃだし、いろいろ考えようと思えばあるんだけど、考えてみたらこんなに自分が空っぽだったことなんて今までなかったなって気づきました。からっぽってこんな感じなんだ、ただ今の家族(夫と娘)と生きていく、それだけが今の私の決定事項で迷いはまったくない。だったらあとのことはゆるくていいや、と思ったのです。親となかなかうまくいかないことも、体があともう少しってところで万全にならないことも、仕事をしていないことも。

 今までって、なんとかこの社会にしがみついて、でもその社会が大嫌いという始末。うまくいくわけない。幸せなはずがない。自分の中で思いっきり分裂している。はっきりと、今までの生き方は間違っていたとわかりました。本当によくある言葉になってしまうけれど、病気が教えてくれました。体がそれこそ体をはって、全力で気づかせてくれました。もう元気になる日は来ないかもしれない、そう思うところまで落としてくれたおかげです。

 だからこれからは、ぜんぶ逆にひっくり返して生きたい。あれもこれもと欲張って、物も考え方もスペアをいくつも持って、重い体をひきずって生きるのはおしまい。大切なこと、好きなものを少しだけ持って、軽い体で生きていきたい。つらいことはこれからもあるよ、でもそのための準備に今を使うことはしなくていいな、と。もっと楽しい、明るい、楽で、嬉しい、笑っちゃうことをど真ん中に置いていく生き方をしたら逆になれるな、と思ったのです。

 そんなふうに思えるようになったところで、BTSです。もともと娘が好きで、アルバムもポスターも家にあったのに、私がいっぱいいっぱいでまったく入ってくる場所がなかったみたいです。でも先日の国連でのスピーチとパフォーマンスをみて、一気にスイッチが入りました。

 私にとって、K-POPの若い男の子たちのグループ、でしかなかったBTSが、ど真ん中にやってきたきっかけになりました。この人たちは本気で生きている、って感じることができました。やっとやっと、自分が空っぽになったから、好きとか、楽しいとかっていう明るい気持ちを感じる場所ができたんだと思います(←これが今回の記事で一番言いたかったことです)。

 空っぽ。怖いけどおすすめです。何が入ってくるかはお楽しみ!(あー、でもやっぱり怖いわ)

 今はまだBTS初心者ですが、楽しんでいきたいと思います。45歳にしてここまで好きになるアーティストがいるのは初めて。こんなことになるとは、1年前にはまったく想像しなかった...。人生って不思議です。


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