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ワームをチョコチョコ動かして、見えシーバスを釣ろう

※※本記事の釣法については、私自身、初級者であり鍛錬中です。そのため、本記事は現時点で完成しておらず、気づきがある度に内容を更新していきます。また、「1.序文」はくだらないので読み飛ばしていただいて問題ありません。※※

1.序文

ワームでシーバスを狙う場合、恥ずかしながら私の選択肢は、
①ジグヘッド+ピンテールワーム(orシャッドテールワーム)のただ巻き←VJやジョルティ等を含む
②ダート
しかありませんでした。

と言うか、それで十分戦えると驕っていました。
しかし、昨年のある夜に、とあるポイントでその驕りはDioの最後のように粉砕…

そのポイントの状況は、
・非常に強い光が当たっている小場所
・見えシーバス多数
・ルアーを引ける距離は短い(10m程度)
・シーバスは光が当たっているエリアで捕食している
・ベイトはイワシ、シラス、アミの混合
といった感じです。

見えシーバスに奇声を発しながら喜々とし、私はドヤ顔で①と②を試しました。
①の結果
:物好きなシーバスが1m程度ルアーをゆっくり追跡。ザッツオール。
②の結果
:ワラワラとシーバスが追いかけてくるものの、最後の最後で見切る。

②については手ごたえを感じたものの(実際に数匹キャッチ)、小場所特有のスレ進行のスピードから、すぐに反応は鈍くなり追尾するシーバスはゼロに。

一方で、相変わらず見えシーバスは多数!!!

自分の不甲斐なさの吐き口に困った私は、輝くオリオン座に向かって罵声を浴びせていました。

そんな私を尻目に、真横で釣友(バサー)がほぼ毎投のペースで見えシーバスを釣っているではないですか!しかもワームで!!しかもスレる陰りもなく!!!

驚愕した私は自分の〇〇〇を咥えるがごとくの勢いで頭を下げ、その釣法についてレクチャーを受けたのであった。

2.ミッドストローリング(略:ミドスト)

レクチャーを受けた釣法は所謂「ミドスト」。

バス釣りをされている方々からしたら、「な~んだミドストか~」「今更??ww」「うわ!セコ釣り!」etcという印象でしょう。
私も釣法名と釣法の具体的な内容は知っていましたが、恥ずかしながら実際にシーバスで試したことはありませんでした。

レクチャーの中で思い知らされたことは、僅かなセッティングの差異、使用するワームの差異、動かし方の差異で恐ろしく釣果に差が出るということです。

以下にセッティング、使用するワーム、ワームの動かし方について書き記していきます。是非、皆様もシーバス相手に試してみてください。

釣れなかった「見えシーバス」が簡単に釣れるようになります。
(そんなセコイ釣りは嫌だ!という方々は、右上の×ボタンを押してください)

(1)セッティング

・ロッド&リール
2g未満の軽量リグを投げるため、スピニングタックルを推奨します。
ロッドの硬さはMLもしくはL(個人的にはLの方がやりやすい)
リールの番手は2500番 もしくは 3000番(個人的には2500番の方がやりやすい)

・ライン
PE:0.6~0.8号
リーダー:フロロ8~10lb
参考までに私はPE0.8号+リーダー8lbです。

・ジグヘッド
ミドスト用のジグヘッドを強くオススメします。
オススメはVespa(RYUGI社)です。私は0.9gと1.8gを使用しています。

ド表層で使う場合0.9g
一枚レンジを入れる場合は1.8g

私の場合はとりあえず0.9gを使用して、見えシーバスがバイトしてこなければ1.8gに替えています。

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・ラインとジグヘッドの結び方

ループノットを強く推奨します(スナップは不使用)。
結び方でルアーの動きが大きく変わります。

ループノットについては↓のサイトを参照ください。

http://xbraidygk.co.jp/line_knot/1305

・ドラグ
細軸のフックを使用するため、ファイト中はドラグ弱めでパワーファイトは禁物です。時間をかけてファイトしてください。

(2)使用するワーム

・VIROLA 2.8インチ(DSTYLE社)
・Fuula 2.5インチ(DSTYLE社)
・ミニカリ(コアマン社)


この3つのループで十分です。
特にVIROLA 2.8インチは恐ろしいほどに釣れます!!
VIROLAだけでも十分に戦えます。
カラーについてはナチュラルカラーを選択ください。

参考までに私が使用しているワームカラーは↓です。

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(3)動かし方&参考動画

まずは↓↓参考動画↓↓です。ミドストを知らない方は必ず動画を見てください。本記事のタイトルの「チョコチョコ動かす」というイメージが湧くと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=n_LvvdkPgHo&feature=emb_title

ルアーの動きと特徴は
▶スロー
▶細かいローリング
▶ぶれずに同じレンジをトレース
▶使用するルアーは超ナチュラル系
です。

超ベイトライクなワームがレンジを一切ぶらさずにゆっくり動いているものだから、フィッシュイーターも辛抱たまらんです……といったところでしょうか。

【ロッド&リールの操作】
①ルアー着水→②ラインメンディングのために少しリーリング→③ロッドを少し下げて糸ふけを出す→④ロッドを少し上げる→⑤ロッドを少し下げる+少しリーリング→④ロッドを少し上げる→⑤ロッドを少し下げる+少しリーリング→(以降④と⑤を繰り返し)

上記の動画を見ながらだと一層イメージが湧くと思います。一回のリーリングは1/6回転程度かと思います。

レクチャーの中で、個人的に重要だと感じた動作意識は
▶ロッドを下げる→ロッドを上げるの順番
▶ロッドの上げ動作によって糸フケを出すのではなく、ロッドを下げる動作によって糸ふけを出すこと
の二つです。

また、レクチャーの中で目から鱗だった教えはリーダーのメンテについて。
【超重要】スピニングに巻いているうちにリーダーに巻き癖ができる。キャスト1投目の前にリーダーをギュッと引っ張って巻き癖を取ること。
巻き癖があるリーダーとまっすぐなリーダーでは、ワームの動きが大きく違ってきます。

以上が、現段階で私がご紹介できるミドストについてです。

見えシーバスが見極めた上でワームに口を使う姿は、今もなお私の脳裏に焼き付いています。

ミドストに触れたことがない方は是非この機会に!

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