見出し画像

98%事故に遭わない自転車運転法

ロードレーサーに乗って早や12年。
大して速くもないタイプですが、随分長いこと世話になっています。
また自転車旅がしたいなぁ。

…というわけで今回のテーマは自転車。
先日、小2の息子と自転車を漕いでいたときのこと。
改めて自転車の乗り方を教えながら走っていたんですが、ふと気付きました。
「98%事故に遭わない自転車運転法がある」ということに。
昨年末にも交通ネタを書きましたが今回は自転車に特化して書きます。

98%の根拠はこちら。

「知っていますか?自転車の事故」より

残り2%は何かというと、追突(相手に突っ込まれた時)です。
さすがにこれは避けきれません。
でも殆どは自分の心掛け次第で回避できると気付きました。
その方法をご紹介したいと思います。


まず当たり前中の当たり前。

◎交通ルールを守る

これだけで8割の事故が無くなると思います(^_^;)
でもかなり守られていないんですよね…。
具体的に書いていきたいと思います。

一時停止
自転車だとついつい一時停止ラインがあってもスーッと行ってしまいがちですよね。
なんですが、事故原因一位は出合い頭。
一時停止するだけで劇的に減りますよ。

二段階右折
車の免許を持っていない方はこの単語を知らないかもしれません。
信号を右折する際、一旦直進して右方向の信号が青になってから進むのが二段階右折です。
信号の有無に限らず交差点では二段階右折した方がいいですね。
ロードレーサー乗りに二段階右折しない人がけっこういます。
これが危ない。本当に危ない。
自転車は車から見たら完全に弱者ですから…。
右直事故(右折✕直進の事故)も防げます。

動き出す時の右後方確認
車は発進時に右後方確認がルールですが、自転車も同様です。
特に自転車は動き出しが危ない。
低速だと不安定な乗り物ですからね。

基本的に車道左側を走行
自転車は車道を走らなければいけません。
「歩道を通行できる条件」

子ども、高齢の方などふらつく方は歩道走行可となっていますがあくまでも徐行が大前提。
人がいたら押し歩きした方がいいです。
歩道走行はそれくらい危ない。
車道に自転車の走る隙間が全く無いところもあります。
そういう時もやはり歩道徐行or押し歩きですね。

○キープレフト
先の左側走行とだいたい同じなんですが、具体的に説明するとこんな感じ。

(画像はネットよりお借り)

道路を右折する際、左側をキープしながら曲がることが大事です。
そうしないと正面衝突のリスクがグッと高まります。
なんですが、これを守らない人が多いんですよね…。
気をつけましょう!

○乗降中のバスを追い越さない
右側を追い越す人は少ないと思いますが、左側を追い越す人は多いように思います。
停車中のバスからは降りてくる人がいるわけです。
しかもそこは歩道です。
バスが止まっていたら止まる一択。

○前の車が止まっていたら止まる
これは以前にも書いたとっても重要な話。
信号の無いところで車が止まっていた時に何気なく左を通り過ぎようとしたら車が右折してきた、もしくは歩行者が横断してきた…というのは非常によくあるケース。
車が止まっていたら何かあります。

○止まる前のギヤ下げ
停止する前にギヤを下げておかないと発進時にふらついてしまいます。
減速時は低いギヤに下げるクセをつけておくと転倒防止につながります。


あとは、当たり前ですが時間に余裕を持つことと定期的な整備を受けることがとても大事ですね。
焦っていたら当然事故しやすくなります(^_^;)
車は定期車検がありますが、自転車には無い…。
命を預ける自転車。
しっかりチェックしてもらいたいですね。
他にもありますがクドいのでとりあえずこの辺で(^^ゞ

事故は一発で人生が変わってしまいます。
でも気を付ければそのほとんどは避けられるはず。
事故のない世の中、作っていきましょ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?