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なんのために

12月の写真ですがキレイな紅葉。
遠くへ行かなくても身近に美しい光景が眺められるのは幸せです。

そして…年明け早々から世間がざわついていますね。
今年は去年を遥かに上回る淘汰が起きると感じています。
「情けは人の為成らず」
苦しい時ほど助け合って生きていきたい、そう思います。


今日のテーマは「なんのために」です。
年末年始は一年を振り返り、新しい年に何をするか…と考えた方が多いと思います。
何をするか、何をしたいか…と考えるとき、ぜひ「なぜ」と自分に問うてみてください。
自分の行動や思考の大部分が「なんとなく」で決まっているところが多いと思います。
なんとなくでも行動はした方がいいですね。
考えるだけで動かないのが一番もったいない。
ただ、行動や思考を深堀りすることで自分の核に気付くことができ、周りに流されることなく自分の人生を生きることができるようになります。

例として「このnoteはなんのために書いているか」について書きたいと思います。


①思考を言語化(表現)する訓練とするため
②表現したものを人に読んでもらうため

…なんですが、これを定期的に確認しておかないとあらぬ方向に進んでしまいがちです。
読者を増やすために炎上させるようなことを書いたり、小遣い稼ぎのために課金したりしてしまうわけです。
始めからお金が目的ならそれはそれでいいですし、途中から目的を変えても構わない。
ただ、「いつの間にかずれていた」というのが一番良くない。
しっかり何をしたいのかを意識して選択をした方が後から振り返ったときに後悔しなくて済みます。


また、目的も更に深堀りしていきます。
ひとまず①でやってみます。

①なぜ「思考を言語化(表現)する訓練」が必要なのか
→日頃なんとなく感じていることを言語化することで、より自分の考えを練ることができるため
・なぜ「自分の考えを練る」のか
→自分を知るため
・なぜ「自分を知る」必要があるのか
→自分を知っていると後悔しない選択ができるため…

といった具合です。
大事なのは自分の核に向かうよう答えることです。
そうすることで自分の中心が見えてきます。
これはかなりいい訓練になります。
自分の核が明確で日々の思考・行動とが完全に一致している人は、わざわざこんなことをしなくてもいいわけです。
ただ、人間どうしてもブレてしまいがちです。
「なぜ」を問うことで何が自分に取って大事なのかが分かり、いらないものを捨てることができます。


また、上記の例で「なぜ『思考を言語化(表現)する訓練』が必要なのか」という問いに対して「自分は言語化が苦手だから」という答え方をすると…

・「なぜ言語化が苦手なのか」
→子供の頃から言葉で表現するのが苦手だったから
・「なぜ子供の頃から言葉で表現するのが苦手だったのか」
→うまく答えられないことでからかわれたことがあるから…

というように過去の体験を遡ることができます。
今の自分は当然過去の自分とつながっています。
苦手なことやトラウマがどこに起因しているのか。
その原体験を思い起こすことが乗り越える原動力となることも多くあります。
実は思い込みで自分を縛っていた、ということも多々あります。
かなりハードワークなのですが、やってみる価値は大きいですよ。


「なんとなく」な部分を明確にして自分の人生、生きていきましょう。

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