地元ロックフェスの開催について



コロナ禍が長引いて、自粛も意味があるんだか無いんだかわからない状況で、オリンピックを含めた大型イベントの開催がもう”主催者の判断“に委ねられるようになって
我が地元でも大きいロックフェスが約一ヶ月後に控えてます。

いろんなイベントが各地で中止になったり延期になってます。批判の声が多くあるからって。
まあそらそうだわ。賛成の人はわざわざ声あげないもん。
どんだけ賛成派が多くたって、声を上げる反対派が目立っちゃえばそうなるよ。

別に反対する人を全面的に否定はしてません。
コロナがただの風邪じゃないというのはわかってるし、医療現場も圧迫されてるし、誰がどのタイミングで悪化するのかもわからないし、明日には自分の大切な人がコロナで命を落とすかもしれないし。

中止・延期という判断をしたイベントに対してももちろん否定はしません。
規模が大きくなるほど批判する人の数も増えるし、それ以外にもいろんな理由があってやむを得ず決断しなければならなかったと思います。関わっている人たちの生活に影響を与えかねませんから。


それを踏まえた上でも私は地元ロックフェスの開催に賛成です。


主催者も批判してる人達もみんなそれぞれ違った正義があるから、「思想に関して」は何が正しくて何が間違ってるかとか無いです。
ただ、「批判する内容」がずれてる人はいかがなものかなあと。


今回の秋田市の某イベントのクラスターと野外イベントを同列に考えてる人 とか(感染症対策、ガイドラインの有無など)

野外フェスはダメでスポーツイベント(オリンピック、プロ、部活の大会含め)は良いのか? とか

実際首都圏でやっている音楽フェスイベントならび屋内の大規模コンサートではクラスターは起こっていないのに とか


考えることは色々あります。


何度も言いますが、開催に反対という考え自体は間違っていないと思います。
ただ、本当にどうにかしたいのであればSNSで薄っぺらい批判を続けるよりは、具体的な根拠資料を叩きつけて主催者がぐうの音も出ないように打ちのめすくらい腹を括れよと思います。
開催を決めた側はとっくに腹を括っているのだから。
参加しようとしている人や参加アーティストに批判の声を向けるのは違うんじゃ無いですかね。

音楽が無いからって直接的に死ぬ人はいないです。でも文化は死にます。
文化が死んだら仕事が無くなる人、生きがいがなくなる人、生活がつまらなくなる人がたくさんいます。それはコロナ禍でまざまざと突き付けられた事実です。
もうこのコロナ禍が長引いている状況で、ロックフェスは“不要不急“のイベントじゃなくなってるんです。


中には自分がこんなに辛い思いをしているのに(我慢を強いられているのに)楽しいことをするのが許せないという気持ちで批判をする人もいるはずです。そういう気持ちになるのはしょうがないです。人間だもの。
でもSNSで送信ボタンを押す前に考えてください。自分が他人に強いた我慢には意味あるのか?我慢できなくて強行したイベントと、しっかりとしたガイドラインや裏付けがあって開催しているイベントの違いは冷静に見分けられているのか?


私のこの意見はあくまで賛成派の中のちっちゃなちっちゃな声です。
この後ロックフェスの開催がどうなるかはもう主催者側の判断なので、中止になったからとて残念だなあという気持ちにはなれど、なんで!?という気持ちにはならないと思います。


仮に開催が決行されたとして、すべての人が賛成するのは難しいにしても、少しでもハッピーな状況でロックフェス当日を迎えられることを願っています。


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