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世界記録更新を目撃。 8月6日

明け方、愛犬に起こされました。
うちのおじいちゃん犬は、日が昇り切る前の時間ならまだ涼しくて、散歩に行けることを知っているのです。
ふとオリンピックが気になって、テレビのスイッチを入れると、ちょうど棒高跳びのアルマント・デュプランティス選手が、世界新記録の挑戦するところでした。
彼の6m25cmの世界記録更新を見届けてから、待っていた愛犬と散歩に出かけました。

体操男子。
個人総合で優勝した岡慎之助選手が、種目別の鉄棒でも優勝。
彼のミスの無い演技で得た高得点が、後から演技をするライバルたちにプレッシャーとなったようです。
団体を含めて3つの金メダルを日本人が獲得するのは、1972年ミュンヘンオリンピック以来52年なんだそうです。
あれ? あの内村くんもやってなかったんですね。
おまけに岡選手は平行棒で銅メダルも獲得しています。
20歳でオリンピック初出場で、金メダル3つ、銅メダル1つを日本に持って帰ります。
4年後に向けて期待が膨らみます。

ところで、鉄棒の表彰式で、3位になった中国と台湾の選手が、一緒に表彰台に上がっていたのをお気づきでしょうか。
二人は友達のように仲良く話をして、記念撮影では兄弟のように寄り添っていました。
こういうのを見ると、スポーツの力って、国境を越えられるんだなあって思います。

男子バレーボール。
日本、すごかったですねえ。
イタリア戦が決まった時、サッカー男子のスペイン戦に続いて、なんでよりによってイタリアなんだよと思いましたが・・・。
フルセットのマッチポイントまで、世界1位と堂々互角に渡り合いましたね。
スタートから日本のペースで日本が2セット連取。
迎えた第3セット。
このセットに入って少し流れがイタリアに来始めてるなと感じたんですけど、それでも粘って粘ってデュースまで。
あそこで決めたかった!
それでも、世界一のイタリア相手に、"最強日本”の呼び声に相応しい試合でした。
金メダルも期待された"最強日本”でしたが、残念ながら1976年モントリオールオリンピック以来の48年ぶりの4強入りならず。
ロスアンゼルスに期待しましょう。
お疲れ様でした。

陸上競技。
男子3000m障害。
東京オリンピックで、日本人としてこの種目7位入賞した三浦龍司選手が予選に出場。
三浦選手は、先頭集団で余裕を持ってレースを進めて4位で予選通過。2大会連続の決勝進出です。

男子200m走。
初のオリンピック出場の鵜澤飛羽選手が予選で、100m走金のノア・ライルズ選手(アメリカ)、東京オリンピックでこの種目で金メダルのアンドレ・デグラス(カナダ)に次ぐ、3位で準決勝進出。
日本選手としてはこの種目で3大会ぶりの準決勝進出。
決勝進出と日本記録を目指します。

男子棒高跳び。
最初に書いたように、スウェーデンのアルマント・デュプランティス選手が自らの世界記録更新で金メダル。
東京オリンピックに続く連覇です。
2020年に6m17cmで初めて世界記録を更新してから、1cmずつ記録を伸ばしてきたデュプランティス選手。
今回も今年4月に出した記録を1cm更新しました。
彼の8度目となった更新は、この日の陸上競技種目の最後の最後に行われて、77000人の観客が彼の世界記録偉業を見守りました。
彼は、現在、他を圧倒する存在。
今回も2位のサム・ケンドリクス選手(アメリカ)の記録は5m95でした。
デュプランティス選手は、まだ、24歳ですから、まだまだ記録は伸びるかもしれません。

女子走り幅跳び。
昨日のことになりますが、7月に世界記録を樹立したばかりのウクライナのヤロスラワ・マフチフ選手が金メダルを獲得しています。
「多くのスポーツ選手が戦争で亡くなっています。国のために戦っている友人もいます。だから、金メダルがほしかった」
と競技後に語っています。
この日、同じ女子走り幅跳びでイリーナ・ゲラシチェンコ選手が銅メダル、さらに男子ハンマー投げではミハイロ・コハン選手も銅メダルで、1日に3つのメダルがウクライナにもたらされました。

レスリング。
男女のレスリング競技が始まりました。
男子グレコローマンスタイル60キロ級には、東京オリンピックで銀メダルの文田健一郎が出場。
準決勝で、現在世界選手権2連覇中のキルギスのジョラマン・シャルシェンベコフ選手に4―3で勝利して決勝進出を決めています。
女子68キロ級に出場している尾崎野乃香選手は、準々決勝で東京オリンピック銅メダルのキルギスのメーリム・ジュマナザロワ選手に惜敗しましたが
敗者復活戦から銅メダルを目指します。

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