東京エリアのJR切符を途中下車する裏技！

2021年5月16日 00:24

こんにちは&はじめまして上田です。

2021年5月現在、なかなか旅や出張がしにくい世の中ですが、今回は参考程度で、ご覧頂ければと思います。

JRの切符は片道100km以上の切符であれば区間内、途中下車できます。
ざっくり言うと東京駅から大阪駅までの切符、途中の名古屋駅で途中下車出来ます。ただ新幹線や特急券はその区間ごとに買う必要があります。おまけに切符の有効期間も伸びます。

写真の切符は私が山口県の湯田温泉駅から東京駅までの切符で、途中の徳山駅、岩国駅、広島駅で途中下車しました。有効期限は1週間ですが1日で終えました。

ただ東京付近のエリアは基本、100km以上あっても途中下車不可で、有効期間は当日限りです。今回は、その裏技です！

①東京エリアは基本、途中下車出来ない！？

下記、JRホームページより抜粋

ざっくり言うと、エリア内の左端、長野県の松本駅から右端、福島県いわき駅まで片道450kmありますが切符やSuicaでも行けますが、当日限りしか使えません。本来の450kmの有効期間は4日間です。
その代わりエリア内、どのルートで行っても運賃は同一です。

東京駅からの新幹線は東海道・東北・上越新幹線の3路線です。

片道100km以上で途中下車したいなら指定席券売機や「みどりの窓口」の駅員に例えば東京駅から熱海駅まで（約104km）新幹線経由の切符にすれば並行する東海道線の駅を途中下車出来ます。
本音、その切符にするなら、ダイヤが乱れれている以外であれば小田原駅か熱海駅まで新幹線を利用する前提の方が良いです。

参考:JR西日本ホームページ

仮に東京駅から熱海駅まで新幹線に乗り、伊東駅方面に行く時、途中下車が可能になります。

先程、例に書いた通り、東京駅から熱海駅まで在来線（東海道線）で行く場合、Suicaや切符は当日限りで途中下車出来ません。
熱海駅までの切符で在来線の横浜駅や大船駅、小田原駅で降りたい場合は以下の駅まで買うことオススメします。

JR東海道線:函南駅（かんなみ）

函南駅は熱海駅から先、三島駅・静岡駅方面の次の駅です。

東京駅→熱海駅まで1,980円
東京駅→熱海駅経由函南駅まで1,980円

なんと熱海駅と同額なんです。これは熱海駅から先、JR東日本からJR東海に会社が変わるのが理由です。
函南駅まで買えば、横浜駅や大船駅でも途中下車出来て有効期間は2日間です。

ただし熱海駅からJR伊東線の来宮駅、伊東駅、伊豆急行線方面の列車だと対象外になるので新幹線経由の切符をオススメします。

神奈川県の小田原の手前に国府津という駅があります。

大宮駅から約108kmで1,980円です。こちらも途中下車したければ、途中区間で新幹線に乗るか、もしくは国府津駅の次、JR御殿場線の下曽我駅までの切符買うことオススメします。

JR御殿場線:下曽我駅（しもそが）

これもまたJR東日本からJR東海に会社が変わります。こちらも運賃同額なんでオススメしたいルートです。

新宿駅から特急あずさ号・かいじ号で甲府駅まで行けます。途中の八王子駅、大月駅で途中下車したい場合は甲府駅までの切符

JR身延線:金手駅（かねんて）

これもまたJR東日本からJR東海に会社が変わります。こちらも運賃同額なんでオススメしたいルートです。

同じく⑥同様、新宿から特急あずさ号で下記の駅まで行く場合で甲府駅や上諏訪駅など途中下車したい場合は右側の駅まで切符買うことオススメします。

松本駅下車→JR大糸線:北松本駅まで
※どちらも新宿駅から4,070円

塩尻駅下車→JR中央西線:洗馬駅（せば）まで
※どちらも新宿駅から4,070円

辰野駅下車→JR飯田線:宮木駅（みやき）まで
※新宿駅から塩尻駅まで3,740円
※新宿駅から宮木駅まで4,070円

辰野駅分だけ運賃異なりますが事前に調べた上で、ご参考ください。

※JR中央西線とJR飯田線はJR東海管轄です。
北松本駅はJR東日本の大糸線ですが大都市近郊エリア外になります。松本駅から近い距離に駅があり、そこまでの切符を買えば途中駅、途中下車が可能です。

品川駅・東京駅・上野駅から、いわき駅や仙台駅方面まで「特急ひたち号」が走っています。
その区間で途中下車をしたければ以下の切符を買うことオススメします。ただ事前に運賃検索すると良いです。

いわき駅下車→JR磐越東線:赤井駅まで
※東京駅からいわき駅まで3,740円
※東京駅から赤井駅まで4,070円

浪江駅下車→JR常磐線桃内駅まで
※どちらも新宿駅から4,840円

言い忘れましたが上記、全て逆行程でも使えますので宜しくお願いします。

・赤井駅→東京駅、函南駅→東京駅など
※JR東日本の指定席券売機で購入可能です。
※乗車駅が無人駅の場合、長距離切符購入出来ませんので事前購入オススメします。
※函南駅からの切符で、熱海駅は入場可能で東京駅まで行けます。そのかわり、函南駅には行けず乗車した扱いになります。

もう1つ乗車券を安くする方法あります。
それは「分割切符」です。
以下のサイトで簡単に検索出来ます。

要は指定席券売機で乗車駅から降車駅まで切符を分割して買う方法です。中距離切符の場合、その方が安くなる傾向があるので、事前に調べることオススメします。ただ切符は当日限り有効です。

例:東京駅から熱海駅まで
通常:1,980円
2分割:1,740円
（東京駅→新子安駅400円と新子安駅→熱海駅1,340円の2枚購入）

乗車駅の東京駅では新子安駅までの切符を自動改札機に入れる。降車駅の熱海駅で2枚を駅係員に渡せば出場出来ます。

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

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