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己の至らなさを許容できない男たちが日本企業をダメにする

男尊女卑って日本に住んでる女性なら誰しも経験がある。もしあなたが日本に住んでる日本人女性で全く経験が無いなら相当鈍いか、よほど脳内お花畑が美しいのかどちらかである。

さて、タイトルを結構過激にしちゃったんだけど。正直な話、私は尋常じゃない怒りを抱いている。

というのは。日本企業の技術職はその大半が男性である。女性が少ないのには社会的な背景もさることながら、企業内外で働きづらいその環境のせいでもある。

シンガポールから来た同僚に「女性の技術者はいないのか?」と真顔で聞かれたことがある。彼女がその訪日期間に会った相手は私以外すべて男性だったからその疑問は自然なものだった。

古臭い日本企業の大企業になればなるほど、うまくいかない理由を「誰かのせいにすること」とその「誰か」を「女性」のせいにする傾向がとてもつよい。己の努力を怠りをすべて相手のせいにして黙っていれば年収もキャリアも階段式にあがるから、積極的に取引先の女性のせいにしようと思うのも無理ない。

どこぞの大手労組のリストラに会った時の問答リストにあったように、現状維持、今後はすべて上の指示ってやってたってなんの業務改善も無いうえに生産性の低い奴を養うために企業はどんどん疲弊していく。

自称技術者の怠惰な行動はわかりやすい話でいうとRYFMとかオフィシャルコンテンツで十分に試せそうな内容なのにメーカーの人に聞いて言葉の質をとろうとすることや、個人の検証Web記事をうのみにしてマニュアルを読まない、サポートに聞くべき内容をプリセールスのリソースにやらせようとすることなどなどたくさんある。

実際の仕事ができる・できないと給与が比例しないから、比較的若くてそこそこの見た目と年収あればハイスぺ男子として君臨できるためたいして仕事そっちのけでもプライベートはそこそこ充実していたりする。

でもさ。

そこで踏みつけにされたほうはたまったもんじゃないんだぜ?

ダメになるなら巻き込み事故起こさないでひとりでダメになっていってくれ。そう願わずにはいられない師走の一日でした。

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