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【IWSEO #6】大会運営としては守りの年でした【インタビュー】ひがたクラム

Inteview with Splatoon Event Organiserとは
非公式大会を主催(運営)されているプレイヤーにスポットを当て、その年の活動、Splatoonコミュニティに起こったトピックスに対する印象、来年の活動などをキーワードにお話を伺ったものをご紹介。
これまでとは違った視点から大会主催者を知ってもらうことで、主催者と参加者または主催者同士に新たな化学反応を起こすことを期待してあかつき⌘リンネが企画、編集してお送りしています

大会運営者に今年の活動とこれからの活動をインタビューする企画『Interview with Splatoon Event Organiser(略称:IWSEO)」#6ではガチアサリ大好きVtuberとしても活動されている「クラムボウル」の運営・ひがたクラムさんにお話を伺わせいただきました。

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【1】大会(活動)コンセプト・強み

───まず運営(主催)大会について強みやコンセプトを教えてください

優勝の存在がない、全員が同じ試合数を遊べる、より実力の近い相手と戦いやすいシステム

クラムボウルはコミュニティでは珍しい「スイスドロー形式」を採用している

【2】2023年の活動について

───2023年の活動はご自身にとってどんな1年でしたか?

参加者数過去最多回ができたのは良かったですが、大会運営としては守りの年でした

2023年9月30日に開催された大会 クラムボウル2023「群青」では
開催枠を96に拡張するなど過去最多参加者を記録している

───守りの年というのは?

(クラムボウル内)で新しい企画だったり枠組みだったりができていないこと、配信者として新しい活動ができていないことなどが挙げられます~
スプラケットにガチアサリの入門書や、ブキカタログなどを作ろうという話もあったりしたのですが、そちらも止まってますし…
とりあえず今できる方法でクラムボウルをする、しかしてないので「守り」です

───なるほど、今以上を目指されている中で実現できていないという意味での「守り」ということですね。さらに良いものを目指そうとされているというお話が聞けたのは読者的にも嬉しい言葉になりそうです。

【3】任天堂が出したガイドラインについて

───2023年10月24日に任天堂が公開した「ゲーム大会における
任天堂の著作物の利用に関するガイドライン
」に対する率直な印象(感想)と、公開後の取り組みや変化などを教えてください

大きく変わっていないです。 大会マスコットキャラクターを別枠で作ったことが結果として幸いしたと感じています。

クラムボウルのキャラクターとしてもVTuber「ひがたクラム」の存在は活躍中だ

───大会の「顔」の1つとしてインクリングなどのイラストは利用できないという流れもあり、それに影響を受けない状態を事前に確立できていたことは小さくないメリットと言えそうですね

【4】自身の活動以外の大会について

───2023年のご自身が開催(運営)された大会以外で、「注目した」あるいは「衝撃を受けた」大会あるいは主催(運営)の方などはありますか?

檸檬堂杯が無くなったのは寂しいですね。

「乾杯!」で始まる大会「檸檬堂杯」はびのさんの運営
ガイドライン公開後に運営判断で今後の開催を断念
多くの人に惜しまれつつその幕を閉じた

───背景を考えると仕方がないこととはいえ、愛された大会でしたので同じ思いです

【5】自身の活動以外で、今後に注目しているものについて

───自身が開催(運営)される大会以外で、現在あるいは今後の動向に注目している運営(者)や大会などがあれば教えてください

INK WAVEのような内部レートを含めたリーグ制の長期大会はより発展して欲しいですね

INK WAVEが導入している独自のレーティング「Wave Power」は
プレイヤー達の間でも今や注目を集めている

【6】2024年の活動について

───2024年の抱負、あるいは今後の予定している企画などがあれば話せる範囲で教えてください

引き続き四半期に一度のペースでクラムボウルを催行していきたいと考えています。

クラムボウルの特徴の1つでもである「ナイス賞」、「トロBIG」も
プレイヤーを楽しませるユニークな試みとしてぜひ注目いただきたい

───ガチアサリの大会と言えばという形でクラムボウルは多くのプレイヤーに浸透しつつあるように感じました。来年も多くの「楽しい」が生まれる大会が実現されることを応援しています
今回今回はご協力いただきましてありがとうございました。

最後に(編集後記)

今回のインタビュー形式の企画を行う上で、「クラムボウル」の運営さんにはぜひお話を伺ってみたいと思ってこちらからお願いして快くご対応いただきました。
「優勝」という概念がない大会はコミュニティでは珍しく、他に追随する大会が見られないことや、やはり「ガチアサリ」自体が深く知るほど魅力的なルールであることもあり人気大会の1つになりつつあるように思います

ガチアサリの楽しさの普及、振興に間違いなく一役買っている「クラムボウル」にぜひ今後も注目していきたいと思います。

また、こちらの趣旨の説明が足らず、「書いていいと言われていたら1項目ごとに100文字は行けたかも」という熱意を感じる言葉もいただけました。そんな熱い思いがこもった「クラムボウル」ぜひ、読者の方も参加されてみてはいかがでしょうか。

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