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【IWSEO #13】いつか運営陣で集まってやりたいですね。アベンジャーズ的な(笑)【インタビュー】ぐっさん

Inteview with Splatoon Event Organiserとは
非公式大会を主催(運営)されているプレイヤーにスポットを当て、その年の活動、Splatoonコミュニティに起こったトピックスに対する印象、来年の活動などをキーワードにお話を伺ったものをご紹介。
これまでとは違った視点から大会主催者を知ってもらうことで、主催者と参加者または主催者同士に新たな化学反応を起こすことを期待してあかつき⌘リンネが企画、編集してお送りしています

大会運営者に今年の活動とこれからの活動をインタビューする企画『Interview with Splatoon Event Organiser(略称:IWSEO)」年をまたいだ2024年ではありますが、新たに#13として「昭和イカ杯」「昭和イカ杯+」など昭和生まれのプレイヤーに愛される大会を運営される運営者・ぐっさんさんにお話を伺わせていただくことができましたのでご紹介いたします

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【1】大会(活動)コンセプト・強み

───まず運営(主催)大会について強みやコンセプトを教えてください

大会のコンセプトは、参加条件がたった一つ「昭和生まれ」であることです。
誰しもが同世代の人とゲームで遊びたい思いがあるのと同様に、そのコンセプトが一定層のプレイヤーに人気があり長きにわたりご支援いただいています。2018年から開催しているのでおかげさまで6年続けさせてもらってます。
わりとアットホームな感じなコミュニティになったことも特徴です。大会はじめた当初は予想してませんでした。続けていくなかで自然とそうなりました。年の功でしょうか(笑) お互いを尊重しあったり、大会参加したプレイヤーはフレンド同士になる方々が多い印象です。

昭和イカ杯は2023年の開催で第36回と歴史を重ねている
毎回各チームのユニークなチーム名も魅力の一つだ

───参加者同士の交流が活発な印象はありますね。昭和イカ杯のスピンオフの様に「昭和」を冠する企画が大会関係者から開催されている(「昭和一固定武道会」や「昭和イカ忘年プチ大会」など)ことなどを見ても「昭和イカ」同士の仲の良い感じが伝わる気がします。

【2】2023年の活動について

───2023年の活動はご自身にとってどんな1年でしたか?

一言でいえば大きな変革はなく、例年と変わらずな2023年だったと言えます。 少しだけ運営サイトで振り返りしています。

───運営サイトに書かれていた内容については簡単に下記にまとめさせていただいています。出典のリンクの方から全文も見れますので読者の方はそちらもご覧ください

今年2023年のトピックスは、、、
1.ウデマエ計測杯 やるかどうかの見極め
→来年はできるかどうか・・・まだわからないですね。状況次第です。
2.昭和イカ杯の運営戻り(びのさん→ぐっさん)

→(2021年4月以来)約2年ぶりに昭和イカ杯の大会を再び運営することになりました。
※編集注 びの氏に運営は一度引き継がれていただが、今回復帰されることになりました

3.昭和イカ杯+の共同運営(かーちゃんふるおむさん、おとうふさん)
→2023年から共同運営を開始して上記3名に協力いただくなどして継続。昭和イカ杯の運営に戻ることなどから(昭和イカ杯+)の開催頻度についてはいったん見直しに。

「昭和イカ杯」大会運営サイトより
「昭和イカ杯+」は昭和イカ杯の参加ルール「昭和生まれであること」に
プラスルールを採用して開催される大会
プラスルールは毎回見直されており、過去にはコスト制や平成生まれの1名参加など
様々な試みが行われている

【3】任天堂が出したガイドラインについて

───2023年10月24日に任天堂が公開した「ゲーム大会における
任天堂の著作物の利用に関するガイドライン
」に対する率直な印象(感想)と、公開後の取り組みや変化などを教えてください

率直に思ったことは、 任天堂側の思惑として「スプラトゥーン界隈を盛り上げる事」の考え方はわたしたちと同じだと思いますが、ある一線を超えてはいけない線引きを作ったんだなと思いました。
そういう大会が実際にあったのかもしれませんね。
※参加費かけたりビジネス目的の大会があったのかなと思いました。

ガイドラインを新設しただけではハレーションが起きるばかりなので、その代わりにタイカイサポートのリリースと同時期だったことは交換条件っぽく勝手に思っています(笑)

タイカイサポートのコンセプトは非公式大会を参考にされて作られた印象です。
数回触った個人的感想を言うと、UI改善してほしいのと、全プレイヤーに通報ボタンがあるのは大会荒れそうなので、まだまだわたくしとしては使うのが怖いです。ただしすごく便利なのでトーナメント機能だけ使おうかなと目論見はあります。

タイカイサポートについては一般的な大会開催をする上では
標準機能がある程度備わっている。運営者目線では
不足や不安も残るなど熟練した運営陣では採用を見送るところもあるようだ

【4】自身の活動以外の大会について

───2023年のご自身が開催(運営)された大会以外で、「注目した」あるいは「衝撃を受けた」大会あるいは主催(運営)の方などはありますか?

個人的には注目した大会などはありません。
様々なコンセプトの大会があって素晴らしいと思います。
いつか運営陣で集まってやりたいですね。アベンジャーズ的な(笑) サンクスカップ計画した際の結成したGrapeを思い出します。
個人的には「びの」さんにはお世話になっております。2年ほど昭和イカ杯をやっていただいていたので。びのさん、ありがとうございました。

「サンクスカップ」は2019年にSplatoon 4周年を記念して開催された大会
複数の運営陣が協力し、各大会のルールが予選で採用されるなど
ユニークな試みが見られた

【5】自身の活動以外で、今後に注目しているものについて

───自身が開催(運営)される大会以外で、現在あるいは今後の動向に注目している運営(者)や大会などがあれば教えてください

今後の動向に注文という感じではないのですが、イカップル杯ですね。
参加人数の規模や大会の認知度に関して言えば、わたしから見たらレジェンド的な存在ですね。
大会コンセプトが素晴らしいだけでは、あれだけの参加人数で進行したり、長きにわたり継続できないと思います。運営者はどなたか存じ上げないですが技術力と高いポテンシャルを持っている方だと尊敬します。 イベントマッチにも採用されましたよね、イカップル杯が先駆けだと思いますね。

イベントマッチで開催された「最強ペア決定戦」
ルールなどから「公式イカップル杯」と表現する声もある

【6】2024年の活動について

───2024年の抱負、あるいは今後の予定している企画などがあれば話せる範囲で教えてください

運営サイト(https://sites.google.com/view/splatoon-event/info/2023-2024)にも記載しましたが、2024年は、「昭和イカ杯 個人応募バージョン」を新設しようと思っています。
それにともない既存の大会は「昭和イカ杯 チーム」という名前に改名します。
現時点で、昭和イカ杯に参加いただいている人はウデマエXの方が多いですが、わたしが考えるに、ウデマエXに到達できないプレイヤーのほうがむしろ人口が多いと思っています。
いかにそういったプレイヤー様に参加いただけるよう企画できるか、それが個人的にかかげる目標です。
ガイドラインでは300人までなので、64チームくらいまで応募いただける大会になれば嬉しいです。(許諾申請すれば300人以上可能なはずですが、当面は申請などは考えていません)

───今回のインタビュー企画でご協力いただいた「ぽてんしゃる杯」のくーきさんがウデマエX未満のプレイヤーも広く参加できるような大会を開催されていますので同じ「昭和イカ」としての協力などあると面白いかもしれませんね。既に開催が告知されている第37回昭和イカ杯も含めて2024年の活動も応援しております。今回はご協力ありがとうございました

最後に(編集後記)

実は(実は?)私自身も「昭和イカ」に当てはまるのですが、これまで昭和イカ杯周りの方との交流はほとんどなかったのでこれもいい機会と思い今回ご協力をお願いさせていただきました。

個人的にも「OldFashion」という30代以上のプレイヤー向けのコミュニティを今後活発にしていきたいと思うので、「昭和イカ」の方々と交流を深めていけたらなと考えています。ぜひこれからお願いします(ここで言うな)



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