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【IWSEO #5】求められている大会を開催できればと思っている【インタビュー】Oda

Inteview with Splatoon Event Organiserとは
非公式大会を主催(運営)されているプレイヤーにスポットを当て、その年の活動、Splatoonコミュニティに起こったトピックスに対する印象、来年の活動などをキーワードにお話を伺ったものをご紹介。
これまでとは違った視点から大会主催者を知ってもらうことで、主催者と参加者または主催者同士に新たな化学反応を起こすことを期待してあかつき⌘リンネが企画、編集してお送りしています

大会運営者に今年の活動とこれからの活動をインタビューする企画『Interview with Splatoon Event Organiser(略称:IWSEO)」#5ではコミュニティ最大規模のペア大会「ベストイカップル杯」やオフラインイベント「SplashGo!」はじめとして多くの大会運営に携わられていらっしゃるOdaさんにお話を伺わせていただきました

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【1】大会(活動)コンセプト・強み

───まず運営(主催)大会について強みやコンセプトを教えてください

上位勢やエンジョイ勢、オフライン大会、国際大会など、コミュニティ最大の大会からガチやエンジョイなど多種多様な層の人が参加する大会を幅広く運営しているところ

───たしかに、活動実績を見てもコミュニティで広く知られた大会(イベント)が多いように思います。読者の「え?この大会も!?」というリアクションが想像聞こえてきそうです

【2】2023年の活動について

───2023年の活動はご自身にとってどんな1年でしたか?

エリア杯+系統をオレがAce氏に譲渡して、界隈が甲子園基軸で盛り上がるので主にエンジョイ大会に注力したことで特にベストイカップル杯が成長したのと、コロナ禍明けでオフイベを再開できた

(編集注)
エリア杯+系統…現在の
AREA CUP、オレがAce氏はその運営代表。

2023年10月21日に開催されたオフラインイベント「Splash Go!#6」では
著名なプレイヤーによる熱戦で会場が盛り上がった

【3】任天堂が出したガイドラインについて

───2023年10月24日に任天堂が公開した「ゲーム大会における
任天堂の著作物の利用に関するガイドライン
」に対する率直な印象(感想)と、公開後の取り組みや変化などを教えてください

・ガイドラインには白黒グレーと3色あるかと思うが、グレーな部分は読み手による解釈なので大会ごとに多少色が違ってもおかしくはないかと思うものの、グレーの持論の解釈を周りにも押し付ける人が散見される
・ベストイカップル杯などはグレーな部分はグレーのままでいたいが、大会自体が目立つ存在でどうしてもガイドラインをそのまま厳密に解釈をしてしまっている

2023年12月16日にイカップル賞の今後の対応について投稿するなど
大規模運営ならではの苦心が見られる

───そうですねやはり関心の大きい大会だと思いますのでその動向を気にされているプレイヤーや他の運営者もいらっしゃると思います。
個人的にも今後の対応について注目しています。

【4】自身の活動以外の大会について

───2023年のご自身が開催(運営)された大会以外で、「注目した」あるいは「衝撃を受けた」大会あるいは主催(運営)の方などはありますか?

なんといっても公式の運営、スプラトゥーン甲子園がいよいよ完成したこと。(オフライン大会につなげたオンライン大会群を開催するにはかなりのカロリーが必要なので)コミュニティ大会ではスマブラ界隈からきた「いかてん」運営が気になっていた。

2023年前半の大会シーンに大きく貢献した「いかてん」は「いかてん Weekly#26」と
オフラインイベントを最後に主催者の療養などを理由に現在活動を停止している
2024年の活動再開はあるのか

【5】自身の活動以外で、今後に注目しているものについて

───自身が開催(運営)される大会以外で、現在あるいは今後の動向に注目している運営(者)や大会などがあれば教えてください

BreezeLANなどEUNAで大きめのオフイベが開催されるようになってきたことと、アジア諸国でオンライン大会が増えてきたこと

───たしかに直近は海外での動きも目にすることが多くなったように感じます。記者のところにもガイドラインに関する記事を公開した後に質問が届いたりもしていました。国内以外の大会シーンにも注目したいですね

【6】2024年の活動について

───2024年の抱負、あるいは今後の予定している企画などがあれば話せる範囲で教えてください

求められている大会を開催できればと思っている
ので特に抱負とかは抱かないようにしています

次回大会は入手難易度も高い「クマノミミ」を取り入れた大会が
発表されている。どんな盛り上がりをみせるのか

───開催を告知された「くまみみイカップル杯」も既に反響がいくつも目にしました。来年の活動も期待しております。今回はご協力ありがとうございました

最後に(編集後記)

Odaさんも今回の企画に対して協力を申し出ていただいた方のおひとりでした。私自身大分古くではありますがイカップル杯には参加した覚えがありますので(初出情報)、今回こういったご縁でお話をいただけたのは色々思うところがあります。
ガイドラインについての見解はご自身の立場的なものも影響してなかなか苦慮されているように感じました。
既に発信された方針も含めて今後のコミュニティにいい方に左右するように対応をしていただけたらなと個人的には思っています

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