【IWSEO #9】自分の中で点と点が線になってつながった感があり、とても充実していたと思います。【インタビュー】くーき
大会運営者に今年の活動とこれからの活動をインタビューする企画『Interview with Splatoon Event Organiser(略称:IWSEO)」#9では初心者、中級者向けの大会として「ぽてんしゃる杯」を主催されながら、リーグ大会「STORiES」にも運営として参加されているくーきさんにお話を伺いました
プロフィール
【1】大会(活動)コンセプト・強み
───まず運営(主催)大会について強みやコンセプトを教えてください
「これからポテンシャルを発揮する」初中級者を対象としており、初めての方でも参加しやすい大会を目指しています。
慣れていない方が多いことを想定し、余裕を持って対応できるよう、小規模大会としています。
【2】2023年の活動について
───2023年の活動はご自身にとってどんな1年でしたか?
ぽてんしゃる杯の開催回数は2回と多くはありませんでしたが、STORiES運営やその他の大会お手伝いから学ぶことが多い1年でした。
また、リアルの仕事で学んだことを大会運営に活かしたり、逆に大会で得たことを仕事で活かすこともできるようになりました。
目に見える成果としては少なかったかもしれませんが、自分の中で点と点が線になってつながった感があり、とても充実していたと思います。
───7月にはご自身が忙しくなったことなどから開催をするにあたって大事にしていることなどが満たせないことを理由に次回開催を見送られる判断もさていました。「満足度の高い大会運営ができないのであればお休みする」という決断はわかっていてもなかなかできるものではないと思うので本当に参加者と大会を大事にされているんだなということが伝わって
【3】任天堂が出したガイドラインについて
───2023年10月24日に任天堂が公開した「ゲーム大会における
任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」に対する率直な印象(感想)と、公開後の取り組みや変化などを教えてください
非公式で大会を開催していることについて、今まではなんとなく後ろめたさのようなものがありました。
今回ガイドラインやタイカイサポートが出たことにより、非公式でも認められているということが明らかになったことを嬉しく思います。
ガイドラインに抵触する部分はほとんど無かったため、基本的には公開後も変わっていませんが、要項で今まで明文化していなかった部分を付け加えたりという小さな変化はありました。
───公開直後にはガイドラインを機に見直しを行ってお休みされていた「ぽてんしゃる杯」の再開を決断されて、実際に来年1月の開催が発表されています。そちらも既に定員が集まっていることなどから参加者側も待ち望んでいたと思われるので、再開されたことを嬉しく思います。
【4】自身の活動以外の大会について
───2023年のご自身が開催(運営)された大会以外で、「注目した」あるいは「衝撃を受けた」大会あるいは主催(運営)の方などはありますか?
INK WAVE
自分が固定チームに入っていないので参加できないのですが、どんな仕組みになっているのかとても興味があるので見てみたいと思っています。
───主催のれどるふさんがレンジロールシステムの導入をアシストするような考えを先日発表されたりと、コミュニティに向けた発信も行われていますので運営者としてお話してみるのもありだと思います。
運営同士の新たな化学反応が起きることに個人的には期待しています
【5】自身の活動以外で、今後に注目しているものについて
───自身が開催(運営)される大会以外で、現在あるいは今後の動向に注目している運営(者)や大会などがあれば教えてください
特に決まったところはないのですが、面白そうな大会情報はよくチェックしています。
───「ぽてんしゃる杯」自体がユニークなので、どんな大会を「面白そう」と思われているのか気になりますね。またの機会でもぜひ伺わせてください
【6】2024年の活動について
───2024年の抱負、あるいは今後の予定している企画などがあれば話せる範囲で教えてください
自分でも大会を開催する予定ですが、初中級者向けの大会がまだまだ少ないので、もっと大会を開く人が増えたらいいなと思っています。
・運営の楽しさを伝える
・大会を開いてみたい方のサポート
この2つが2024年の目標です。
───パワー(コスト)制限大会は需要もありながらもその運営の難しさが一つの課題と言えると思います。既に実績のあるくーきさんの様な方がサポートに名乗りをあげてくれるのであれば今後広がりがでてくるのかもしれないですね。
来年の活動を応援しています。今回はご協力ありがとうございました。
最後に(編集後記)
今回のインタビューはくーきさんの方から名乗りを上げていただいたのですが、いわゆる「ガチ勢」向け大会以外の方がどのような思いで活動されているのかは気になっているところではあったのでいいご縁をいただけたなと思います。
自身の活動だけではなくコミュニティあるいはプレイヤーのこれからを考えられて活動されている点はくーきさん自身も「ポテンシャル」を今後さらに発揮される運営者なのかもしれません。
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