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【IWSEO #10】「自分たちのやってきたことは間違っていなかった」【インタビュー】れどるふ

Inteview with Splatoon Event Organiserとは
非公式大会を主催(運営)されているプレイヤーにスポットを当て、その年の活動、Splatoonコミュニティに起こったトピックスに対する印象、来年の活動などをキーワードにお話を伺ったものをご紹介。
これまでとは違った視点から大会主催者を知ってもらうことで、主催者と参加者または主催者同士に新たな化学反応を起こすことを期待してあかつき⌘リンネが企画、編集してお送りしています

大会運営者に今年の活動とこれからの活動をインタビューする企画『Interview with Splatoon Event Organiser(略称:IWSEO)」#10ではこの企画でも多くの方から注目を集めた「INK WAVE」を主催するRe:Productionsの代表であるれどふるさんにお話を伺わせていただきました

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【1】大会(活動)コンセプト・強み

───まず運営(主催)大会について強みやコンセプトを教えてください

Re:Productionsは代表れどるふがプレイヤーとしての経験と元プロキャスターの経験を活かし プレイヤー目線と大会運営目線の双方で需要を把握し大会を開催していることが強みです。
スプラに対して熱意のあるメンバーとともに活動しているので 短期的な離散を心配する必要がありません。
それゆえに大会存続のため安易な目先の需要を拾うのではなく、長期的な視点で "コミュニティとプレイヤーに必要なもの"を考え提供しています。

・固定チーム文化の復興
・観戦/応援文化の根付け
・全ルールの価値の均等化
・公式に寄り添いつつもコミュニティ側でできるオリジナリティの創造
・全プレイヤーにとっての居場所

これらを掲げて運営活動を行っています

───ご自身も「スプラ好きをワクワクさせたい」とプロフィールに掲げていらっしゃいますが、活動するメンバーも同じように熱意がある方が集まっているということもありプレイヤーにもその思いが伝わっているのかもしれませんね。

【2】2023年の活動について

───2023年の活動はご自身にとってどんな1年でしたか?

Re:Productionsとしてより明確に活動方針が定まった年と言えます。
なにより任天堂ガイドラインが更新されたことにより 「自分たちのやってきたことは間違っていなかった」という事実が 我々のやる気を高めてくれました。

───発表当日の早い段階で「大丈夫!任せてくれよ!」というポストがあったことで多くのプレイヤーが安心したのではないかと思います

【3】任天堂が出したガイドラインについて

───2023年10月24日に任天堂が公開した「ゲーム大会における
任天堂の著作物の利用に関するガイドライン
」に対する率直な印象(感想)と、公開後の取り組みや変化などを教えてください

先にも述べましたがRe:Productionsは任天堂ガイドラインの更新によって受けた影響が ほとんどありませんでした。
イラストを賞品にしたこともなく、大会名もスプラの商標に引っかからないように命名していたりと、元々配慮していた部分がより明文化されて安全になっただけなので 我々にとっては背中を押してくれる内容でしかなかったです。

我々が出す許諾申請についてもすんなりと受け取って頂けるのでありがたいです。

───公開翌日には許諾を得たことが報告されていました。このあたりのスムーズな対応を実現されていたあたりもさすがだなと思った印象があります

コミュニティで二次創作品を提供する大会運営団体が未だに見受けられる状況が続いていますのでしっかりと認識が広がると嬉しいです。

───同感です。

【4】自身の活動以外の大会について

───2023年のご自身が開催(運営)された大会以外で、「注目した」あるいは「衝撃を受けた」大会あるいは主催(運営)の方などはありますか?

良き大会だなと思ったのは
ナワバトラーカップ
クラムボウル
みも深夜イカップル杯
さいみょんまっしゅ シリーズ などです。

ナワバトラーカップはSplatoon3で追加されたミニゲーム「ナワバトラー」で
頂点を競う大会。残念ながらガイドラインで大会名の見直しを余儀なくされたが
再開はあるのだろうか

───逆に今回のインタビューでご自身の主催された「INK WAVE」を注目した大会に挙げる運営者さんが多かった点についてはいかがですか?

Re:Productionsのメンバーのモチベーションアップにつながる声なので評価していただけたことは非常に嬉しいです。
皆で喜びながら読ませていただいていました

【5】自身の活動以外で、今後に注目しているものについて

───自身が開催(運営)される大会以外で、現在あるいは今後の動向に注目している運営(者)や大会などがあれば教えてください

AREA CUP

───AREA CUPは来年から新イベントを開催されることが明かされています。Re:Productionsで主催される大会と合わせて固定チームが多く参加するような流れができていくとよりコミュニティにいい影響がありそうですね

【6】2024年の活動について

───2024年の抱負、あるいは今後の予定している企画などがあれば話せる範囲で教えてください

秘密です。 自身とコミュニティの様子を見ながら良い企画をぶち込んでいきます。

───既に設立が発表されている"海窓(Umimado)"など今後の動向を注視されている運営、プレイヤーは非常に多そうです

───レンジロールシステムが他大会でも導入されるということもあるかもしれません

レンジロールシステムについてはまだきちんとした情報を出せていないので具体的な話はでてきていませんが、浸透してくれると良いなと考えています

───大会以外の面でも来年もRe:Productionsが発信する情報にコミュニティの関心は集まりそうです。INK WAVEの次回開催も含めてこれからの活動も応援しております。今回はご協力ありがとうございました

最後に(編集後記)

今回の企画を行うにあたってぜひお話を伺いたいと思ってお声がけさせていただいたウチの1人がれどふるさんです。実際この企画を見始めて期待されていた方も多いのではないかと思います
それだけコミュニティにおける今年のRe:Productionsのもたらした影響は大きかったように思います。
快く「いつまでに回答すれば大丈夫ですか?」「必要なら言ってくれれば素材も提供します!」と応じていただけたことは心強かったです。改めてこの場でお礼を申し上げます。

来年はどんなワクワクを見せてくれるのか「秘密です」の答えが明らかになるのを期待しています。

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