「カイエ4」ヴェイユ

一部の部族の黒人たちはめいめいが個人的な呪物を所有している。そのうえで神をも信じている。
かれらのひとりが自分の呪物こそが神だと主張する気になったとすれば、この神が全宇宙に君臨せねば ならないのは当然の成りゆきだ。イスラエルがその民族的呪物(彫像や画像などの偶像によって表象され はしなかったが、それはどうでもよいことだ)に神の名を与えたのはこうした次第であった。


ヘブライ人たちはかれら自身の集団的霊魂 の臨在に高揚させられて、かの霊魂に向かってかかる言説を言ってのけることができた。物質的なものでなかっただけに、かの霊魂が被造物かどうか判然としなかったせいである。


ヘブライ人たちはかれら自身の集団的霊魂を神と命名していた。かの霊魂が天地を創造し、これを支 配すると思いこみ納得しようとした。いつでも容易に信じられるというわけではなかった・・・・・・。ともあ れそう信じることで、かれらはおおいに力を得たようだ


たしかに、万軍の神ヤーウェはキリスト教的な装いのもとに、全地球を軍隊をもって征服した。いま(ヒトラー時)ヴォータンはヤーウェにとって代わろうとしている。この神はすくなくとも福音書によって抑制されてはいない。集団的霊魂と神との相違を明らかにすべき時期であろう。

(どう考えていたんだろう?ヤハウェ、神、キリスト、旧約、福音書、神学)

(ちょっと抜粋しすぎてる気がするから後で下書きに戻すかも)

わ〜い!😄