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最先端のビブリオバトルをまるごと中継。

『ビブリオバトル』というと、最近では昔の『青年の主張大会』みたいな大袈裟な弁論大会みたいになってきましたが、本来は、バトラー(本の紹介者)のスピーチを中心に、ディスカッションを通じて参加者全員でその本の面白さを引き出すという遊びで『チャンプ本を選ぶ』というのはオマケ(または紹介者のモチベーション向上の道具)でしかありません。

ビブリオバトルは、喋り方がうまいかどうか、内容を正確に伝えているかどうかは、決して勝ち目にはなりません。会場の人々に『読んでみたい!』と思わせたら勝ちなのです。

ここにある約60分のテレビ番組は、個人宅を会場に、五人のバトラーが参加して、ワインを飲みながら行った、一番カジュアルなビブリオバトルです。

カジュアルではありますが、司会はビブリオバトルの女王こと市川紀子さん。参加者は図書館勤務の読書のプロや放送作家など、本が好きなオトナが集まりました。ディスカッションのレベルの高さが特徴的です。ひとつのユニークな例としてご覧下さい。


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