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世紀の一戦!!!ボクシングミドル級ゴロフキンVS村田(ファイトマネー20億円以上)

giving株式会社の杉山大介です。
2022年4月9日にミドル級WBA世界チャンピオンの村田諒太(36歳)とIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40歳)との2団体統一戦が行われました。

どうしてファイトマネーが20億円超えしたのか、なぜ世紀の一線と言われたのか二人の歴史から紐解きます。

✅村田諒太選手

帝拳ジム所属。
アマチュア戦績:137戦118勝89KO・RSC19敗。
2004年高校5冠。
2012年ロンドンオリンピックで金メダル獲得。
2013年プロ転向。
2017年WBA世界ミドル級王者獲得。
2021年WBA世界ミドル級スーパー王者に昇格。
※WBAでは2001年1月に発表した2000年12月度世界ランキングから、同団体以外のタイトルを同時に獲得した王者を「スーパー王者」として認定。

プロ戦績:18戦 16勝(13KO)2敗

✅ゲンナジー・ゴロフキン選手

2003年世界選手権金メダル獲得。
2004年アテネ五輪銅メダル獲得。
2006年プロ転向。アマチュア戦績350戦。
2012年WBAミドル級王者獲得。
2015年3団体統一王者獲得。
世界タイトルマッチ17連続KO防衛は世界タイ記録。

「GGG」の愛称で親しまれている。
プロ戦績:41勝1分1敗、36KO

✅世紀の一線と言われた理由

最大規模興行 88年と90年に東京ドームで開催されたマイク・タイソン戦は平成のバブル絶頂期で総費用20億円と国内最大規模だった。
このタイソン戦を手掛けた帝拳ジム本田会長が「時代も違うけれど、タイソン戦の時よりもかかっている」と説明。20億円以上の最大規模イベントとなる。

◆ファイトマネー 推定でゴロフキンが15億円、村田が5億円のファイトマネーといわれる。なお、ゴロフキンは19年に6試合契約でDAZNと約1億ドル(約120億円)の巨額契約を結んでいる。

◆VIP待遇 大物のゴロフキンは新型コロナウイルス感染予防対策もあり、都内一等地の5つ星ホテルに宿泊。スイートルームのある1フロアを貸し切り、10日間の滞在費は4500万円。

◆チケット リングサイドA席は22万円。90年に東京ドームで開催されたタイソン-ダグラス戦の15万円を上回る金額に。なお、昨年12月の井上尚弥の約2年ぶり国内防衛戦の応援席チケット、SRS席も15万円だった。コロナ禍の感染予防もあり、75%の観客収容ながら、本田会長は「チケット販売で収支はクリアした」。

✅試合後の交流

9ラウンドでゴロフキンのTKO勝利だったが、試合後に村田選手への敬意としてトレードマークの青色のガウンをかけ、ロッカールームでも二人で写真を取りSNSに載せておりとても紳士的な対応に賞賛の声が多かったです。

とても熱い試合後インタビューに答えている村田選手の後ろで思わず涙を浮かべたリングガールも話題となっています。

見逃し配信があるうちに皆さんも見てみてください。

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