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【あと20日で予定日】巨人の星的、交流分析解説(雑


飛雄馬は青雲高校!


交流分析をご存知だろうか?
TA(Transactional Analysis…たぶん笑)と呼んだりもする、
エリックバーンによって考えられた心理学的手法である。
エリックバードン(The Animals)ではないから注意だ。って知らんか。

実は私、交流分析学会に入ってますねん。

交流分析はエゴグラムっていうのがあって、どんな人にもP:Parent 、A:Adult、C:Childの3要素があると考えます。
更にいうと

・CP:厳格な父親のようなP。〜しなきゃダメだ!とかゆう星一徹成分
チャブ台返しはCPとFCが生んだ傑作。

魔送球のフォームでビンタ!


・NP:人を助けたり、手を差し伸べる優しさのP。星明子(飛雄馬のお姉さん)的な成分。

この漫画の女性は聖母感があり、故に成り立つ


・A:冷静に客観的に自分を見れる要素A。
自らPやCを調整することができる最強のカードだ。
一方、冷静すぎて熱くなりきれない欠点もある。
左門豊作と花形満はA成分強めではないかと思う。アツすぎるヤツらに見えるが普段はかなり冷静でR。
彼らの人生に於いて、飛雄馬を自らのFC成分を高める材料として利用している。

たしかこの時小学生。
自分が不良だと客観的に見れている。


兄弟達を優先的に考えるためにAが発達したと見れる


・FC:自由な子供、フリーチャイルド。好き勝手、わがまま。理性的ではない健全なC。
目先の情報を信じ問題を起こす…ある意味素直なやつ…伴宙太な成分。

FC、自由なChuuta(宙太)

・AC:公共広告機構、または親に認められたいC。
褒められたい…認められたい…巨人の星を掴みたい…
そう、星飛雄馬の成分がコレダ。

めちゃCPを意識するAC。
優秀になりやすいが、”心に影を持ちがち”
とゆう教科書に忠実な飛雄馬。

この5つの成分表があって、質問票に答えるとその時々のエゴグラムが出てくるシステム。
ちなみにエゴグラムは時々刻々と変化はするが全体の総点数は変わらない。
(その人の総エネルギーがある)

今のぼくァはこんな感じかな?

これらのエゴグラム成分が人と人の交流の中(ゲームとゆう)や、人生のなか(人生脚本)で潜在的に作用しているわけだ。

さて、なぜこの話になったか。
いろんな育児本を読むたびに”自己肯定感”に触れるものが多いのだ。
一般的にパーソナリティは3歳から…つまりエゴグラムは3歳から始まる。

3つ子の魂100まで

ってなわけである。
手法としてめ、交流分析は心理学というにはとても理系的で使いやすい
…今から使える術なのだ。
しかし、あまり育児などの人格形成につかわれていない気がする。
たとえば

“誰にでも優しくできる子に育ってほしい”

と親が願ったとする。
すると、「悪いことをしたら謝りなさい。」
「人に優しくしないと痛い目に遭うわよ。」
などという教育が頭に浮かぶ。

しかし、交流分析では”NPとAを高める”と考える。
その子の総点数は不変なので

CPを下げる:ルールを決めすぎない。
ACを下げる:子供に期待を押し付けない。
※FCはおおらかな心と取り、アプローチせず。

すると、結果的にNP,Aが上がるよ〜ということなのだ。
これを育児に活用してはどーだろうか?

もちろん、交流分析というだけあって交流ありき。つまり、自分とパートナー(客観的に)でエゴグラムを作り、自分自身を理解+Aを育てなきゃいけない。

1950年代後半に生まれた交流分析。
巨人の星は1965くらいからだったと思うので、誰かが教えてあげたら彼らは幸せになったかもしれない…

大リーグボール!!

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