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とはいえ人って後付けしがち

「社会ってけっこう理不尽やで」
今日の昼礼でメンバーの前でそんな話をした。

この動画の中で「成功者は後付けする」という話が出てきた。
いやいや、成功者じゃなくても人って後付けしてモノを言うよねって話。


うちの職場で生産している製品に異常が発見された。
よくよく調べてみると設備に異常が出ていたとのこと。

これに気づかなかったのかというと気づかなかったし気づく術がなかった。

じゃあここは確認できているのか?
記録は残しているのか?
何か起きた時に全部報告できているか?

そんな問いに完璧なYESを持って答えられるやつはいないって(笑)

結局原因が分からないから後付けでそれらしい理論を組み立てて追及されてしまう。
追及する側に立てば後付けでいくらでも追及できる。

どこにでもある話だろうけど人ってそうだよな、と思う。


「ちょっと面倒やけどあったことを全部記録に残すようにしよう」
とか建前上言ったけどそれは難しいだろうと思っている。

以前に書いたことがあるけど、今の職場を僕の会社で運営するようになったのが今年の4月。そんな簡単に全容を把握するのは容易ではない。
もう少し経験値が必要だ。

「しばらくは言いたいように言われるのを我慢する必要があるよ」
という話を主力メンバーにはしておいた。


完成したものに対して後付けでロジックを組み立てて理論づけして構成するというのは物事を伝えていくうえである意味必要なことだと思う。

でも不明瞭なものを不明瞭なまま後付け理論で投げつけられると
「あ、これスルーでいいや」
と思ってしまう。


競馬でいつも予想を外してるオッサンがたまたま大穴を当てた時に
「毛並みが良かった」とか
「前走が良かった」とか
「騎手がかわった」とか
もっともらしい理論を振りかざして自慢するのと一緒。

誰もそんなの聞いてねぇよって話。


いやぁ、今日は黒チヒロです(笑)

でも反面教師でぶっちゃけ自分もやりがちだと思う。

だからこそ想像して想像してもう一歩踏み込んで想像する。
そんな毎日だけどこうやって整理していくと意外に面白い。

とはいえこういうnoteも後付けと言えば後付けなんだけど(笑)



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