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余裕がなかった今週を振り返って

余裕がなくなった時に色んなものが浮き彫りにされて、その結果として何かが変化する。好転する場合もそうでない場合もあるが普段見えていないものが浮き彫りになるがゆえに必要な変化が訪れる。

今週、大きなトラブルに見舞われて文字通り総力戦のような状態で現場が動いていた。

正確には今週の西野さんの投稿でゲリラ戦と総力戦の違いが書かれていた内容に照らし合わせるとゲリラ戦の実力がないのにゲリラ戦をやろうとしている状態だった。


そんな中、上司が現場を見に来ていて「この職場の問題点がよくわかった」と言っていた。「まぁ今の状態を見ればわかるだろうな」とツッコみたくなったのは言うまでもない。

余裕がなくなるとヒトも丸腰の状態で戦うからいろんなことがめちゃくちゃ見える。

・余裕がなくなってオロオロしてしまう人
・周りに当たり散らして害になる人
・必死に動くけど余裕がないからついつい抜けてしまう人

レーサーのような運転技術もないのにアクセルベタ踏み状態でカーブに突っ込んでいくような姿が見られることもある。

もちろんそこまでの精神状態になることなく平常心で戦いに臨む人もいる。

余裕があるのはほとんどの場合、きっちりわかっているか何も考えていないかのどちらかで今回の僕たちの場合は経験値が浅すぎて前者の状態にはなれなかった。

僕を含めて全員余裕がなかったと思う。


僕たちがトラブル対応に必死になっている最中、ある従業員が憂鬱さを理由に職場異動となった。

事務をある程度まかせてた人なのだけれど聞けばあまり事務をやりたくないらしい。

冷酷な言い方かもしれないけどちょうどよかったと思った。
職場として色んな膿が出てきている中で、何か遺恨を残しておくよりは膿は出し切ったほうがいい。惜しいとかこれから大変というより、これでいいという思いが不思議と強かった。


年末年始に向けて戦いは次の局面を迎える。
そしてこれは確実に前進だと思っている。
確かな前進となるように足元を固めていきたいと思う。

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