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伝わらないことってある

二次創作という言葉が話題に上がっていた。

第三者の二次創作の場合、法律上基本的には違法行為にあたる。ただほとんどの場合はグレーゾーンでとどまるようだ。
もちろん、作家からクレームが入ってしまえばそこで停止ということになるのだが、実際にはそこまでに至らない。

アニメひとつとってみても二次創作するってことはそのキャラクターに対してその人なりのリスペクトがあるってことだと思う。
でなきゃ可愛く描くとかかっこよく描くとかできるはずもない。

子供がお絵描きするってのもそれ。
キャラクターに愛着があるからこその行動だと思う。

愛着とかリスペクトが根底にあるから悪意を感じることがないし、作家もそれを黙認するのだと思う。
ただ、中にはそういうことが理解できない人達が一定数存在するのも事実。

二次創作に限った事ではないけれど物事がうまく伝わらなくて曲解されてしまうという事象は少なからずある。

昨日の西野さんのライブ配信の中で、千鳥の大悟さんに「捕まっていないだけの詐欺師」とイジられた話をされていたが、この話ってネタとして面白くするためにイジってるだけなのに、言葉がひとり歩きして炎上案件になってしまっている。

ホントに詐欺師なら訴えるって話で。

モノマネ芸人がモノマネしているのを不快だ!と言ってNGにしてしまうようなもので、そういうのを聞くと残念な気持ちになる。

時には「ちびくろサンボ」「ジャングル大帝」といった僕らが小さい頃にはよく目にしていたある意味文化とも呼べるような創作物でさえ表舞台から消し去ってしまう。
これがアンチと呼ばれる人の生み出した結果である。

おそらく冗談すら通じない世界にしたいわけではないだろう。ただ自身が向かっている方向が自身の首をしめる方向だということに気づいていない。

というようなことを書きながら僕は果たしてそうなっていないのか考えさせられる。

そうならないようにするためには、ちゃんと知ること、知ろうとすることがまず第一歩だと思う。



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