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【作成】amazon独自カタログ「独自ブランドの取得」

相乗りを絶対的に防止する

amazonで独自ブランド商品を販売するため、自身のブランド(商標)を取得する方法です。

商標には強い権利があり、独自ブランドで作成したカタログは相乗りを強く防ぐ効果があります。

また、「ノーブランド品」ではなく、しっかりとブランドが明記されることによりカタログ自身の信頼度も向上します。

OEM、ODM品などの商品販売には必須の手順と言えます。

手順

ブランド(商標名)を決める

まずは、amazonに登録するブランド名を決めましょう。
ブランド名を構築するにあたり、以下の3つのなかから方向性を決める必要があります。

①販売をしたい商品単体名で登録する(例:有機ELテレビ)
②商品群のブランド名で登録する(例:BRAVIA)
③販売する会社名で登録する(例:SONY)

といった具合に、ブランド範囲を決める必要があります。

オススメとしては、③の社名をブランドとして登録する方法です。
汎用性が高く、さまざまな商品にブランド(商標)を適用することができます。

※ちなみに、今回の例で挙げている①の「有機ELテレビ」では一般的な名前過ぎて商標を取得することはできません。

代行業者に依頼して特許庁へ申請する

ブランド名を決めたら、申請代行業者に依頼して特許庁へ申請しましょう。

期間的には約2ヶ月~、費用的には約8万円~の費用が必要です。

時間と費用が掛かりますが、一度取得してしまえば、カタログの相乗りを確実に防ぐことが可能となるうえ、amazonがしっかりとブランド(名)を保護してくれるため安心です。

私が懇意にしている特許事務所はみなとみらい特許事務所です。

これまで商標権だけでなく、意匠権、著作権、侵害調査などさまざまな相談をしてきました。応対も丁寧でとても信頼のできる業者です。

amazonブランドレジストリーに登録する

代行業者に依頼をして、商標が取得(もしくは申請)できましたら、
amazonブランドレジストリーに登録をしましょう。

初めての場合はアカウントの初期登録が必要です。

ご利用中のセラーセントラルにログインした状態で、初期登録を行ってください。利用中のセラーを紐づけをして登録を行うことで、今後の商品登録などの作業がスムーズに行えるようになります。

amazonブランドレジストリーにログインできるようになりましたら、
新しいブランドを登録」ボタンを押して、ブランドを登録します。

「出願中または登録商標を持っています」の項目の「ブランドを登録する」ボタンを実行します。
※英語で表記されている場合はchromeの翻訳機能を利用してください。

amazonのガイドに則り、必要事項を記入してください。

※商標は「申請中」でも登録することが可能です。
 申請中の場合は商願番号を記載してください。

商標には「文字商標」と「図形商標(ロゴ)」とあります。
「図形商標」の場合は対象のロゴ画像をアップロードしてください。

また、ブランド名が印字されている商品画像をアップロードします。
これは、外箱に商標をシール等で貼り付けたものでも大丈夫です。

上記画像を参考に、必要事項を記入していきます。
任意の項目については空欄でもOKです。

記入が完了したら「次へ」を押して次に進みます。

他の小売業者に販売しているかどうか、販売国はどこか、他の事業者にライセンスを供給しているかについて回答しましたら「送信」ボタンを実行します。

トップ画面に戻り「審査中」となっていれば、完了です。
amazonからの承認を待ちましょう。

登録済みのブランド」となると、amazonカタログ作成時に登録したブランドが選択できるようになっています。

以上が、amazonブランド登録の手順となります。

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